TORGリプレイ
第二幕:天使の瞳、其は何を映す エリオット:続けていいですか? えぇとですね、広報部の名前をもらったんで、それを使って開発チームの部屋へ行って、話を聞きます。で、まず、開発チームのメンバーの人となりと、チーム内で浮いてる人がいないかどうかをチェックしたい。あと、来てない人がいるかどうか。 GM:解りました。まず、明らかに判ることから。太田さんという方が、今日1日休暇を取っています。 エリオット:今日だけ。明日は出勤。で、プレイヤー的に言うと、鴨下さんは? GM:いますよ。この部屋の中で一番若いのが鴨下さん。 エリオット:今いる5人の中で、誰か、様子がおかしい人はいますか? 声が暗いとか。 GM:〈発見〉を。 エリオット:(コロコロ)いい目が出た。達成値18。 GM:開発チームの主任さんは、ちょっと迷惑そうな顔をしてますが、他の人からは、そんなに変な印象は受けないです。普通の仕事ぶりのようです。 エリオット:了解。では、どういう研究をしているのかとか、一般的なことを聞いて、深いところは突っ込まない。今はそれだけでいいです。 GM:ではマキシム。 マキシム:えーっとね、彼女が本当に芹奈かどうか、観察してみる。 GM:〈手掛かり分析〉をどうぞ。 マキシム:(コロコロ)達成値14。 GM:彼女が頬杖をつく様子であるとか、髪をかき上げる仕草であるとか、ふっと力を抜いて紙コップのコーヒーに手を伸ばす仕草であるとか、そういうのは、あなたの見慣れた芹奈の動作そのものです。 シュア:なにー? 細かいトコ見てる(爆笑)。 GM:描写が細かすぎる! は言われるかと思ったけど。 シュア:バーバリアンとは思えないよ。よく見てんなー。 マッコイ:確かに。 マキシム:じゃあ、話し掛けます。「こんな所で仕事をしていたのか」 GM/鷺沢:「まるでその口振りだと、以前貴方とお会いしたことがあるみたいですけれども」 マキシム:「しらを切っても、俺にはもう判ってるぞ」 シュア:ご、豪速球!(笑)ど直球ぶりに惚れました。 セバス:でもアイルだからいいんじゃないスか。 マッコイ:問題は、相手がニッポンテックってことだ。 シュア:とりあえず、相手のバッターのリアクションを見ましょう(笑)。 GM:「判ってるって、何が?」と、挑発的な笑みを浮かべます。 マキシム:どうしようかな。 シオン:お前は変化球でちまちま勝負するタイプじゃあない!(笑) セバス:直球しか知らないんじゃないの? エリオット:今はこれ以上こだわらないのがお勧め。 マキシム:そうだね。ここは引いときます。「そうか」 GM:では改めて、ログ解析のための〈手掛かり分析〉をお願いしますね。 マキシム:(コロコロ)ポシ使う。(コロコロ)達成値19。 GM:その達成値なら、さっきのシュアの「腕も立つし頭脳も一流」という発言に恥じない働きができました。同じ結論ですね。kamoshitaという名前があるのが判ります。 エリオット:まぁ、第一容疑者としては、この鴨下さんですね。 NEXT → シオンとセバスチャンは、あの男のことを仲間に告げる…… |
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