TORGリプレイ
第二幕:天使の瞳、其は何を映す
マキシム:じゃあ、話し掛けます。「今回の件、犯人はお前じゃないのか?」 マッコイ:・・・ちょっと待った。 エリオット:豪速球だ! シュア:ま、いいや。投げた球は戻らないよねー(笑)。 GM/鷺沢:「(苦笑しながら)そう訊かれて素直に、はいそうですと言う人間がいると思います? 私がもし犯人だとして、貴方の推理は?」 マキシム:「そりゃあ、鴨下って奴を犯人に仕立て上げて、情報を盗むという筋書きじゃないのか?」 GM/鷺沢:「・・・・・」 マキシム:「まぁいいさ。どちらにしても、俺は今回、お前を手伝うつもりだ。詳しい仕事の話をしよう」 GM/鷺沢:「貴方の請けている仕事って、産業スパイを捜して、突き出すことよね」 マキシム:「ああ。けど、お前を突き出すようなことはしないさ」 GM/鷺沢:「どうして?」 マキシム:・・・困ったな。 シュア:もし迷ってるんだったら、「俺としてはこう思うんだけど、どう?」って相談してくれれば、僕たちは答えられるので。 エリオット:彼女を手伝うってことは、マキシミリアンさんは、産業スパイを成功させたいんですか? それだと僕らの依頼は失敗なんですが。 マキシム:いや、手伝う振りをして足を引っ張って、最終的にこの仕事から手を引かせたい。 シュア:それでいいと思います。僕たちに彼女が犯人だと判れば、僕たちで邪魔することもできるし。ただ、もしそういう風に行動するんであれば、まず彼女を騙すことになって、次に一度引き受けた仕事を放棄することになって、二重に約束を破ることになるんですね。なので、〈名誉〉のレベルが下がることまで覚悟しておいてください。 セバス:後はこっちでやるから。あなたはロマンスを貫きなさい。 マキシム:じゃ、直球で行きます。「それは・・・お前のことが好きだからだ」 GM/鷺沢:「ありがと。私も好きよ。でもね、もう殆ど仕上げの段階まで来ているの。明日私はここを出て行くわ。貴方が私に追いつけるかどうか、勝負しない?」
マキシム:「もし俺が、お前の仕事を止めることができたなら、俺と一緒に来てくれ」 GM/鷺沢:「!」 マキシム:「それとも、自信がないのか?」笑ってみせます。 エリオット:おっ。 シュア:初めてこちらから揺さぶりが(笑)。 GM/鷺沢:「貴方にそんな風に言われるなんて思わなかった。いいわ。その賭け、乗りましょう」 マキシム:「俺は絶対、お前を止めてみせる。それじゃあ、また明日」と言って、部屋を・・・。
一同:あーっ! セバス:何となくそう来るだろうとは思った。つーか、どっちかって言うと、押し倒せ(笑)。 GM:それすると、良い子のリプレイじゃなくなっちゃうから。 マキシム:じゃあ、こちらも抱きしめ返して、キスします! エリオット:ちゅーしたー! チュー! シュア:小学生だ、それじゃ! GM:あれですね、ド○クエの、♪ちゃーらーらーらーらっちゃっちゃー。「おはようございます」 エリオット:「ゆうべはおたのしみでしたね」(笑) シュア:それもどーなのよ? 絶対言うと思った! シオン:カメラがこう、だんだん遠景になって、マンションの明かりが消えるぐらいにしとこうよ!(笑) セバス:ここでこう、無理矢理離してさっと帰るのもカッコ良かった。どっちかと言うとそっちの方が名誉の騎士っぽかった。 マキシム:そんなー!(笑) NEXT → 忍者を持ち帰ったマッコイたち。尋問を始めようとした矢先に…… |
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