TORGプレイレポート

『Keynumber is THE "6"

 
 

第四幕:Peace of No.6(承前)

 
4ラウンド目

 60億人の心変わりを目の当たりにし、金輪龍一が攻撃に転じる。

「やられる前にこうしてやる! マネー・ウォーだ!

 買い取られるかと思ったその時、メビウスが前に飛び出し攻撃を受けた。

アーウィン:ファラオが?!

稼頭姫:ファラオにかばわれた?!(笑)

「わしもナイルの悪だ。本物のストームナイトがいなくて寂しかった。この数年は気が抜けたようだったよ。本当の正義を示してやってくれ」(がくり)

カケル:「(遠い目をして)Dr.メビウス。敵にとって不足なしだった」

「ほう、ファラオに守られたか。次はお前だ、阿笠。お前を倒せば、民衆の心が離れていく」

阿笠:「私を殺したとしても、もう民衆は目覚め始めているぞ!」

「食らうがいい、マネー・ウォー!

阿笠:えーと、“敵方失敗”。

「買い取ったぞ! 阿笠邦宏・・・しまった、名前を間違った」(笑)

阿笠:「はっはっは。Dr.メビウスに呪われたな。肝心なところで失敗するとは」

 ストームナイトが反撃に移ろうとした時、辺りを不穏な空気が包む。
 堕ちたる騎士、トルウィンが〈不正〉の力を使い、
 4人を混乱に陥れたのだ。

「忘れましたかアーウィン、〈不正〉の恐ろしさを!」

 だが、そのトルウィンの行動に対し、カケルは違和感を覚える。
 そして気づく。彼女は、持てる力を全て一気につぎ込まなくては
 金輪に勝てないということを知らせるため、敢えて邪魔をしたのだと
 (“アイデア”使用)。
 

5ラウンド目

 敵方先攻、しかも高揚(振り足し可能)というラウンド。
 金輪龍一は、敢えて行動を遅らせ、稼頭姫に向けて不敵に微笑む。

「私は次のお前の攻撃をそのまま受けよう。そして私が耐えきれば、私のカウンターが命中してお前はマネー・ウォーに敗れる。さぁ、来い! 次の一撃が届かなければお前の死だ、伴稼頭姫! お前を買い取って、ストームナイトなど、希望など取るに足らない物だということを教えてやろう!」

稼頭姫:「貴方みたいな、ストームナイトという言葉を軽々しく使う男に、言われたくないわね」

「商標登録料を払った。軽々しくはない!」(笑)

アーウィン:「信じろ! ストームナイトはそんなことで負けはしない!」(“奮起”使用)

稼頭姫:「・・・ありがと」【シフト・ポシビリティ】お願いします。

カケル:よっしゃ、行くぜ! せぇのっ!

一同マネー・ウォー!(一斉にダイスを振る)

稼頭姫:出目32をもらいます。“ヒーロー”2枚。(コロコロ)・・・60まで行きました。ボーナスが+15。

カケル:おぉ!

稼頭姫:見せ場宣言。“ひらめき”3枚と“アクション”があるので、さらに12足されて、+27、〈ビジネス〉が29だから56。

カケル:見せ場宣言! “リーダーシップ”で2枚あげるよ。

アーウィン:私も見せ場宣言! “アクション”と“ひらめき”があるよ。

稼頭姫:ありがとう! では交換をさせてください。

カケル:さらに“援助”2枚足してあげよう。「金輪、貴様は貴様の得意な経済戦においても、我々ヒーローに負けるのだよ!」

稼頭姫:56+6、62で、さらに“援助”2枚もらうと68。

アーウィン:“援助”を“計画”で回収してさらに+3。

稼頭姫:71プラス人数ボーナス43、達成値114です!

「114だと?! 60垓円だと?! くそぅ、前言撤回だ、防御だ!」

 必死で防御を試みる金輪龍一。だが高揚の振り足しと
 ポシビリティを使っても、経済的痛手を完全に消すには至らない。

カケル:ではどうぞ、宣言を!(マイクを向ける)

稼頭姫:「全世界60億人の皆さん。私、二十世紀財閥の総帥、伴稼頭姫は、ここに宣言いたします。金輪龍一は、破産いたしました」

「くぅっ・・・だが、覚えていろ! 人が金に盲目的に魅了される限り、第二第三の金輪が現れて、お前を苦しめるということを!」

 稼頭姫に買い取られた金輪龍一は、白目をむいて倒れる。
 すると、ダークネスデバイス大黒の画面は何も映さなくなる。

 次の瞬間、60億人が一斉に歓声を上げる。「うわぁー!」
 

(→ Epilogue
 


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