TORGリプレイ
第二幕:天使の瞳、其は何を映す GM:のされた忍者を見て、彼女は無言で立ち尽くしています。 マキシム:忍者の身体を調べながら、「こいつのことを、知っているか?」 GM:首を横に振る。 マキシム:因みにそれは、本心っぽい? 演技じゃなくて。 GM:〈手掛かり分析〉で。 マキシム:(コロコロ)9か。ポシ使っていい? GM:打ち消します。 一同:お?! シュア:よしよしよしよし。 エリオット:別に、打ち消したからと言って、相手が悪人とは限りませんから。 シオン:まぁ、心を読まれるのは人間嫌だからね。 シュア:でも、容疑がひとつ増えましたよ。 マキシム:〈手掛かり分析〉達成値10。 GM:ちょっと判りませんね。そして彼女は、そっと忍者に近寄って、首に手を掛け・・・とどめを刺します。 マキシム:それは、止めます。「何をするんだ」 GM/鷺沢:「私は襲われたんです。襲ってきた人間にとどめを刺そうとしちゃいけません? そのぐらいしないと、ニッポンでは身を守っていけません」 マキシム:「昔のお前は、そういう奴じゃなかった」 シュア:おっ、力一杯カマかけに行った(笑)。 GM/鷺沢:「人は変わるものです。それは貴方が一番よく知っているんじゃない?」 マキシム:・・・!
マキシム:「俺はお前に、これ以上危ないことをしてほしくないんだ」 GM/鷺沢:「これ以上危ないことをしてほしくないって、確か前にも同じセリフ言われたんだけど」 マキシム:「あれは俺が、まだニッポンにいた時かな」 GM/鷺沢:「覚えてないの? あの時も依頼を請けたストームナイトの中に貴方がいて、私はとても驚いた」 マキシム:(他のプレイヤーに)以前に一度、依頼人が芹奈で、騙されちゃったことがあるんですよ。 シュア:えっ、「騙されたことがある」? 二度目?(笑) エリオット:今プレイヤーの頭ん中で、(鷺沢を指差し)不二子。(マキシムを指差し)ルパン。って関係が(笑)。 マキシム:だから、俺としては、今回の仕事にこいつが絡んでるってことは、何か企んでて、裏で動いてるんだなって確信してるんだ。 シュア:あ、なるほど。それならそうと言ってよー! マキシム:ゴメン。その辺は。 シオン:心の中にしまっておきたい出来事だったんだね。 GM:続けますね。「何故止めるの? この忍者にとどめを刺すのは、私の仕事の一部よ」 マキシム:「お前がどうしても、今回の仕事を続けるというのなら、俺が力を貸してやってもいい。ただしこの忍者は、俺が預かる」 GM/鷺沢:「(溜息をつき)解ったわ。・・・来ない? お茶ぐらい淹れてあげるわよ」 マキシム:「いや、まずこいつをどうにかしてからだ」忍者を抱えて部屋を出て行きます。 GM:そうすると、彼女があなたの手を掴みます。 マキシム:「また投げようったって、そうはいかないぞ」 GM/鷺沢:「違う! 独りになりたくないの。行かないで」 一同:来たー!(笑) シュア:汚ねぇー! マキシム:「・・・仕事が先だ」そのまま手を振り切って、部屋を出て行きます。 エリオット:断っちゃった。 シュア:いやいやいやいや、ここは、それもカッコいいと思う。 マキシム:で、マッコイに電話を掛けます。 マッコイ:『もしもし?』 マキシム:「ここに、この件についての重要参考人を捕まえた」 マッコイ:『おぉ。で、何? 生ゴミ回収に行けと?』 マキシム:「後で、こいつを自白させる」 マッコイ:『あぁ。じゃあ、そこの外にでも放り出しといてくれ。後で回収するから』 シュア:生暖かい、生暖かい返事だ。 マッコイ:『どうせお前そのまま朝までいるんだろ。連絡してくれたら迎えに行くからよ。じゃ、よろしく』(爆笑) 一同:見透かされてる! マッコイ:というわけで、帰りに駐車場へ寄って、忍者を回収します。「・・・なんか、話に聞いてたよりひでぇ状態じゃねぇか」(笑) セバス:とりあえず忍者に応急処置。あとは、マンションを見上げて、「頑張りたまえ」と(笑)。 NEXT → かつての恋人に対し、彼はひとつの賭けに出る…… |
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