TORGリプレイ
エピローグ
GM:ではエンディング、一番がいい人。手を挙げて。 セバス:(挙手) 和歌:いい笑顔だよー。 セバス:いぇーい。 GM:時間的には、戦いが終わって、ちょっと間が開いたぐらい。 セバス:とりあえず、後ろ見ながらこう、パイプくわえて、「ふン」と。「青いのぅ」とか言いながら(笑)。「ま、青いのも良かろう」そのままパイプくわえてつかつかと海岸沿いを歩いてくけど。 GM:そうすっとですね、夕日が海を赤く照らして、あぁ、そういえば赤と青は可能性の色だったなぁと(笑)。 セバス:最後、遠い目でもしとくよ。 GM:ということで、寄せては返す波に、セバスの足跡が少しずつ消されていきます。 セバス:最後に一言。「やってらんないのぅ」(笑)。 【CAST】サー・ガストン・セバスチャン GM:次は和歌ちゃんかな。問題なければ。 和歌:じゃあ、マッコイ、ゴメンね。って先に言っとくわ。 マッコイ:ほぇ? 和歌:ニコニコしながらマッコイのところに行って、バチンと平手打ちします。 GM:おぉー! マッコイ:「何すんのよ?」 和歌:頭と頭を近づけて、肩にもたれかかって、「仕事中だったから、泣かなかったけどさ。大郷のこと、ちょっと効いたぞ」 マッコイ:「あぁ、悪かったよー。悪かったよ、反省してるよーすまねぇー。マジですまなかったと思ってるんだ俺は(笑)」 和歌:じゃあ、抱きついて、「くっ!」って泣いてます。 マッコイ:「(あさっての方向を見ながら)・・・どうすりゃいいんだよこれ」(笑) GM:“ロマンス”カード出てたしなー(笑)。とか思いながら。 マキシム:そういえば、そうか。 セバス:しまった、俺最後にすりゃ良かった!(笑)
GM:で、元楽園の中で、すすり泣く和歌と、困っているマッコイの絵になって、ちょっと遠目になって、大郷の墓が映ります。大郷が、空からあなたたちを見てふっと笑って、月を見上げて、月へと昇っていくのが見えたような気がする。 一同:おぉ。 GM:月は死者の赴くところなんで。 マッコイ:そんなトコにウー・ハン行っちまったのか(笑)。やっかましくて眠れねぇぞー。 【CAST】甲藤和歌 マキシム:僕は、剣を抜きながら、「アーク。奴がもしまだ生きているのなら、相まみえてみたい・・・」 GM:そうですね。月を見る度、奴はまだあそこにいるのだろうか、それとも地に降りたのだろうか、と思いが募ります。 マキシム:そいで最後、剣を背中に収めて、ザックを背負って、「俺より強い奴に、逢いに行く」 一同:うわー!(笑) 和歌:オイシいよー。 GM:宿命のライバルは、ちょっと遠くにいるけどな。40万キロ向こう(笑)。いつか降ってくるぞいつか。 ディアン:月が降ってくるんですか? GM:“仇敵”カードとか引いたら、降ってくる方向で(笑)。 【CAST】マキシミリアン マッコイ:えーと、エデンからの帰りの輸送機。アーディネイ女王たち乗せてて、シュアもいると。「宇宙だぜ宇宙! 嘘みてぇだぜ、どうよ?」 GM(シュア):「いやー、何回聞いても嘘っぽいですよ」(笑) マッコイ:「そうなんだけ・・・あ? 何だありゃ」 GM(シュア):「は? 何スか何ッスか?」 マッコイ:「いや、何か変なモンが・・・隕石かあれ?」 ディアン:「どうした?」 マッコイ:「シュア、右一時方向拡大」 GM(シュア):「はーい。カシャカシャカシャ(効果音)・・・何あれ?」 マッコイ:「おい、何か見覚えのある人面だぞ、おい!」 和歌:「えっ?」 マッコイ:「ヒゲ?」 GM(シュア):「うわー・・・ウー・ハンがロケットで帰ってきたー!」(笑) マキシム:さすがナイルだ。 マッコイ:「・・・見なかったことにするか」 GM(シュア):「見なかったことにしようよ」 マッコイ:「しようか。おぅ」 GM:女王陛下たちもうんうんと。いいのかなぁー、ま、いっか(笑)。 【CAST】マッコイ・ナガ・ハーラム GM:輸送機がオックスフォードに到着しました。 ディアン:じゃあ、女王陛下に質問します。「アーディネイ女王陛下。ジェシカは、この後どうなるのですか?」 マッコイ:今回は完全に無実、本人的にはどうしようもなかったんじゃないの? ディアン:「あ、俺が言いたいのは、この後、ジェシカはまた閉じこめられたり・・・」 GM:「あー・・・」って遮って、あのね? っていう顔をして(笑)、「私は、未来のことは判らないけれども、ひとつの可能性として、幸せになるのではないですか、二人で」 ディアン:はい?? GM:これ以上何を言えと、私に(笑)。 和歌:「プロポーズは自分から言うもんだよー」 GM:そうすると、ジェシカの方が、先に気づいたらしく、赤くなるんですけども。「えっとぉ・・・私ほら、何て言うか、えー、罪人ですし・・・」って顔をしてるんですけど、誰も聞いちゃいねぇ。 ディアン:「ジェシカ・・・? どう、した?」 GM:「いや、あの、えっと・・・」すごいあたふたしながら。ハイロードにもなれる器なのに(笑)。 セバス:どうしようかな、脇から俺がしゃしゃり出てこようか。 一同:おぉー! セバス:「お前いくら蛮族でもな?(笑)・・・とりあえず、挙式の準備だけはしておくからな」ポン(と肩を叩く)。 マキシム:じゃあ、「そういう時はな、男がリードしてやるもんだぞ」ポン。 和歌:「お前の剣は、一番大事な者を護るためにあるんだろ?」ポン。 ディアン:それが一番素直に聞ける。 GM:あっ。そういう意味か! っていう。やっと気づいたか。 ディアン:いや、違う。「ジェシカ。俺は、この剣で、これからも、ジェシカのことを護る」 マッコイ:・・・わかってねぇー! GM:いい! マスター推奨!(笑) ディアン:「たとえ、過去に罪を犯したとしても、幸せになれる可能性は、誰にでも、ある。ジェシカは、どうしたい?」 GM(ジェシカ):「私は・・・あなたと、そしてみんなと、幸せになりたいです。だから、私は、あなたと一緒にいます・・・!」 セバス:女王陛下におずおずと、「挙式の準備を」 GM:(アーディネイ)「公費で、おちますかね?」(爆笑) ディアン:陛下! 何で公費とか言ってるんですか! セバス:「善処いたします」(笑) 和歌:いいねー、キャッシュだねー。 マッコイ:国の公式行事だったのか? セバス:「公式行事にしても良いかと私も思われますので」諦めた顔して、「では私の方で、子細は手配いたします」 GM(アーディネイ):「お願いいたします」 セバス:「おーい」パン、パァーン!(手を叩く音)既に仕切り始めてるから。 ディアン:あのぅ・・・。 【CAST】ディアン・オブロー GM:えー、そんな、笑いやら、喜びやら、嬉し涙とか、そういうのに包まれながら、TORG三部作、第三話、HEAVEN、エンドになります。どうもお疲れさまでした! 一同:お疲れさまでした!
限りなく今に近い未来……… そして、いつか、皆が幸せに暮らせる世が生まれる可能性を繋がんがために。
TORG Replay『HEAVEN』 Fin. ---Thanx for all players, readers, AND GREAT GAME MASTER !
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