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ベベ美と過ごす日々

―しゃあみの子育て&ゲーム日記 2006.04―

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2006.04.30(Sun) *天気よかったのに勿体ない(涙)。

 引き続き、ほぼ1日を布団の上で過ごす。午前中は爆睡。お昼にパン屋さんへ出掛けて、焼きたてパンを色々買い占めてベンチでいただく。ちょっとだけ買い物をして帰宅。夫がベベ美を連れて再度外出してくれたので、その間は精神的に楽に過ごせた。横になりながらでも絵本は読んであげられると思い、図書館で借りた絵本を繰り返して読む。『はじまりはじまり、してー!』とせがむベベ美。どうやら、保育所で先生が読んでくれるのと同じようにしてほしいらしい。こういうところは可愛くて癒されますなぁ。
 

2006.04.29(Sat) *どーしてこんなに?

 カイロプラクティックで腰を重点的に調整してもらったら、痛くて動けなくなった。調整の直後はスッキリしていたので、関節の組織を壊したせいで炎症が出たのかもしれない。実際、触ると熱を持っている。湿布を張って腫れがひくのを待つことにする。正座やあぐらで床に座っているだけでもしんどいため、午後からは殆どずっと寝ていた。せっかくの休日なのにー。
 

2006.04.28(Fri) *親の心子知らず。

 昨日は、MRI検査以外にもうひとつ重要イベントがあった。ベベ美の通う保育所が、来年4月からいきなり民営化される可能性があるとのことで、市が主催する説明会に参加してきた。19時開始にも関わらず、会場は超満員。子連れのお母さんも何人もいた(託児施設で預かってくれるって知ってたら、夫と一緒に出席したのに)。
 感想を一言で表すなら・・・市は、保育を必要としている親のことをナメてたね。
 「まず始めに民営化ありき」で議論を進めたこと、コスト削減効果等々のメリットは嘘っぱちであること(保育士の平均年齢が公立より低い、すなわち賃金が安いから、などという幼稚な理屈)、ろくな論拠を用意してなかったこと(普通、人を説得しようとするなら、数字つきの資料を示すのが筋)。それらが親からの質問の中で、次々と浮き彫りにされた。本当に納得できるだけのメリットがあるなら、民営化に反対する理由はない、と思ってはいたが、この資料と説明内容で賛成できるワケがない。怒りを胸に、次回の説明会にも必ず出席しようと心に決めた。なしくずしで強引に民営化されちゃうのは、絶対に、絶対にイヤだ!!
 余談だが、会の最後は予定時間を30分近くもオーバーし、司会が強引に打ち切った(笑)。

 こんな風に、体力の限界近くまで頑張って出掛けていたため、今日まで尾を引いた。しかもベベ美はお迎えの時、靴を履くのを嫌がって大泣きし、歩こうとせずに立ち止まってしまった。仕方がないので、右肩に布団袋とショルダーバッグ、左腕に保育所からの荷物を下げ、ベベ美を抱っこして駐車場まで歩いた。家に着いてからもえらく機嫌が悪くて、泣きたくなった。くそー、どうしていい子にしてくれないんだよー。
 

2006.04.27(Thu) *「脳はすごく綺麗です」

 と言われてちょっぴり引いた(笑)。
 目眩の原因を究明するべく、仕事を早退して病院へ行き、MRI(磁気共鳴画像法)装置で頭の画像を撮ってもらった。ところが、ここ数日変な様子は全くなかったのに、病院に着いた直後から気持ち悪さがぶり返し、立っていられなくなった。ただ単に、検査を控えて緊張しているだけ? 薬が切れたせい? それとも、本当に身体に悪いところがあるのか?
 不安を覚えつつ検査開始。動くと最初からやり直しになる、なんて説明文に書いてあったので、カチンコチンに硬直して横たわっていた。深呼吸をするとブザーが鳴ったり、マシンガンの発射音のような細かい音が聞こえた。もしかして最初の位置から動いたら音が出るの? そんな疑念に囚われて、息さえ殺していた。
 BGMを聴きつつ、朝早起きした疲れも手伝って、眠くなってきたと思ったら、装置の中から現実に引きずり出された。所要時間約20分。クラクラする頭を抱えて何とか立ち上がり、続けて耳鼻科の問診を受けに行く。
 そして、お医者様から上のように言われた。いわく、重要な病気に繋がるような腫瘍もないし、多分、目眩がするのは、神経が疲れているからでしょう、と。神経ですか・・・(溜息)。今辛いのを何とかしてくれと訴えて、抜本的な解決ではないけど、薬で症状を抑えていこう、ということになった。即薬を飲み、1時間くらい経って、ようやく落ち着いた。
 はぁ・・・目眩とは、当分付き合っていかなくちゃならないのかなぁ。
 

2006.04.26(Wed) *長いようで短い5年間。

 仕事の後で、ささやかなお祝いをした。場所は個室のレストラン・・・ではなくて飲み屋(笑)。ベベ美が料理を待ちきれなくなったので、お菓子をあげてつないだ。今日は特別だからね。禁を破って久しぶりにお酒をいただく。焼酎をロックで2種類。芋焼酎と球磨焼酎。帰りは潔く代行。ベベ美は途中で飽きてしまい、個室の扉を開けたり閉めたりして落ち着かなかった。ゆっくり食べたり飲んだりできなかったのが、少しだけ残念。
 夫が鮮やかなレザーの名刺入れをくれた。こういう小さな贈り物ってとても嬉しい。お礼にユニクロの通販サイトで、荒木飛呂彦先生がイラストを描いたTシャツを注文。Sサイズが売ってれば、私もペアで着たかったんだけど。
 いつもありがとう。これからもよろしくね。
 

2006.04.25(Tue) *結婚記念日イブ。

 明日で挙式から5周年を迎える。
 5年の間には、色々な危機があった(笑えない)。それでも、私はこの人と一緒にいたい、と思う。それは、夫がベベ美の父親だからだけではない。何よりも、私が愛し続けてきた人だから。苦しくったって悲しくったって、一緒にいたい。
 結婚5周年は、木婚(The wooden wedding)と呼ぶらしい。もしお家を持っているなら、植樹するというのはとても素敵な思い出になりそうだが、残念ながら我々は宿舎暮らしなので、他の記念品を考えなくてはいけない。うーん・・・2001年産のワイン?(木と関係ないやん)
 

2006.04.24(Mon) *春の天気は変わりやすい?

 ベベ美の熱も下がり、ベベ美からもらったと思われる夫の風邪も快方に向かい、私の目眩も収まってきた。ようやく家族3人揃って通所/通勤だ。3日半も職場を休んでしまうと、回覧の溜まり方が半端じゃなかった(笑)。今日最初の仕事は、回覧を読んで次の方へ回すことだった。
 外がとても暖かかったので、お昼ご飯を食べてから、一回り散歩した。ほんの10分ほどだが、いい気分転換になった。
 とか言ってたら、夕方には空が真っ暗になり雨が降り始めた! うわー、傘持ってないのに。幸いベベ美をお迎えに行く時間帯には小降りになってくれた。
 

2006.04.23(Sun) *久々のデェト。

 朝7時にベベ美の声で起こされる。と、夫の顔色が優れない。体温を測るとバッチリ38度。私も本調子じゃないのに、どうすりゃいいんだ、と途方にくれていたら、お義母さんから電話が掛かってくる。「あなた体調悪いんでしょ? 用意するの大変だと思ったから、ご飯これから持って行くわね」・・・ありがとうございますッ! 炊き込み御飯や緑黄色野菜のおかず、スープをお腹一杯戴く。さらにベベ美を夕方まで預かっていただけることに! ホントにありがとうございますッ!! これ幸いと昼まで夫婦で惰眠をむさぼる。
 ベベ美が一緒だとなかなかラーメン屋で食事はできないので、夫に頼んでつけ麺の美味しいお店へ連れて行ってもらう。基本の醤油つけ麺をオーダー。店内は満席で、相席してようやく座れた。注文したものが来るまですごーーく待たされたが、腰のある太麺はとても美味しく、器に大盛りだったのにあっという間に食べてしまった。これで待ち時間がもう少し短ければ嬉しいんだけどなー。今度は味噌つけ麺を食べてみたい。
 紅茶を淹れてゆっくりケーキを食べたりしてから、ベベ美を迎えに行く。お義母さんは、「食べる時こぼさなくなった」「トイレに3回誘ったら、ちゃんとできた」と、成長をとても喜んでくださった。よかったらまた、面倒みてやってください(笑)。
 

2006.04.22(Sat) *偉大なりカイロプラクティック。

 夫に病院まで送ってもらい、耳鼻科で検査を受けてきた。
 問診に続いて聴力検査。別室へ通され、ヘッドホンを着ける。高い音、低い音、キンキンする音、重くもわっとした音。大きさを変えて何度か繰り返された。それにしても、装置を動かしてる音が聞こえないようには、できないものなんだろうか? 目の前で現に動かしてるのが判っちゃったら、あまり意味がないよーな気もするのだけど。
 閑話休題。聴力検査の結果は、一応正常の範囲内(基準値である20は、どの音域でも上回っている)とのこと。ただし、右耳の方が若干聞こえが悪いので、目眩との関連性から、メニエール病の疑いも否定できないそうだ。来週の木曜にMRI検査の予約を取り、3時間掛けて点滴を受けて帰宅。結局、またもや抜本的な原因究明と解決は先送りか・・・。
 と、思っていたら、思わぬところで福音がもたらされた。先月頃から腰を痛めてカイロプラクティックに通っているのだが、そこで一連の症状を話したところ、頸椎の一番上の骨と神経がズレていると、目眩が起こる(しかも、そういう例は結構多い)と先生が言うではないか! ポキ、ポキポキゴキッ! と小気味良い音を立てて関節を壊してもらうと、何となく症状が落ち着いた気がする。勿論油断禁物なので、今夜は早めに休もう。
 

2006.04.21(Fri) *PC禁止令。

 水曜日、木曜日の2日間は、マトモな生活が送れなかった。
 水曜の朝一番に夫に病院へ連れていってもらったが、到着直後に気持ち悪くて横になり、そのまま即点滴。以前もらった目眩止めの薬を1週間分もらう。お腹が空いて気持ち悪くなり、きちんと昼ご飯を食べたまではよかったけれど、吐き気に襲われダウン(泣)。
 木曜も容態は変わらず。眼鏡を少しでも掛けると頭がクラクラするため、ほぼ1日中裸眼で過ごした。吐き気と胸のむかむかと腰の痛みで夜もろくに眠れなかった(昼に寝たけど)。「自分から症状を悪くすることはない」と、夫にiBookの使用を禁止されてしまったので、寝ていることとCDを聴くことくらいしかできなかった。
 さらに、木曜の夜中にベベ美が熱を出したので、今日は保育所をお休みさせて病院へ連れていった。ごく普通の風邪のようで、食欲もあり機嫌も良いので、それほど心配はしていないが、病院までの車の運転が非常にしんどかった。
 自分の体調については、明日、耳鼻科で精密検査を受ける予定。
 

2006.04.18(Tue) *もうボロボロ(泣)。

 朝、出勤するため車を運転し始めた途端、気持ち悪くなった。世界が回っているという感覚はなく、ひたすら「気持ち悪い」。たとえるなら、ハンバーグのタネをこねるように、脳を混ぜられている感じ(失礼)。
 午前中は何とか耐えたのだが、PC画面に向かっているだけでもきついのでは、仕事にならない。やむなく早退し、眼鏡が歪んでいる可能性を考えて、眼鏡屋さんへ向かう。調整してもらったけれど症状は変わらず。店員さんからも「青い顔してますよ。少しお座りになって休んでから、車に乗られた方がいいと思います」と言われるほど。
 根性で帰宅したところで気力が尽き、保育所のお迎え時間ギリギリまで寝ていた。目眩に加えて胸のむかつきと吐き気まで起こり、夕飯を食べられなかった。21時過ぎになってようやく食欲が出て、軽く食事をする。食べ終わって、少し落ち着いたかなと思ったのでiBookを開いたが・・・うわぁ、また目が回るー! ダメだ、今度こそ本当に寝よう。
 

2006.04.17(Mon) *不思議だなー。

 夕飯の準備をしていたら、居間に置いてある携帯が鳴った。ベベ美が『パパ、でんわだー』と言った。見に行ってみると本当に夫からの電話だったので、驚いた。末はジャスミン?(デカイエロー、エスパーである・笑)
 今夜のおかずはポークソテー+とろけるチーズトッピング、付け合わせの温野菜、さつま芋のお味噌汁。豚肉はトマト缶があれば煮込んでもよかったんだけど、ちょっとアプローチを変えてみた。ケチャップを添えると味に変化が出て○。夫にも好評で嬉しい限り。ただ、料理だけでへとへとになってしまった。
 

2006.04.16(Sun) *もうメロメロ。

 午前中は体力切れで眠り、夫のリクエストで回転寿司屋にてお昼。TS○TAYAで旧作レンタルが100円だったため、デカレンジャーのビデオを借りて帰り、「ハイヌーン・ドッグファイト」を鑑賞。・・・ボス・・・!(恋する乙女の瞳)地獄の番犬デカマスター! 悪がいるなら俺が斬る! 決め台詞がカッコ良すぎ。最後はしっかりスワンさんをおひめさまだっこだし。それなのにあの2人、恋人同士ではないんだってね。信じられん。
 

2006.04.15(Sat) *持つべきものは友。

 昨日の私の荒れっぷりを心配して、東京から相馬っちと天地人氏が遊びに来てくれた。夫の息抜きも兼ね、一日ベベ美を連れて外出する。ウィンドウショッピング。ベベ美がナンを2分の1枚平らげたカレー屋さんでお昼。満腹でお散歩。メイド喫茶でティータイム(この辺が私たちの業の深さを示している・笑)。CDショップの店先で偶然ヴァロフェスさんに遭遇。ファミレスでベベ美をなだめつつ夕飯を食べて帰宅。
 ・・・喧嘩もいっぱいしているけど、この家にいようと思うことができた。心に余裕が生まれるきっかけを作ってくれた、夫、ベベ美、友人、みんなに感謝。
 

2006.04.14(Fri) *愚痴です。読み飛ばしてください。

 私の家には私のことを愛してくれる存在なんていないんだ。
 ただ単に、娘を育てていく時に片親じゃ可哀想だから、
 我慢して一緒にいるだけ。
 その証拠に、私がイヤだと何度も訴えていることを止めてくれない。
 もうそんな日々にほとほと疲れた。どっかいきたい。
 

2006.04.13(Thu) *しーんーどーいー。

 朝、目覚まし時計が鳴った時、喉の痛みに加えて全身が重く、起き上がるのに非常な労力を費やす。体温を測ると37.4℃。バッチリ微熱。でもこの位で休んでいては、休暇が何日あっても足りないので、風邪薬を飲んで出勤する。ベベ美も朝イチの体温が36.2℃だったので、それを信じて、今週初めて保育所へ。いい加減、自宅で過ごすのにも飽きてきた頃だと思うからね。
 幸い、熱が上がったという電話連絡はなく、無事に一日が終了。このまま完治してくれるといいな。
 

2006.04.12(Wed) *お食事中の方は読まないでね。

 今度は母親の私が喉をやられてしまった(涙)。微熱があって何となくだるい。
 一方、ベベ美の体温も相変わらず高めの36.9℃。雨が降る中、無理矢理保育所へ連れていったら、ぶり返しそうなので、引き続きお家でおとなしく休むことにした。何度かおまるへ誘ったら、ほぼ100%の成功率でしーしーできたのを見て、嬉しくなる。・・・まだ大きい方は教えてくれないけどね。
 話は変わるが、長らく使ってきた無料掲示板が、サーバー落ちしているらしく、もう何日も繋がらない。いただいた感想を読むことが自分の活力源なのに、とても辛い。
 

2006.04.11(Tue) *そして私はGPOをプレイ。

 座薬の効果は絶大で、ベベ美の体温は36.5℃まで下がった。ただし咳がひどく、このまま保育所へ行ったら周りのお友達にうつしてしまうため、もう1日お休みすることにした。今は丁度仕事の修羅場が過ぎた後で落ち着いているので、私が休暇を取る。
 ベベ美は風邪ひきとは思えないほど元気一杯。録画したピタゴラスイッチを観て、おやつにおせんべいやヨーグルトを食べたがり、たっぷり昼寝して目覚めたらおにぎりをペロリ。それでもやっぱり本調子ではないようで、夜はいつもより1時間も早く『ねんねのじかんだよー』と言ってお布団へ行った。明日は保育所に行けるかなぁ?
 

2006.04.10(Mon) *今日で2歳1ヶ月なのだけど。

 残念ながらベベ美の熱は下がらなかった。起きてすぐ身体を触ると熱く、体温は既に38.6℃。夫が休暇を取って一緒にいてくれた。それなりに元気はあるものの、お昼寝から目を覚ましたら咳がひどくなったらしい。薬をしっかり飲み、食べたいものをあげて、夜は早くにねんね。1時間くらいすると目を覚まして『ひーん!』と泣き出した。39℃近くまで体温が上がったため、座薬を入れて寝付くまで隣にいた。辛いだろうけど、ゆっくり休んで元気になってね。
 

2006.04.09(Sun) *綺麗な花に癒されました。

 朝から何となくベベ美の身体が温かい気がした。体温を測ると37.5℃。しかしあまりに天気が良かったため、つい公園へお出掛け。ベベ美はチューリップの花を見て、赤でもピンクでも何色でも『きいろ!』と呼び、その都度夫と私にツッコミを食らっていた。池の近くでアヒルを追いかけ、散歩中の犬を触り、大はしゃぎで芝生の上を走り回り、帰りの車の中では熟睡。それだけですめばよかったが、夜になると、鼻水と咳が出てなかなか寝付けない様子だった。明日までに回復するかなぁ?
 

2006.04.08(Sat) *パピヨン・・・。

 武装錬金ネタじゃないよ。
 夫が図書館で「はらぺこあおむし」という絵本を借りてきた。どうやら、保育所で読んでもらったことがあるようだ。台所で夕飯の支度をしていたら、ベベ美は『はりゃぺこ、あおむしだー!』と何度もタイトルを繰り返し、『パパ、よんでー!』とせがんた。
 実は私、この絵本のタイトルはよく聞くけれど、ストーリーは知らなかった。夫が読むのを聞いていると、やせっぽちだったあおむしが、毎日たくさん果物その他を食べて、たくましいさなぎとなり、最後には立派なちょうちょになる、というストーリーだった。
 ところが、最後のページが丸々1枚破られてしまっていた。そのせいで、綺麗なちょうちょの羽根が、左側片方だけになってしまった。ベベ美は悲しそうな顔で、『ちょうちょさん、ないねー・・・』と言った。
 尻切れとんぼ(蝶だけど)で残念だったが、ベベ美が繰り返し読んでもらっている絵本のことをちゃんと覚えていることが判って、ちょっぴり嬉しい気持ちにもなった。
 

2006.04.07(Fri) *最初の一週間が終わりました。

 昨日から、始業時間が30分遅くなった。おかげで朝ベベ美を保育所へ送っていっても余裕を持って出勤できる。2歳児クラスは、ロッカーの場所や大きさが今までと違う。荷物をしまって早朝保育の部屋へ移動すると、ベベ美は担任の保育士さんのところへ一目散に駆けていった。
 年度末の慌ただしさもようやく一段落。ほぼ定時であがってベベ美を迎えに行く。さて夕飯は何にしようと考えていたら、夫から電話。お弁当を買って帰ってくれると言うので、お言葉に甘えて楽させてもらう。
 

2006.04.06(Thu) *働いてるって実感。

 係長と一緒に、打ち合わせへ出席。去年までの実例を聞き、資料を当たる。今までの仕事内容を話し合いの中で生かすこともでき、有意義な場になった。大変っぽいけど、頑張ろうっと。
 帰宅して夫に今日あったことを聞く。ベベ美は夫が郵便ポストを覗いている間に、エレベーターのボタンをひとりで押し、夫が気付いた時にはドアに腕を挟まれていたらしい(汗)。すぐにもう一度ボタンを押し、ドアを開いたので何事もなかったが、すごく驚いたそうだ。まったくだ。何事もなくてホントによかった。
 

2006.04.05(Wed) *大団円。

 さぁまるさんのmixi日記で、武装錬金の最終巻、10巻が発売されていることを知り、仕事帰りに本屋さんへ寄って買ってきた。ベベ美に『ママ、ねんねしようよー!』と呼ばれたが、少し待っていてもらい、「アフター」1話だけ急いで読んだ。(以下蝶ネタバレあり)

 えっと、斗貴子さん? 傷に触れられてヨロコぶのは、変態だと思います。
 そしてカズキ。あんた蝶サイコー。この直球ど真ん中ストレートっぷりといったら!
 蝶と言えば、忘れてはならないのがパピヨン。テン蝶にはかなり笑った。しかしロッテリ屋のバイト少女に、一体何が起きたのだろう(笑)。順応しちゃってるし。
 剛太。キミは本当にいい男だ。
 毒島さんの素顔、和月先生は相当頑張って描いたんだろうな。多くの方々の期待に違わぬ美少女だったと思う。
 はぁ・・・とてもとても、斜め読みでは味わい尽くせない。もう一度、9巻くらいから通してじっくり読もうっと。
 

2006.04.04(Tue) *乙女の柔肌に・・・。

 帰宅直後、ベベ美の顔を見て、ショックを受けた。
 ほっぺに、猫に引っ掻かれたような三本線が入っている!!
 保育所の先生曰く、お友達をスプーンで何度も叩いてしまい、逆襲されたらしい。相手のお友達も女の子。そりゃ逆襲されても不思議はない。二人とも痛かっただろうな・・・。お友達にはホントに申し訳ないことをしてしまった。
 

2006.04.03(Mon) *日の光が目に染みる。

 昨日は、コンベンションの後でZONOさんと再会を誓う宴を開き、帰宅したのは日付の変わる頃。あまりに素晴らしく濃密で楽しい時を過ごしたので、興奮して寝付けなかった。
 ベベ美のお弁当を作るために、眠い頭に喝を入れて6時前に起き出し、フラフラと出勤(←あぶない)。朝の日差しが眩しく感じるなんて、まるで吸血鬼になった気分だ。車が強風にあおられ、ハンドルが流されそうだった(←あぶない)。
 異動初日の今日は、あいさつまわりと引き継ぎのため時間が瞬く間に過ぎた。午後からは早速ガリガリと仕事した。疲れたけれど、新人の頃を思い出して、頑張ろうという気になった。・・・だって昨日いっぱい遊んで、元気を補充したんだもん。
 

2006.04.02(Sun) *命の洗濯をさせてもらいました。

 Role&Roll Books発刊記念コンベンションへ参加するため、秋葉原へGO! 今日のイベントを最後に実家へ帰られるZONOさんと会場でばったり会い、だべりながら開始時間を待つ。ディ様(笑)のキャラシートを広げていたら、周りの方が興味を持って話し掛けてきた。うんうん。TORGは素晴らしいゲームだよー。現在絶版だけど。
 しばらくすると、イベント第一部:公開セッションが始まった。ローズトゥロードリプレイ『ソングシーカー』の6人のプレイヤーが集まり、番外編的なストーリーを目の前でプレイしてくれた。小林正親先生の豊かな情景描写と共に、ストーリーは静かに淡々と進んでいった。しかし要所要所の笑えるやりとりは、リプレイ本文そのままだった。この不思議な感覚は説明するのが難しい。落とし穴を挟んで鬼族(オーガ)と互いに手招きする姿に爆笑。いいところでクリティカルを出す女性陣に脱帽。
 予定よりも早くハッピーエンドを迎えられたということで、裏話フリートークと質問コーナーの時間が取られた。実は他にもゲストプレイヤーを予定していたとか、新版ローズのこととか、リンダ先輩がセッション帰りに街中でサラリーマンっぽい男性に言い寄られたとか(!)、すごくアットホームで、色々な話が聞けて楽しかった。続いてサイン会へ移行。小林先生、鈴木銀一郎先生のサインだけでなく、リプレイメンバーにも無理言ってサインを戴いてしまった。貴重な休憩時間を奪ってしまい、皆さん、申し訳ありませんでした・・・。

 お待ちかね、イベント第二部:コンベンションの幕が開く。私はモンスターメーカーRPGレジェンドの卓に参加。GMはゲームをデザインしたご本人である銀一郎先生! 一般客3人+リンダ先輩の合計4人がプレイヤーとなった。
 会場へ来る前から、自分がプレイするキャラは決めていた。褐色の女剣士、ラクーナちゃんだ。他の3人は、ディアーネ、タムローン、シャルメン。うわ、小説の公式設定に則れば、ディアーネ以外三角関係なんですけど?
 シナリオの詳細は、銀一郎先生が現在執筆中の小説に関係するというので、ここでは伏せさせていただく。綺麗にハッピーエンドで終わり、めでたく10レベルまでアップした。
 今回最も印象的だったのは、リンダ先輩演じるシャルメン。「私はキューピッドに徹しようと思って」という言葉通り、ラクーナとタムローンの仲が進展するように仕向けてくれた。

「仲良しですねー。もしかして、恋人同士なんですか?」
「ばっ、バカ言うなっ! アタシとタムローンが、こ、こ、恋人だなんて。オトナをあんまりからかうなよ、シャルメン!」

 もー、メチャメチャ可愛くていい娘(こ)! 私がタムローンだとしても惚れそうだった。
 ディアーネは、王族の風格に満ちていて、自然とリーダー的役割を果たしてくださっていた。随所で兄ラヴなロールプレイを挟み、笑いを取ることも忘れない。上手なプレイヤーさんだなと思った。
 タムローンとラクーナのやりとりは、銀一郎先生いわく、夫婦漫才だったそうだ。みんなからツンデレと言われたんだけど、そーなのか? 世の中では、ラクーナみたいなのをツンデレと呼ぶのか??

 ゲーム後の雑談中に、リンダ先輩がこんな感じのことを言っていた。「私お芝居やってるから、被ったら負けだ! って思ってキャラの性格とかを考えるんです」「他の人が喋ってる時は黙って聞くのが鉄則で、だから待っちゃうところがあるのかもしれません」この視点はとても面白いと思った。普通に仲間内でプレイすると、みんな同時に好き勝手喋るもんなー。
 12時から19時までの比較的長丁場のイベントだったが、最後まで楽しく過ごさせていただいた。マジでこのレジェンドというシステムにハマりそうである。誰かGMやってー。
 

2006.04.01(Sat) *残念ながらフィクションではありません。

 部屋があまりに散らかっていたため、ベベ美に会いにきてくださったお義母さんに、怒鳴られた。
「私の大事な息子と、大事な孫を、こんな所で生活させるなんて!」
 息子が可哀想、可哀想と何度も連呼された。
 おっしゃっていることは、まったくもって正しい。
 私は怠け者で、端から見ればとんでもない嫁だと思う。
 だから怒られるのは当然。夫が疲れ果てて喧嘩になるのも当然。
 だけど涙が止まらない。
 ゴメンね。許して。悪いとは思ってるんだけど、苦しいよぉ。息抜きしたいよぉ。
 


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