Eternal Smile > Be Strong 『Be Strong』 限りなく今に近い未来……… Prologue 強力:ごっつぁんです!(笑) GM:そして、角力繋がりで、別のところで(*1)強力関と歴史に残る一番を取ってくれたエディーノス、スレブをお招きして。 スレブ:そうですね。 GM:そこに、アン姐さん、赤毛のアンという異名で知られている女スナイパーの、熟成されたワインのような味わいを入れて。 アン:角力に関係ない食材でございます。 GM:そこに、ディアン・オブローっていう、清らかな魂を持つ聖騎士を混ぜると、どんな味わいになるでしょう? スレブ:闇鍋、かな。 アン:いや、あれですよ、ちゃんこですよ。 GM:その通り!(笑)おすもうさんが作る鍋は、全部ちゃんこです! スレブ:っていうか、鍋じゃなくてもちゃんこです。 ディアン(以下ディ):つまり、今日のこのセッションはちゃんこなのですね。 GM:素晴らしい食材と、素晴らしい皆さんをご紹介しつつ、セッションに入っていこうと思っております。まずは強力関から! 強力:はい。名は強力。ニッポンテックの角界において、星のやり取りを一切しないまま、遂に横綱まで辿り着いた男です。 スレブ:うんうん! 強力:ですが、悲しいかな、兄弟子と再会してしまったことで、運命が狂い始めます。兄弟子の必殺技が、夜な夜な夢に出て、徐々に心身を蝕んでいき、併せてニッポンテックの角界の陰謀によって、現在、謹慎処分を受けてます。場所には出てません。リプレイ(*2)をお読みになってる方、及びディアンは、聞いて眉をひそめると思うんですけど、彼は今、〈トリック〉を使うことに抵抗がありません。 アン:本来使わないんでしたっけ。 強力:絶対に使いません。 ディ:ただの一回だけ使ったのが、八艘飛び(笑)。 アン:八艘飛びはね、まぁ仕方がない。 強力:落ちた横綱である彼が、どうなっていくのか、というところをやってみようと思ってます。状態が状態だけに、多少強い言葉で罵ってもらっても構わないし、セッションの進行には全面協力します。よろしくお願いします。 スレブ:呼んでいただいてありがとうございます。エディーノスの武僧、スレブ・ラナーラです。〈祈念〉技能で〈武道〉を使えるという特殊ルールで、「我が心のラナーラ様が常にここにある」と言って、ラナーラ神拳で殴ってくるキャラクターです。 GM:アッハイ。 スレブ:個人的には、ラナーラ様が力を貸してくれているだけで、拳法とも思ってないです。 GM:そうですね。リビングランドに拳法って概念ないし。 アン:ラナーラ神拳を抜けば、普通にエディーノスのキャラ? ディ:敬虔なエディーノスです。 強力:敬虔にして異端だよね。 スレブ:ただやっぱり、本来の部族とは喧嘩しちゃったのか、神の解釈をめぐっていざこざがあったのか、本来の名前を捨て、「我はラナーラの僕である」と名乗ってる。英語に翻訳すると、スレブ・ラナーラ。 アン:多分、神は遠くにあるか近くにあるかで分かれちゃったんだろう。 スレブ:装備は草の腰巻き。草のまわしって書こうかな、と一瞬思ったんですけど(笑)、さすがに武僧なので、そこまでちょっと感化されちゃうとアレかなと思って。 アン:ニッポンから見ると、リビングランド角力、って解釈をされちゃうだけ。 スレブ:大先輩方とご一緒してますが、皆で楽しめればいいと思ってます。ただ、自分ちょっとやりすぎちゃうことがあるらしいので、そういう時はツッコんでください(笑)。抑えます。 アン:アン・シャーリーと申します。元従軍看護婦で、亡くなった旦那が軍人だった。酒とタバコを常習して、たまにスナイパーライフルをぶっ放す、そんな危ないお姉さん。 強力:元従軍看護婦でスナイパーライフル持ちか。なかなかだな。年齢どのくらいですか? アン:29歳です。リアリティ・ストームに巻き込まれた時、旦那の使ってたライフルと、本人は、サイバー教皇領のリアリティに変身したけど、旦那はダメだった。 強力:サイバー教皇領らしい、割とシビアな過去。 アン:ただ、本人は、ストームナイトになった時のことを、実はそんなに覚えてないんですよ(*3)。プレイヤー的には、他の人のハッピーエンドを後押しして、自分はビターなエンディングに浸るタイプですね。 GM:では最後。 ディ:本日はお集まりいただきありがとうございます! お題を訊かれた時に、「角力シナリオ作ってね♪」と無茶振りさせていただきました。 GM:そうですね、無茶振りされましたね。 強力:「TORGで遊んでね」、なら普通のお願いだけどね。 ディ:キャラクターは、聖騎士、ディアン・オブロー。最初はバーバリアンだったんですが、色々あって、クラスチェンジしました。 スレブ:そうなんですか。 ディ:以前、金輪龍一のクローンをひとり倒したんです(*4)。でも本物はまだ生きてるから、『ビル倒壊現場より奇跡の生還!』という体で、表舞台に華々しく復帰して、アーディネイ女王に、『私は彼に助けられた。是非とも彼を聖騎士に!』と言ってきました。すごく悩んだんですけども、売られた喧嘩を買って、聖騎士になることにしました。 アン:金輪龍一的には、変に動けないように封じ込めたい。 GM:そうそう。 強力:何回か同卓してるけど、ディアン・オブローは、かなり芯が通ってる分、若干融通がきかない。 ディ:はい。裏口から入れば話が早いのに、正面から名乗りを上げちゃうような、融通のきかない馬鹿です。 アン:ただ、込み入った時は酒を飲ませ・・・あ、間違った。お水だった、お水。「煮詰まってるねぇ。水でも飲んだらどうだい?」 スレブ:ぐびーっ。ぐでーん。 ディ:強力のことは、ストロングと呼んでいます。ストロングに、オレはギョウジを頼まれて。 スレブ:行司(笑)。 ディ:『力と力のぶつかり合い。これが角力だ』と言って、ものすごい取組を見せられたんです。それ以来、ストロングのことは尊敬してます。が・・・。 GM:というところですね。まとめると、強力とスレブはやり合ったことがあり、強力とアンはディと一緒に戦ったことがある。スレブは他の2人とは初対面。アンは、横綱のことは、知識としては知ってるだろう。新聞のスポーツニュースに目を通していれば、名前がたまに出るかな、ぐらい。 ディ:因みに、プレイヤーは、ホラーが苦手です。こないだの裕人くんの話(*5)は、ほんっと怖かったんですよ! GM:ちゃんと怖がらせたよ。ホラーだからね。 ディ:勿論スプラッタも苦手です。ただ、そういう場面に出くわしたら、平然とディを演じるとは思います。 強力:今回、バイオレンスはあり得るけどスプラッタはないよね? スレブ:大丈夫ですよ。奇跡で治せちゃうんで。 ディ:あ。 GM:そういう、バラエティ豊かなメンツで、やっていきたいと思います。 【CAST】
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