Eternal Smile > RESCUE 『RESCUE』 あとがき ゲームマスターを務めましたしゃあみです。リプレイ『RESCUE』、熱く燃えていただけましたでしょうか。 ひとえに私の筆が遅いせいですが、ディアンが無事に救出/奪回されるまで、丸2年も掛かってしまいました。いやー、長かった。ラストの一文を書きたくてしょうがなくて、でもそこまでたどり着くのがすごく大変で、何度も心が折れそうになりました。 シナリオ自体にも、完成した文章にも、拙い部分は多々ありますが、「ユーソリオンを倒す」という偉業に免じて目をつぶり、喜びと達成感を分かち合っていただければ幸いです。マスターとして、持てる力の全てを振り絞ったセッションです。それだけは断言できます。プレイ中は、思い描いていたシチュエーションをかなり再現できたので(特に悪役のセリフ)、あたかも私自身がひとりのプレイヤーであるかのように、大興奮・大満足でした。しかし、こうしてリプレイ化するにあたり、録音を聞き返して書き起こしてみると、 大ボスの割に、ユーソリオン、考えることが地味(笑)。 せっかく捕えたストームナイトを地下に投獄なんて、絵的に全然面白くないですよね。十字架に磔にするとか、救出劇の前座として50人くらいのヴァイキングを出して、「ここは俺に任せろ!」をやってもらうとか、それくらいド派手なことをやらかしてもよかった気がします。 一応この舞台設定には意味があって、隠密能力に長けた忍者、闇影さんに活躍してもらおうと思ったのです。あと、ディアンをあまりエグい目に遭わせたくない、という親心が働いたのも事実です。ゲームマスターのお仕事は、キャラに試練を与えること(控えめな表現)だというのに。まだまだ私は未熟者です。 ディはヒロインじゃねーし、救出のモチベーションがイマイチ上がんねーなー、と言いながらも、彼の無事を信じて、見事に立ち回ってくれた4人には、感謝の気持ちでいっぱいです。本当に、ありがとうございました! 余談になりますが、地下聖堂のイメージシーンは、 さて。 ユーソリオン亡きアイルで、覇権を争う、闇の四天王。 次回、TORG - the Next Generation『サムライ・オーバードライブ』。 2012.07.20(雨上がりのとても涼しい夜に) しゃあみ・拝 マキシム:するよね。ラスト、俺あんまり出目良くなかったけど、出目担当に助けてもらった。 闇影:わし、出目担当?(笑) シュア:いいんですよ、命中なんか他の人にやってもらったって。どうせとどめの一撃は、マキシムじゃないとできなかったんで。魂斬れるのあなただけですから。 セバス:ああー(納得)。 シュア:万一マキシムに何かあった時の保険として、トルウィンに来てもらったという部分もありますけどね。 マキシム:トルウィンについて来てもらってよかったね。 シュア:はい。萎縮が超助かりました。 GM:っていうかさー、あのイニシアチブ、空気読みすぎ! シュア:すごかったですね。色々覚悟してたのに、やべぇ、超勝てる目になった! っていう。 GM:もうちょっと苦戦させたかったんだけど。 闇影:あの“イニシアチブ掌握”で、場の流れがくるってひっくり返りましたね。 セバス:すごかったね。 GM:でも正体ばらす前は、そんなに押せ押せでもなかったよね。 シュア:あの辺はまだ、手探りというか、本気を出すにも出せず、みたいな感じだったんで。 GM:なるほど。くそー、早いうちに魔法撃っとけばよかった!(笑) ・・・おあとがよろしいようで。 "Eternal Smile" Since 2002.02.02 E-mail:charmy_s@mac.com |