Eternal Smile > The Doll Festival 『ドール・フェスティバル』Last Updated:2005.05.29 当サイトでは、キリ番を踏んでくださったお礼として、3つのお題に基づいてシナリオを創り、進呈させていただくことにしました。見事王台の10,000ヒットをゲットされたコーディさんは、モンスターメーカーに関わりのある占いカード「ナルドのカード」を使って、お題を決めてくださいました。
各カードの意味は、コーディさんのサイト『リフレクション』にて紹介されています。詳細はそちらを見ていただくとして、「鎖=血縁、束縛」「チェス盤=運命を操る者」「操り人形=傀儡」というイメージでシナリオ化してみました。ものすごーく時間が掛かってしまって、ゴメンなさい! 参照:ガラクタ箱>Toy programの下から2番目「ナルドのカードデータ」 なお、本文中に出てくるキャラの名前をクリックすると、公式サイト内の画像へ飛びます(直リンクしています)。無断複製は絶対にしないでくださいね。 はじめに これは、TORGではなく 『モンスターメーカーリザレクションRPG』用のシナリオです。シナリオ中の行動によっては、終了時に「ドラゴンプライズ」を獲得します。このプライズは、キャラクターがドラゴンライダーへ転職するための条件です。 ストーリー【起】 落葉林の中をしばらく歩いたところに、落とし穴が掘ってあります(感覚判定に成功すれば発見できます)。全員敏捷判定を行い、失敗したキャラクターはその中へ落ちてしまいます。穴はかなり深く、底まで5mほどあります。助け上げようとしたその時、上空からばっさばっさと翼の羽ばたく音が聞こえます。ブレスと石化攻撃が脅威の、コカトリスです。コカトリスは交渉には一切応じず、穴の上のキャラクターに襲いかかってきます。
少女はこう名乗り、キャラクターを穴から引き上げるのを手伝ってから、旅の安全を祈って去っていきます。彼女と別れた後、知性判定に成功すれば、「あなたの記憶にある彼女とは、どこか違う」こと、すなわち、彼女のシンボルとも言える、神の力が秘められている斧「ホリィアックス」を持っていなかったことに気づきます。 【承】 小屋の前にある木には、ネットが落ちてくる罠が仕掛けてあります。不用意に近づくとネットに囚われ、木の枝からぶら下げられてしまいます。ぴーんと張ったロープが鳴子綱を引き、大きな音が鳴り響きます。程なくひとりの人物が小屋から飛び出してきます。手には物々しい装飾の施された剣、肩には羽飾り、そして頭には一本の角。
知名度チェックに成功すれば、それが誰だか判ります。ユニコーン族の生き残りであり、銀竜という名のドラゴンと心を通わせるドラゴンライダー、ハーゲンです。ハーゲンは、パーティが銀竜へ危害を加えに来たのではないかと疑い、警戒心むき出しの表情を見せます。しかし、「ドラゴンに会いたくて来た」などと訴えて真摯に説得すれば、それに応じてくれます。 【転】
ハーゲンは銀竜の痛みを自分の痛みとして感じており、やっとの思いでこう伝えます。 ドラゴンを助けようとする場合、デイアーネと戦闘になります。なお、ラウンドが進むにつれて、彼女の言動はだんだん奇妙になっていきます。
実はデイアーネは、魔女ミッドガルダがレオスリック王女ディアーネの姿形を真似て、戯れに創った、カラクリ人形です。自分がヘリオスの妹であると暗示を掛けられ、人里離れた山中で、決して成果の上がらない人捜しを続けていたのです。
声の主は、産卵室の隅に潜む1匹のヘビ。これはミッドガルダの使い魔です。ミッドガルダは、ヘビの目を通じて、デイアーネとパーティの一連のやり取りを傍観しています。苦痛に顔を歪ませつつ、階段を降りてきたハーゲンは、この声を聞いて硬直します。そして、デイアーネは、更なる狂乱状態に入ります。
【結】 銀竜の傷は、プリースト魔法「解毒」、ヒーラーのアクション「解毒」、若しくは一般アイテム「解毒剤」を使えば治せます。手当てをしていると、痛みが消えてようやく動けるようになったハーゲンが呟きます。
ハーゲンは、銀竜の生命を救ってくれたことに感謝し、もし望むならば、銀竜が卵を産んだ時、その卵と心の結びつきを持てるかどうか試してもいいと言います。この申し出を受ける場合、キャラクターは硫黄の山に残り、卵の孵化を見守って、ドラゴンライダーとしての生活を始めることになります。 Illustration Copyright (C) 1988-2011 Kugatsuhime(九月姫). 禁無断複製 |
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