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TORGリプレイ

『ロンドンは今日も霧』

 

あとがき

 
 どうも! バーバリアン&バーバリアンの、後先考えない方、ディアンです。

 流行りのネタで恐縮ですが、今回のセッションは、まさにそんな感じでした。
 同じバーバリアンでも、マキシムの方が派手なアクションを好み、負傷することも多いので、無謀なように見えますけど、彼は周囲の状況をきちんと把握して、勝ち目がないと思った時には動きません。ヘリから飛び降りなかったことは最後の最後まで悔やんでましたが(笑)。

 一方ディアンは、自分の心がそれを必要と判断したなら、有利不利一切無視で行動を起こしてしまうバカです。地下で強制労働の光景を見た時には、「やめろ!」って叫んで飛び出したい気持ちでいっぱいでした。そのシーンでのマッコイのセリフ・・・やるせないディアンの心情を酌んでくれているセリフは、私の大のお気に入りです。

 改めて振り返ると、ラストバトルはかなりの激戦でした。危ない場面も何度かありました。マッコイに対する〈間合い〉は、本来ならプレイヤーズコールでした(“敵方失敗”で事なきを得ましたが)。しかし困ったことに、私は“敵方失敗”で切り抜けたピンチを、ピンチだと思っていないようです。他のゲームで喩えるならば、防御系・ファンブル系の神業や加護や奇跡を使わざるを得なかったくらいの状況だというのに。いかんいかん。この認識はヤバい。

 閑話休題。

 リンちゃんは今回も大活躍でした。圧巻はラストバトル。ほぼ18以上しか振っていません。GMの出目がイマイチだったのは、リンちゃんに運を吸い取られたからかしら。ようやくフルネームも判明しましたし、ポシビリティ+“ドラマ”+“ヒーロー”+“計画”で回収というコンボもしっかり披露。なのに、デュラハンに攻撃された時の「万死に値します」というセリフのインパクトがあまりにも強くて、それ以外がかすんでしまいました。やっぱり彼女だけは怒らせてはいけません。

 私も含めた他の3人は、大体いつも通り。私はデュラハンを攻撃する時に20を出せたので、それだけで満足です。あとは、エタニティ・シャードがバランスブレーカーだということがよぉーーーく解りました。ポシビリティを引き出すための〈リアリティ〉判定は必要ですが、カードと別に3点も4点も使えるのはオイシすぎます。

 唯一のコアアーサー、マッコイには、またもや交渉役をお願いしてしまいました。今回の知恵袋的NPCはアイルのリアリティ持ちだったのですから、こっちが話をするべきだったのに。いつもすみません。腹芸ができないもので。

 それにしても、マキシムのあの局面でのリンク切断は、一歩間違えば笑うどころでは済まされませんでした。次からはリアリティ・バブルを忘れず張ろうね。

 おまけでひとつ、豆知識を。
 ラストバトルの中盤、ディアンはデュラハンをこう〈威圧〉しました。

「無理だ。お前では、オレの相棒を、傷つけることはできない」

 ディアンがマキシムのことを「相棒」と呼んだのは、これが初めてです。
 いや、何というか、自己満足にすぎないんですが、肩を並べて戦う者同士の関係性の変化を、出してみたいなーと思ったのです。ただ、あまりにもささやかな変化すぎて、誰にも気づいてもらえませんでした(笑)。

 最後までお読みくださり、本当にありがとうございました!
 来年2月でこのサイトも開設10周年。その節目を狙ったつもりはありませんが、次にお送りするのは、世界の趨勢を左右する物語=ハイロードとの直接対決です! 久しぶりにあの執事や、あの熱血少年も登場・・・? どうぞお楽しみに!
 

2011.10.10(地震からもうすぐ7ヶ月。平穏な日々の訪れを祈って) しゃあみ・拝
 


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