第二幕：天使の瞳、其は何を映す

 
シーン６　Unexpected Guest
 

シオン：別行動を取る前に、マキシムに言っておく。「彼女は社内の情報を知っているのだから、狙われる可能性がある。お前が守ってやれ」

シュア：さすがシオンさんだ。
 

シオンが助言した通り、ボディガードを名乗れば、
堂々と鷺沢について行くこともできる。
しかしマキシムは、隠れて尾行することを選ぶ。
ヴァルキリー社の表玄関へまわり、タクシーに乗り込むと、
鷺沢が運転する赤いシルビアを追う。
 

シオン：「前の車を尾行て（つけて）くれ！」

シュア：夢のセリフだ！　一度は言ってみたい！（笑）

エリオット：（運転手の演技）「兄ちゃん、夜這いかい。大胆だなぁ」

シュア：やめろ。

ＧＭ：（楽しんでるなー）

セバス：その前にさ、お前バーバリアンだろ、タクシー知ってる？

シュア：元地球人だから、多分知識としては残ってる。「これは、アイルで言う乗り合い馬車みたいな物だった筈だ！」みたいな。
 

鷺沢の車は、とあるマンションの地下駐車場に消えて行く。
マキシムもタクシーを降り、地下へ走る。
 

ＧＭ：〈隠れ身〉と〈追跡〉を振ってください。〈追跡〉を持ってないなら《知覚》です。〈隠れ身〉は＋３付くけど１振ったらリンクが切れます。

マキシム：（コロコロ）えー、〈隠れ身〉が、＋３して１６。〈追跡〉は（コロコロ）やべっ、出目が悪い。

エリオット：見失いましたか。どうしましょうか。

シオン：バーバリアンっぽく、車の脇で一晩待つ、っていうのは？

シュア：アレでしょ、獲物が出るまで待つ。

シオン：だって今、絶対狩りのスタイルだもん（笑）。

マキシム：因みにここって、前に芹奈が住んでた所？

ＧＭ：いいえ、別のマンションです。

シュア：選択肢としては、もうちょっと粘って探すか、とりあえずここで止めとくかの二択ですかね。

マキシム：じゃあ、一度帰るか。

ＧＭ：場所だけ確認して引き返すんですね。では、表通りへ出たところで、おもむろに〈発見〉を振ってください。

マキシム：（コロコロ）こういう時だけは高いよ。達成値１８。

エリオット：愛の力だな。

ＧＭ：あなたは気づきました。黒装束の忍者が、マンションに近づいていきます。
 

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