Eternal Smile > Be Alive 『Be Alive』 あとがき
ごっつぁんです!(挨拶) 『Be Alive』、最後までお付き合いいただきありがとうございます。かつて、ここまで全力で角力の取組のカッコよさを描いたリプレイがあっただろうか! いやない! そういう意味で、オンリーワンの出来になったと自負しております。 この物語をもって、ディアンはバーバリアンから聖騎士にクラスチェンジしました。時系列的には、お試しで聖騎士ムーブをさせてもらった『STORM』のひとつ前、と考えればいいのかな。名誉に恥じぬ行動をする、という信念は以前と変わらないものの、
さて、注釈にも書きましたが、このセッションでは、大いに反省しなくてはいけない点があります。GMとの意思疎通がうまくいかず、NPCと言い争って場を停滞させてしまったのです。 軍師であるあやめの思惑は、 ディアンの考えは、 マンジマルの偵察と、GMの説明からは、「複数の村を訪れて避難を呼び掛けるのは、時間的に無理」という印象を受けました。ならば、マンジマル曰く「先手必勝」。「リアリティ爆弾を使わせない」作戦を取るべきではないか。しかしあやめは「リアリティ爆弾の使用は、作戦に織り込みずみの決定事項」だと言い、対案を出すように迫りました。 ディアンはあやめが人命を軽視していると思い込み、「悪の道具を使うことを、オレは許さない」などと、頑なな態度を取ってしまいました。 実は「悪の道具」というのは比喩的表現であり、本当に阻止したかったのは、「リアリティ爆弾によって住民の生命が奪われること」。それだけでした。 あやめは決して人命を軽視しているわけではなく、リアリティ爆弾の使用は、条件(避難完了または偉業達成)を満たした後でよい、と考えていました。しかし、彼女の考えはこちらにうまく伝わっていませんでした。そのため、誤解が生まれました。 話し合ったことで、誤解は解けて、ベストの方法を提案することができました。結果的には良かったのですが、GMの想定した物語から、方向性がだいぶ変わってしまったそうです。時間も浪費させてしまいましたし、申し訳なかったなぁ、と今でも思います。 余談ですが、私もあやめを自分のシナリオに登場させたことがあります。「ビジネスライクだが善人」として演じたのですが、今回の彼女は・・・。そっか、この人、こんなに面倒くさかったんだ、と軽くびっくりしました(苦笑)。ディアンとは根本的に相性が最悪のようです。 色々あったけども、魅力的なプレイヤーさんと同席させていただき、とても楽しかった、ということだけは、揺るぎない事実です。いつかまた、同じメンバーで続きを遊びたいです。 さーて、次回のTORGはー? しゃあみがGMを務めた話が続きます。吸血鬼の裕人くん続投、英国の秘密工作員とはみ出しヤクザもんと13歳の魔女の4人で、ヒロインと共に旅をする『Open Mind』。 財閥の総帥、嵐王寺勇人くんの復讐譚、『Limited War』。 サイバー教皇領に潜む悪意と、一筋の善なる光、『FAKE』。 多分、この順番に書いていきます。リクエストがあれば入れ替えるかも! 2016.05.08(世間的には、確か今日は母の日) しゃあみ・拝 "Eternal Smile" Since 2002.02.02 E-mail:charmy_s@mac.com |