Eternal Smile > Red Giant 『Red Giant』 第三幕 ライトニング:(コロコロ)とりあえず出目20なんで、16です。 エッジ:なんか、暑かったり寒かったり大変だな。 勇人:装備は大事ですよね。魔法もいいもんだね! GM:降りた先には、辛うじて身体に留まっているような、ぼろぼろの警察官の制服を着た人が。 エッジ:お! 勇人:はいはいはい。最初に、行方不明になった。 GM:石の台の上に括り付けられて、短剣を持ったエディーノスが隣にいる、って状況。 エッジ:今まさに、短剣を振り下ろすぞ、みたいなタイミングだね。 勇人:それは止めましょう。 GM:よろしいでしょうか。ドラマチックシーン。(デッキをめくる)悪役先攻。 エッジ:“イニシアチブ掌握”を使いましょう。 ライトニング:使えないんですよ。カードは場に出さないと。 エッジ:! 勇人:特殊能力の希望の法則を使えば。 GM:あ、このラウンドは待ちますよ。皆さんが来たから。 勇人:であればオッケーか。ついでに説明しますと、コアアースの人は、1幕に1回、“イニシアチブ掌握”と同じ効果を使うことができます。今回は、敵が先攻ですが、いきなりナイフを下ろしたりしないよ、ってGMが言ったので、ここで無理に使わなくてもいいです。 エッジ:はーい。 GM:では悪役側の行動です。ゴスポグが、皆さんに気づいて、6体ぐらい寄ってきます。 ライトニング:結構めんどくさい。 勇人:意外と堅い。ちょっといい目出さないと、倒れない。 GM:そして、オスサングも姿を現します。 ライトニング:やっぱり、ここにいたんだ。 勇人:そこのエディーノスが、オスサングのコントローラーってことですね。 ライトニング:ヒーロー的には、口上をしないといけないね。目の前に、何か呪文を唱えつつ、ナイフをかざしている奴がいる。明らかに、力なき民衆に危機が及んでいる!「待て、待てぇい!」 GM:テーマ音楽と共に。 ライトニング:もう、高いトコ上がってますんで。 エッジ:いつの間に!(笑) ライトニング:「この世に悪のあるところ、わたしの目は必ず届くのだ! キャプテン・ライトニング、いかなる悪も、ここで滅ぼす!」 勇人:かっけぇー! ライトニング:と言って、相手をあっけにとらせる。別にそれ以上の効果はありません(笑)。 エッジ:ヒーローの儀式ですからね。 GM:こっちも何か言おうかな。「こいつは生きることを放棄した。だから、こいつをどうしようが、俺の勝手だ」 ライトニング:ほう。 勇人:彼らの改宗の儀式は、死ぬような目に遭わせて、それでも生きたいって願えば、うちの宗教に入れてやるけど、もう無理、やめてくれ、許してくれ、って言うと、じゃあ死んどけ、みたいな、ひどいことをします。 エッジ:レベル高ぇー。 GM/ギラグ:「こいつのポシビリティを、ラナーラに捧げる。そして、赤き巨星が目覚める」 ライトニング:やっとここで出るわけですな。その話が。 勇人:なるほどね。儀式によって、それを目覚めさせよう、と。 ライトニング:「赤き巨星とは何だ!」力強く、問うてみよう。 GM:そうするとですね、皆さんの傍のマグマ溜まりが、ボン! と泡立ち、中からゆらりと浮き上がるのは、体長1mほどの、燃えさかる、スタレンジャー。 エッジ:スタレンジャー! さっきの。 勇人:なるほど。赤い五芒星ですね。 GM:空気ポンプから風を出して、ふしゅーっと。 勇人:怖い絵面だね。常識人から考えると。 ライトニング:当然ヒーローはそんなこともお構いなしに、びしっ! と指して、「そのような邪悪な儀式は私が止める!」 エッジ:かっけぇー! 勇人:あー、よかった。「許さんぞ、怪人ファイアー・ヒトデ!」とか言わなくてよかった(笑)。キャプテンはデキる人。 GM:実を言うと、Red Giantという語には、赤色巨星という意味があるんですよ。 ライトニング:なるほど。やっと、話が見えてきたぞ。 GM:というわけで、Red Giantは、【アニマル・レイジ】を使います。(コロコロ) 勇人:えげつねぇな。(エッジに説明)高揚って言って、常に振り足しになります。そこからポシビリティも使えます。 エッジ:すげぇ。超強ぇ。 GM:判定に成功したので、4ラウンドの間、高揚し、4ラウンド後に《耐久力》チェックをして失敗すると気絶です。要は4ラウンド暴れまくって皆さんを倒しちゃえばいいわけです。 勇人:熱狂しすぎて自分がオーバーフローしちゃうんです。 GM:ギラグ=ウルは口上を述べただけで終わり。オスサングは、カイルにゆらゆらと寄ってきて、見えなくなるという〈間合い〉。(コロコロ)11。 カイル:〈間合い〉は11。 GM:同値だと攻撃側有利なので、あなたは技能なしのペナルティを食らいます。 勇人:もしペナルティを受けたくなかったら、積極防御するという選択肢もあります。出目が悪くても必ず+1はつくので、宣言さえすれば抵抗はできます。 カイル:じゃあ防御します。(コロコロ) GM:積極防御成功。オスサングの動きを見切っています。ゴスポグは、どう考えてもカイルに群れますよね。キャプテンは上にいるんだもん。 カイル:どうぞ。 GM:(コロコロ)出目が悪い。ヒーロー側どうぞ。目の前には、ギラグ=ウルがいて、可哀想な警察官がいて、ゴスポグが6体いて、オスサングがいて、Red Giantがいます。 ライトニング:レイジしているRed Giantを押さえに行くか、首謀者に割り込みをして、首謀者を先にノックアウトするか。 GM:マスターから言います。次のギラグ=ウルの行動は、もう決まっています。 ライトニング:そうすると、ヒーロー的には人命救助最優先ですね。飛びます。 GM:〈飛翔〉は〈間合い〉の代わりに使用可能です。 ライトニング:(コロコロ)とりあえずポシ。 GM:打ち消します。 勇人:確実にいくんであれば、ここで活劇るのがいいと思います。 GM:あ、そうか。活劇の法則を使って、もう1点使うと、そっちは消せません。 ライトニング:そうせざるを得ないな。活劇の法則発動。(コロコロ)見せ場宣言! エッジ:“ヒーロー”、“ドラマ”、“アドレナリン”、“緊急行動”? ナイスツモだな。 ライトニング:まずは“ヒーロー”。(コロコロ)41。“ドラマ”で、(コロコロ)51。“アドレナリン”で+3。〈飛翔〉33。 GM:プレイヤーズコールです! お好きなように、演出どうぞ。 ライトニング:やはり、石の短剣を弾き飛ばし、彼を巻き込むような形で、竜巻のようにぐるぐる回る、ですかね。 エッジ:この機動力がいいよね。ロケットレンジャーは。 ライトニング:きりもみ回転して、地面に叩きつける。 GM:生かしときます? それとも、とどめさしちゃいます? ライトニング:基本的には、不殺(ころさず)で、許す。改心するんであれば。 勇人:アメコミヒーローっぽいですね。因みにプレイヤーズコールだから、改心します! まで言えます。 ライトニング:改心させます! GM:了解。目覚めた時に、ギラグ=ウルは何か一言掛けられて、改心するんですね。そうすると、オスサングは、形を保てなくなって、水になってジャーッと流れて、マグマの中で弾けて消えます! エッジ:よぉっし! ライトニング:まだ“緊急行動”が残ってるんで、これを使ってRed Giantの方に、そのままの勢いで、きりもみしながら突っ込んでいってみましょう。 エッジ:すーげえ! ライトニング:〈飛翔〉で振ります。(コロコロ)うわ! リンクが切れた! 一同:ええーっ?! ライトニング:これはどうにもなんないッスね。 エッジ:充分、役目は果たしてます。 勇人:ボス倒してますからね。 エッジ:しかも、スーツが外れちゃうのがオイシいです。 GM:では飛んでいたあなたは、落ちてしまう。あれっ、変身が解けた! 勇人:エネルギーを放出しすぎたんだ! エッジ:顔からずざざざざー! みたいな。
勇人:キャプテンが危ない! カッティングエッジくん! エッジ:よし、ジェットエンジン起動! Red Giantを強風で冷やします! GM:おおー。 エッジ:俺が一生懸命引きずってきたこれを、今ここで起動させないと、キャプテンは死んでしまう! 勇人:という〈トリック〉。 エッジ:あ、そうだ。〈トリック〉の方が高いんだ。 GM:プレイヤーズコールまでいけば、起動して、言った通りのことが起きます。 勇人:ここはきみの見せ場だ! エッジ:頑張りまーす。(コロコロ)1振った!(笑) GM:うおー! 連鎖って起きるねー。 エッジ:まさかのリンク切れ。「・・・なんだこの、でっかい、死せるものは。俺、今まで、24さいまで、リビングランドで暮らしてた」 ライトニング:もう、数字数えらんない。24という概念が無理。 エッジ:「あー、そうだ。オデ(俺)、むかし、ここにいた」 勇人:しっかりしてくれカッティングエッジくん! 色んな意味で僕に絶望を与えないでくれ!(笑)有能なエージェントだったのに! エッジ:拳銃を見て、「これ、あー、いらない!」(ぽいっ) GM:レンチも要らない。 エッジ:服を触って、「わー、なんだこれ、きもちわるい! これも、これも、死せるもの、オデ、死せるものいらない!」(ぽいぽいっ) GM:(笑いすぎて息も絶え絶え)騎士様、何とかしてください! カイル:騎士は積極防御中です。 エッジ:やっべぇ、オイシい! やっぱ、リンク切れ、一番、しびれるな。 勇人:ということで、行動が残ってるのは僕だけですよ。そんなバカな!(笑) GM:あれ? チャンスがピンチになったぞ。 "Eternal Smile" Since 2002.02.02 E-mail:charmy_s@mac.com |