カナワ・コーポレーション
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Eternal Smile > Days with BEBEMI 2006 February
 

ベベ美と過ごす日々

―しゃあみの子育て&ゲーム日記 2006.02―

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2006.02.28(Tue) *風邪、侵攻中。

 鼻づまりがひどい。一日中微熱が下がってくれない。風邪薬とオレンジジュースとレモネードでドーピングして、これ以上の戦線拡大(症状の悪化)を防ぎたいと思う。料理を作る気力がなかったので、保育所からの帰りにお気に入りの無国籍料理レストランへ寄り、お弁当を買って帰宅。煮込みハンバーグがジューシーで美味だった。トマトのフレッシュさが残っているのに酸っぱすぎないソース。さすが職人技だなぁ。
 

2006.02.27(Mon) *げ。

 毎度のことながら、ベベ美を寝かしつけつつ自分も寝落ちしてしまい、気がつくと午前0時半。何だか喉がイガイガする。朝になっても痛みは収まらない。ベベ美の風邪をもらっちゃったのかなぁ? 一日中ビタミンCを意識して摂取するようにしていたが、なお予断を許さない状態だ。
 保育所からもらった給食のスケジュール表によると、3月のお誕生会は今週金曜、ひなまつりの日とのこと。せめてその日だけは出席させてあげたい。だから一緒に早寝しようよ、ベベ美・・・。 (隣でアルゴリズム体操を歌い踊っているのを横目で見ながら)
 

2006.02.26(Sun) *明日保育所に行けますように・・・。

 昨晩出掛けた時から、鼻水が出ていて何となく身体が熱っぽかったベベ美。今朝起きると、鼻水がさらに増量していた。これは1ヶ月前の再来? 年度末の今、保育所を何日も休むことになると、非常に困る。大事を取って一日家で暖かくして過ごす。ベベ美はくまのプーさんのぬいぐるみや、昨日プレゼントしてもらった英語の入れ子ブロックで喜んで遊んでいた。でも、目下一番のお気に入りのおもちゃは、ひな人形のひな壇型をした、チロルチョコの空き箱。ピタゴラスイッチの「おとうさんスイッチ」に形がとても良く似ているのだ。ベベ美は大喜びでその箱を身体の前に抱え、『おとうさんスイッチ、な!』とか『だ!』とか、言い易い音を連呼。まだ行全部を順番に言うのは無理みたい。何だかすごく可愛い。
 

2006.02.25(Sat) *今度は飲みたいぞ。

 夫のお友達夫婦2組と、約1年半ぶりに夕食会。名目は、「祝Sさんご結婚&A家ジュニア誕生」。今年の年賀状でSさんの電撃結婚が明らかになり、その辺の話をたっぷり聞かせてもらおうと意気込んで出掛けた。昨年8月に誕生したAさんの息子さんの成長ぶりを見るのも楽しみ。つまりベベ美と我々夫婦はオマケ(笑)。
 18時過ぎにイタリアンレストランに集合し、ピッツァやパスタや肉料理やニョッキを片っ端から注文して食べまくる。ベベ美もニョッキやパンをもりもり食べ、食べた分だけ出した(失礼)。男性陣はワインを赤白1本ずつ空けてご満悦。一方女性陣は、授乳のため飲酒を控えるAさん、お酒が強くなくて1杯で真っ赤になってしまったSさん、薬のため禁酒中の私。本音を言うと、せっかくの機会なので飲みたかったのだが、車の運転をしなくてはならないので我慢した。ベベ美が飽きてそこら中を歩き回ったため、そちらに気を取られてあまり話はできなかった。それでも、夫は久しぶりにお友達と逢って飲んで喋って、とても楽しそうだった。・・・リフレッシュできたみたいで、本当によかった。
 

2006.02.24(Fri) *早起きした甲斐がありました!

 荒川静香選手、金メダルおめでとうございます!

 メダルどうこうは置いておいても、見る者全てを魅了する、素晴らしい演技だったと思う。長くてしなやかな手足が衣装と一緒にひらひらと動いて、本当に綺麗だった。直前にショートプログラム1位のコーエン選手がジャンプで2回も転倒したのを目の当たりにしながら、全く動じずにほぼノーミスで演じ切る、というのは並大抵のことではない。刈谷アナの、愛情に満ちた解説にも感動した。特に村主選手の演技中の、静かな一言が最高。「ジャンプでふわりと着氷した時の村主は、好調です」あぁ、この方は本当にフィギュアを良く知ってらっしゃるんだな。にわかファンの私はただただ感心するばかりだった。そして・・・金メダルが決まった瞬間、思わずまだ寝ていた夫を叩き起こした(笑)。ホントに、朝から良いものを観た。
 

2006.02.23(Thu) *ゲームもネットも我慢。

 いよいよ女子フィギュアスケートのフリー演技が目前に迫った。細かいことは全然判らない、いちミーハーの私だが、日本人3選手の演技は、できれば生中継で観たいと思っている。 特に村主選手。今朝のニュースで手足がスッと伸びていてすごく綺麗で惹かれた。でも、明日の5時に起きられるかどうか自信がない。ご飯食べてお風呂入ってすぐに寝れば、何とかなるかなぁ。
 

2006.02.22(Wed) *お食事中の方は読まないで。

 本日もベベ美の保育所ノートネタ。残業して帰ると、夫が笑顔で言った。「今日、ノートにすごく可愛いことが書いてあるから、読んでご覧」どれどれ・・・。

『外遊びから帰りお部屋に入る時、
「うんちでた・・・」と教えてくれたベベ美ちゃん。
 シャワーをするのにトイレで待っていると
(注:保育所ではお尻が汚れるとシャワーで洗ってくれるのだ)、
 ちゅうりっぷ(0歳児クラス)の先生がベベ美ちゃんを見つけ、
「あら〜ベベ美ちゃんのかわいいお腹に何が入ってるの?」と聞くと、ニッコリ笑って
「うんち!!」と元気に答えていました・・・^▽^;』

 違う、違うぞベベ美。余談だが夫がもう一度尋ねると、今度は『おにぎり!』と答えた。
 

2006.02.21(Tue) *名前にちゃん付けするところは、まだ子供。

 仕事が比較的暇で、久しぶりに早く帰宅。ベベ美を足元で遊ばせながら夕飯を準備する。人参を千切りにし、ごぼうサラダに入れる。人参の端っこを2人でつまみ食い。ベベ美も歯応えが気に入ったのか、『あまーい』と喜んでかじっていた。
 最近ベベ美は、複数の単語をちゃんと助詞でつないで会話ができるようになった。『これは、ベベミちゃんの、パンパン!』とか、『ベベミちゃんに、にゅーにゅー(牛乳)、ちょーだいな!』とか。歌の絵本(ボタンを押すと曲が流れる)に合わせて『キラキラぼし、もういっかい』と歌った後で、本を閉じて『おしまい! ねんね!』と言った時には、遂に聞き分けてくれるようになったかと、嬉しくなった。・・・ホントにねんねしたのは23時頃だったけど(汗)。
 

2006.02.20(Mon) *猟奇事件。

 朝、職場に着いた時には晴れていたので、傘を持ってきたのは失敗だったかなと思ったが、お昼前から雨が降り始める。よかったー、天気予報を信じといて。
 給湯室で、うちの係長(お嬢さん3人のパパ)が「ひなまつりは早く帰らなくていいんですか?」と話し掛けられているのを見て、そろそろ我が家でもひな人形を飾らなきゃいけないというのを思い出す。去年はリビングの片隅に飾ったのだが、今年同じことをしたら、活動範囲も興味も飛躍的に増したベベ美の格好の餌食となることは疑いない。まずは場所選びから始めなきゃ。
 等々、ぼーっと考えながら帰宅し、保育所からの連絡ノートを開く。そこにはこんな一節が。

『今日は民家園に行きました。
(おひなさまが飾ってあると聞いたので)
 おばさんの許しをもらって上がらせてもらいました。
 近くで見るおひなさまにびっくりしていたベベ美ちゃん。
 思わず触ってしまい、
 左大臣の首がとれ、コロコロ・・・ (冷や汗マーク)
 ごめんなさい! おひなさま〜!』

 ・・・げっ。
 この場を借りてお詫びをさせていただきます。 民家園のおばさん、本当に申し訳ありませんでした。
 

2006.02.19(Sun) *早速活躍!

 昨日、念願の洗濯乾燥機が我が家に到着した。先に使った夫の手ほどきを受け、洗剤投入から乾燥まで、フルに動かしてみる。乾燥まで含めたコースは3時間もかかり、その間電子レンジや食洗機を同時に使おうとするとブレーカーが落ちる(!)ため、多少の不便さはあるものの、ホカホカに仕上がったタオルを手にすると、何だか嬉しくなる。畳んでタンスにお片づけ。あ、そういえば・・・ブラやらガードルやら、化繊の下着も入れちゃったかも(汗)。
 

2006.02.18(Sat) *今日、気がついたこと。

 私はベベ美に、笑顔をもらっているんだ。

 仕事の後で保育所にベベ美を迎えに行き、喜んで駆け寄ってくる姿を見ると、自然と顔がほころぶ。他のお友達の後頭部とごっつんこして、まぶたの上を腫らしたりすれば、すごく心配で可哀想でたまらなくなる。
 風邪が治りかけで一緒に留守番した3日前は、言うことを聞いてくれないベベ美に、ものすごくイライラしたけれど、自分自身が適度に息抜きして接すれば、ちゃんとベベ美のことを愛おしく思える。
 ・・・それが判って、心底ホッとした。

 ひとりで出掛けた帰り道、大通り沿いにある西洋料理店が気になり、ランチを食べに寄ってみる。駐車場には車が・・・1台のみ。閑古鳥が鳴いてるのか? 嫌ーな予感を覚えつつ店内へ。席へ通され、メニューを開いて凍りつく。軒並み高い! ハンバーグ1,800円(税抜、以下同じ)、ピッツァ1,600円、看板メニューのエビグラタンは2,200円。本当はサラダとデザートを食べたかったのだが、セットメニューはアラカルト一品+2,100円(つまり、ピッツァと一緒に頼めば3,700円)。サラダ単品でも1,100円! とても手が出せない。エビとキノコのミラノ風パスタ1,200円を注文して、早々に退散した。エビとキノコの歯応えが生きていて、確かに美味しかったし、量もたっぷりでお腹一杯になったけど、この値段ではまた行く気にはなれないなぁ。高い学習料だった。
 

2006.02.17(Fri) *支えられて生きてます。

 夫も私も仕事が忙しく、余裕がないというのを知っているお義母さんが、夕飯用におでんと炊きたての玄米を差し入れてくださった。夕飯の準備をしなくてもいいだけで、気持ち的にはすごーく楽! ベベ美が喜んでおでんをもりもり食べていたので、お義母さんも嬉しそうだった。気遣ってくださり、本当にありがとうございます!
 

2006.02.16(Thu) *ベベ美は今日から保育所復帰。

 朝から夫に「態度が嫌だ」と怒鳴られ、寂しい気持ちが全く埋まらぬまま出勤。仕事は忙しく、一日中泣きそうだった。ほとんど笑えなかった。帰ってベベ美と向き合うのが怖かった。自分が何をしでかすか判らなかった。何度も死について考えた。
 

2006.02.15(Wed) *じぶんがきらい。

 昨夜、仕事から帰ると、ベベ美は既に寝ていた。留守番していてもらった夫の話だと、鼻水は午後ぐらいから少なくなってきたらしい。でも時折クスンクスンと鼻を鳴らして泣きながら目を覚ます。多分苦しいのだろう。
 今朝のベベ美の体温は36.6℃。ただ、お腹の調子が今ひとつなのと、食欲がないこと、鼻水がまた沢山出ること、以上三つの理由で、引き続き自宅療養。ベベ美はいい加減退屈し始めたようで、おもちゃを引っくり返しては箱に戻したり、台所まで私の後をついてきたり、スリッパをラックから全部出してしまったり、結構な暴れっぷり。DVDに録画したピタゴラスイッチを流しっぱなしにしてご機嫌を取ろうとするが、さしたる効果なし。
 あまりにも言うことを聞いてくれないので、大声で怒鳴りつけた。ヒステリックに叫んだ。ベベ美は怯えて泣き、泣くのが厭でさらに怒鳴るという悪循環。もうめちゃめちゃだった。帰宅した夫と大喧嘩し、何もかも捨て去りたくなった。自分には子供を育てることなんて不可能なんじゃないかと思った。苦しい。喉が痛い。誰かそばにいて。
 

2006.02.14(Tue) *I wish your Happy Valentine!

 昨日はベベ美と一緒に過ごさなくてはいけなくて、職場の皆様への義理チョコを準備できなかったので、昼休みに大急ぎで買いに行く。お気に入りのパン屋さん謹製の、小っちゃなチョコレートケーキ。数が足りなくて味見は叶わず。
 午後3時、お茶の時間にケーキを配り、一息ついていると、同じ係のお姉様が、直径6cmほどのチョコレートを1枚くれた。代官山の「BEL AMER(ベルアメール)」というショコラ専門店の、こだわりショコラとのこと。「割れちゃってるけど、食べる時どうせ割るからいいよね?」大らかなお姉様の言葉に微笑みつつ、かけらをひとつ口の中へ・・・。
 うわぁ、ホントに、めちゃめちゃ美味しい!
 チョコは程好い苦さと甘さで、カカオの風味がどんどん広がっていく。砂糖を絡めて焦がしたアーモンドが中央に入っており、食感にアクセントを添えている。あまりにも感動的な美味しさに、1枚をあっという間に食べ終えてしまった。近くにショップがあったら、間違いなくリピーターと化すな、私。
 

2006.02.13(Mon) *ベテランって何?(笑)

 昨日の夜からベベ美の熱が上がり、何度も鼻が詰まって泣きながら目を覚ました。朝になっても微熱があるため、保育所はお休みすることにした。
 行きつけの小児科は、午前中非常に込み合うので、午後の受付開始直後に病院へ連れていく。幸い順番待ちは3人くらいで、すぐに診てもらえた。うんちが白っぽいことを話したら、ウイルス性の腸炎かもしれないとのこと。ベベ美は保育所通いのベテランで免疫がついてきているから、症状が軽いのではないか、と先生はおっしゃっていた。また、右耳が中耳炎になりかけていて、熱が出るのはそのせいかもしれないらしい。
 ・・・元気だったらお外に出たい暖かさだけど、今日は我慢してね、ベベ美。お薬しっかり飲んで、早く治そうね。
 

2006.02.12(Sun) *プレイ時間3時間でも満足。

 サークルで借りた会場にて、今年初めてTRPGをプレイ。昨年11月4週の、学園ものTORGの続編だ。
 最寄駅まで車でプレイヤーのお2人を迎えに行く。が、到着早々、夫からベベ美が熱を出したという電話が入る。ただ今日のセッションは以前からの約束だったので、夫と母に病院へ連れて行ってもらって様子をみることにする。明日以降も具合が悪かったら、私が留守番するから、今日だけはよろしくっ。

 キャラクターは前回参加のアイザック(コアアースの武道家)とリン(アイルのデュナドの司祭)に、飛び入り参加のガイル(サイバー教皇領のジャズ・ファイター)を加えた3人。前回九死に一生を得た貞治は、入院中ということにした。折りしも今日はバレンタインの前々日。必然的にラヴコメ色の強いセッションとなった。こーいうのは得意分野なので(笑)、NPCを演じるのがすごく楽しかった。ストームナイトたちの仲にやきもきする写真部のキャミィちゃんとか、「チョコレートのつくりかたおしえてください!」とリンに泣きつく5歳のパトリシアちゃんとか。あ、ちゃんとTORGっぽい悪役も出しましたよ。ニッポンテックな商人とかウー・ハンとか巨大ロボ再生怪獣とか。
 最後に一言だけ。ボードゲームをやると思ってお越しいただいたKさん、突然だったにも関わらず一緒に遊んでくださって、ありがとうございました。
 

2006.02.11(Sat) *観に行けてよかった。

 昨夜から実家の母が泊まりに来ている。「ベベ美と一緒に遊んでるから、息抜きしていらっしゃい」と母が言ってくれて、久々に夫婦2人だけで外出する時間が持てた。 デート先に選んだのは映画館。かねてから気になっていた、『男たちの大和』を観てきた。(以下ネタバレあり)

 今の時代だから作れた映画だ、としみじみ思った。具体的には、CG合成を駆使して戦場の凄まじさがリアルに表現されていた。米航空機からの機銃掃射を受けて、壁に飛び散る血の量とか、爆発の迫力とか、半端じゃあない。この映像を合成してた人は、途中で気が滅入ったんじゃないかな、と変なことが気になってしまった(苦笑)。
 ストーリー本編は、さぁまるさんやあいきさんの日記で、泣けると聞いていたので、ハンカチを握りしめて覚悟して臨み、4回ほど泣いた。養子に出された少年が実の母と再会したところと、「死ニ方用意」で学兵が万感の想いを込めて叫ぶところと、唐木二曹が妻と息子に手を振るところと、エンドクレジット。長渕剛の歌が、すごくいい。物悲しくて優しくて。
 キャラクターで一番のお気に入りは、中村獅童扮する内田一曹。あなたカッコ良すぎです。眼帯して隻眼で流し目を送られた時にはマジで惚れそうになった。あとラストに負傷しながら撃ちまくるところ。
 私は戦艦大和の史実を殆ど知らずに鑑賞したが、それでも充分楽しめた。片道分の燃料しか積まず、しかも1機の護衛もなしに戦艦が出撃する。それがどれだけ絶望的なことか、誰もが判っている筈なのに、男たちは皆、最期まで戦おうとした。死に場所を与えられたという艦長(だったかな?)の言葉が悲しくてたまらなかった。でも悲壮なだけじゃなくて、ラストに生き残りの神尾老人が「生きてきた意味」に気付くことができたので、救われた気がした。

 映画の後で、隣の電器屋へ行き、掘り出し物の洗濯乾燥機を即決で購入。夫曰く、最新機種ではないが評判の良い品で、既に流通在庫のみなのだという。それが税込99,800円+10%ポイント還元というのだから、見逃す手はない。いやー、いい買い物をした。ただし配送は来週土曜までお預け。届くのが楽しみ!
 

2006.02.10(Fri) *祝。

 今日でベベ美は満1歳11ヶ月。最近では誰かの言葉を繰り返すだけでなく、ひとりで歌を歌いだしたり、何かを必死に話そうとするようになった。自己主張も激しくなってきて、意に添わぬことをさせようとすると、大声で泣いて脚をドタバタさせて抗議する。そのこと自体は、成長の証拠だから、喜ぶべきだと思う。でもね、でもね、おむつやズボンを履きたがらずに、下半身裸で走りまわるのは、止めてほしいの。それさえなければ、ママ、あなたのこと怒鳴ったりしないのよ。
 

2006.02.09(Thu) *可愛い・・・。

 明らかに昨日より風邪が悪化している。できれば一日寝ていたかったが、月の〆切にギリギリで間に合わせた案件が完全に自分の手元を離れるまでは、休みは取れない。風邪薬を飲み、ビタミンCを意識的に摂るようにしながら仕事する。
 ほぼ定時に力尽き、保育所にベベ美を迎えに行く。ベベ美のほっぺは真っ赤。肌が白いから、顔が火照るとすぐ判るのよね。また熱が出るといけないから、お風呂には入れずに様子をみる。灯りを消した部屋の中で、ベベ美と2人、布団に並んで入っていると、ベベ美はおままごとの真似事を始めた。

 バナナの皮をむくような仕草をして、『ママ、はんぶんこ!』
「それは、明日の朝にしようね。明日の朝、半分こして食べようね」
 くまのプーさんのぬいぐるみの口元に手を持っていき、 『おちぇんべ(お煎餅)!』
「ありがとう。でもぼく、おせんべよりもハチミツが嬉しいなあ」
『はーみちゅ! ぺろっ!』

 多分、毎日こんな風に、保育所で遊んでいるんだろうな。随分と使える言葉も増えてきて、意志の疎通がかなうと、それだけで嬉しくなる。
 

2006.02.08(Wed) *外は暖か、歩いている時だけは解放される。

 ふと気がつくと、着替えもせずにそのまま寝てしまっていた。喉が痛む。夫と私の間で泣き叫ぶベベ美の声に、意識が戻る。「どこか痛いの?」と聞いても、ベベ美はただ泣くだけ。抱っこしても泣き止んでくれない。本気で心配になる。おむつと下着を外し、しばらく締め付けから解放する。それからバナナと魚肉ソーセージを鷲掴みにして食べて、ようやく落ち着いた。その直後、うーんと苦しげに唸っていたかと思うと・・・(鼻をつまむ)。もしかして、出るものが出なくて苦しかったのか? とりあえず泣き止んでくれたので、安心して保育所に預ける。
 今日は朝から晩まで仕事で苦労続きだった。もぉイヤ。
 

2006.02.07(Tue) *さすが〆切前日。

 私の課では、書類の処理について「月末締め、翌月8日〆切」と決められている。普段は定時を過ぎると皆さん帰り支度を始めるのだが、今日は、どの係も殆どの方が残業している。勿論、私もその例に漏れず残業(涙)。1件電話待ちの案件があったため、ベベ美のお迎えは夫にお願いした。20時半に帰宅して夫とバトンタッチ。風邪が治って元気になったベベ美を寝かしつけるのに大苦戦。頭を撫でながら無理矢理2人で布団にくるまり、マンガ日本昔話の主題歌を歌って聞かせる。
 

2006.02.06(Mon) *雪、好きなんだけどな。

 今日は夜から雪、と天気予報で言っているのを聞いたのに、傘を持たずに出勤してしまった。先週殆ど仕事できなかったから、多分今夜は遅くなる。雪降ったら帰りの運転が心配だなぁ。
 ふと窓の外を見ると、既に粉雪が舞っている。まだ午前中なのに。不安になる反面、ちょっとワクワク。でもお昼休みに入る頃には上がってしまった。そして、職場を出る時にも雪という感じはしなかった。車の窓ガラスにポツポツと水滴が当たる。雨もしくはみぞれっぽい。これから明日の朝にかけて、急に冷え込んだら、道が凍って恐いかもしれない。
 そんなことをボーッと考えながら、自宅のドアを開ける。するとベベ美が声を掛けてくれた。
『ママ、おかえりー!』
 ・・・な、何だろう、この声の可愛さは。我が娘ながら、一発で悩殺されて萌え死ぬかと思った。
 

2006.02.05(Sun) *明日はみんなと遊べますように。

 ちょっと歩いて郵便局と図書館に行ってくる、と言って出掛けた夫が、郵便局にだけ寄って大急ぎで帰ってきた。風が強くてすごーく寒いらしい。病み上がりのベベ美を外に出すのは避けた方がよさそうだ。
 これを口実に、夫と交代で終日ゲーム三昧(汗)。ワンダと巨像、9体目の居場所を見つけて果敢に挑むが、途中で気力が尽きてリセット。この辺の地形を利用すれば転ばせられる、というのは解ってるんだけど、うまく誘導できない。常に逃げ回っていないと、あっという間にやられてしまうからだ。飛び道具使うなんて反則だよー。
 近頃は調子が良くなくて、家事の殆どを夫にやってもらっていた。冷蔵庫を覗き、久しぶりに夕飯を作る。サンマの干物を焼いて、ほうれん草のごま和えとキャベツのお味噌汁を作っただけだが、夫もベベ美も喜んで食べてくれた。・・・帰りの早い日に、また少しずつ何か始めよう。
 

2006.02.04(Sat) *立春なのに寒波到来。

 病院へ行った帰り道、無性にパリパリしたものが食べたくなった。考えた末、以前職場の友人と2回ほど訪れたスリランカカレーのお店へ。ところが、店内は薄暗く、ドアにはCLOSEのプレートが掛かっている。凹んで去ろうとすると、店内に人の気配がある。店員さんは不思議そうな顔をしてドアの方へ歩み寄り、プレートに気づいて裏返した。よかった、営業中だった。
 丁寧な態度で席に案内される。本日は土曜のため、お得なランチはお休み。どうしてもこのお店の紅茶(本格的なセイロンティ)が飲みたかったので、チキンカレー・豆カレー・サラダ・ナン・紅茶のセットを頼む。しばらくするとオーナーらしき人が外から帰ってきて、「初めてですか?」と訊いてきた。「いいえ、平日に何度か来たことがあります」と答えると、「失礼しました。平日お店ににいるのは妻なので」。このアットホームさ、いいなぁ。
 食前に紅茶をゆっくり堪能してから、セットのカレーをいただく。チキンカレー・・・うっ、こないだより辛い! 思わず口に出したら、オーナーが「豆のカレーは辛くないので、混ぜると食べ易くなると思います」「どうしても辛ければ、マイルドに作り直してきましょうか?」いえ、大丈夫ですと答えて、2種類のカレーをブレンドして食べてみる。あ、ホントに辛さも塩分も丁度良くなった。パリパリのナンと相まって、とても美味しい。
 平日ランチより量が多いので、食べ終わるとお腹はパンパン。食休みしていたら、外国人のご家族が食材を買いにきた。どうやらこのお店では卸売りもやっているようだ。その時会話で使っていた言語が英語だったので、オーナーへ英語で話し掛けてみた。『日本語お上手ですね。いつから日本にいらっしゃるんですか?』来日したのは93年で、語学学校に通って学ばれたとのこと。サービスしていただいたヨーグルトの蜜は、とある木に咲く花の蜜を集めたものだそうだ。蜂蜜ともメープルシロップとも違う、すっきりした甘さだった。詳しい説明の部分はよく聞き取れなくて、何となく流してしまった。もっと英語勉強しないとな。
 ようやく具合の良くなったベベ美を連れて、夜からちょっとお出掛け。電器屋で洗濯乾燥機や食洗機、デジカメを物色する。その帰り、ベベ美をチャイルドシートへ座らせようとした時、ちょっと乱暴に寝かせてしまった。するとベベ美は、『ちょっとー、いたいよー!』何だろう、このオバサンっぽい言い回しは(笑)。
 

2006.02.03(Fri) *来年は保育所で豆まきできますように。

 ベベ美の熱は、昨晩一旦38.8℃まで上がったが、今朝測ったら36.0℃。でも、それを信用して保育所へ連れて行けば、絶対また熱を出すと思い、初めからおとなしく休むことにした。
 平熱よりちょっと高いだけなので、必然的に、ベベ美は朝から元気全開。少し苦いお薬もヨーグルトに混ぜると、オレンジ色が楽しいのか、ちゃんと飲んでくれる。鼻水が沢山出ていて、それだけは苦しそう。
 お昼寝から目覚めたベベ美は『ピタゴラスイッチみるー!』と連呼。途中で『もういいよ』と言うので、ガンパレをプレイし始めたら、どうやらまだ観ていたかったらしく大泣き。しまいには泣き疲れて寝てしまった。目が覚めたら『おなかすいたー!』とまたも大騒ぎ。「パパが美味しいもの買ってきてくれるから、待っててね」となだめた。
 20時近くに、夫が恵方巻を3本買って帰ってきてくれた。方位磁針を見ながら、みんな並んで丸かぶり。夫と私が無言で食べている間に、ベベ美は『おいしーね!』『パパありがと、ママありがと』等々、色々話し掛けてきた。どうやら、太巻きの中の、甘く煮てあるかんぴょうがお気に召した様子。気づいたら、私でもお腹いっぱいになるサイズの太巻きの2/3を平らげていた(汗)。途中でヨーグルト(に混ぜたお薬)をあげなかったら、完食もあり得た。病み上がりとは思えないようなすごい食欲だ。
 それから豆まきをして、夫扮する鬼を家の外へ追い払った。ベベ美は升から器用に豆を鷲掴みにし、私の真似をして投げた。これで風邪ひきの鬼が外へ、幸福がお家の中に来てくれるといいな。
 

2006.02.02(Thu) *頼むからおとなしくしてよー。

 朝9時半、保育所に預けて間もなく、38.5℃の熱があるという呼び出しの電話を食らう。まだ殆ど仕事進んでないよ。とはいえ可哀想なので急いで迎えに行く。こんな日に限って小児科は2時間待ち。近くのショッピングモールでパンを買って、店内で食べながら時間を潰す。私自身がかなり疲れてしまって、待合室で一瞬寝落ちした。先生いわく、風邪+軽い中耳炎。「今日明日は保育所を休んで、ゆっくり治せば、また月曜から行けるから」つまり、明日も休暇ッスか(涙)。
 14時過ぎにようやく全て終わって帰宅。しかしベベ美は昼寝のタイミングを逸してしまって、今もお目目らんらん。朝は食べなかったトーストを食べ、水の入ったコップを引っくり返し(PS2壊れちゃったかも)、ピアノを弾き、『ピタゴラスイッチみせてー』と再生を催促する。ホンットに元気だなぁ。熱でハイになってるのかなぁ。
 

2006.02.01(Wed) *まだ心配なので。

 ベベ美の体調は、鼻水が黄色っぽくなってきているくらいで、昨日とあまり変わらない。朝の体温もまだ37℃より高い。今日は午前中は私が、午後は夫が休暇を取って、様子を見ることにした。ベベ美は普段保育所だとお昼寝する時間になっても、スリッパを履いてキャッキャと走り回り、私のiBookをいじろうとしたり、PS2の(繋がっていない)コントローラを握ってみたり、元気一杯。夫とバトンタッチした時には、頭痛はするし眠いし、こっちが風邪引きみたいだった。
 2日仕事を休むと、当然書類が机の上に山積み。20時半まで残って少しでも減らそうとしたが、途中で諦めて帰宅。
 


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