第二幕：天使の瞳、其は何を映す

 
シーン４　The Tailer
 

シオン：「尾行するには私は目立ちすぎるので、後は任せた」（カード交換）

セバス：「そちらはそちらでよろしく。私は話が解らん」

ＧＭ：よろしいですか？　では鴨下くん尾行組から始めます。〈追跡〉で判定してください。

マッコイ：はい。（コロコロ）お？　ポシ。

セバス：（コロコロ）ダメじゃん、ポシ。

ＧＭ：どうぞー。

マッコイ：（コロコロ）２０ー。（コロコロ）達成値２５。

セバス：えーと、１９。

ＧＭ：お次は、見つからないように〈隠れ身〉をお願いします。一応彼も〈発見〉を振るんですが・・・。

セバス：んな技能は知らん。

マッコイ：（セバスと同時に）持ってないんだよな、これが。

シュア：隠れる気ないのか。男らしい人たちだなぁ（笑）。

マッコイ：あれ、確か陰謀の法則で、ニッポンテックだと〈隠れ身〉＋３つかなかったっけ。

ＧＭ：つきますね、そういえば。

セバス：とりあえず、《敏捷度》で。（コロコロ）２０！

ＧＭ：ただし技能がないので振り足しはできない。

セバス：はーい。達成値１８。

マッコイ：＋３しても１２。

ＧＭ：大丈夫、バレてません。こっちの〈発見〉達成値は８だったから。

セバス：もう２０は出ないな（笑）。

シオン、シュア：いや、出ます、出ます。

マッコイ：じゃ、目の前の沢山の野良猫たちでこう、カモフラージュして、ついて行きます。

ＧＭ：彼は同僚と一緒に夕飯、というか、ちょっと飲んで帰るようです。会話の内容は、合コンの話、テレビの話など。

マッコイ：途中で誰か加わって来ないかどうか、注意してます。

ＧＭ：〈発見〉をお願いします。

マッコイ：（コロコロ）今イチだな。達成値１０。

ＧＭ：特に怪しいところはなく、そのまま解散、電車に乗って帰宅、っていう感じですな。マッコイが見ていた限り、誰かが口出ししてくるようなことは全くなかったです。

マッコイ：一応家まで尾行します。その間に、誰かが接触してこないとも限らないので。

ＧＭ：もう一度ずつ〈追跡〉を振ってもらえますか？

マッコイ：（コロコロ）１８。＋５の、〈追跡〉達成値２０。

セバス：（コロコロ）！　−８、達成値７。あれぇ？

ＧＭ：まぁ、どっちかが〈追跡〉に成功すれば、追っかけられるとは思うよ。

マッコイ：「あれ、爺さんどこ行っちゃったんだ？」（笑）
 

こんなやりとりを経ながら、２人は鴨下の家までついて行く。
 

マッコイ：大体家に入って１０分ぐらいしてから、他に外部からの接触がないようであれば、引き上げます。

ＧＭ：特にそういったことはないですね。

セバス：今日は空振りか。ま、こうなったら１週間続けてみるかのぅ。

マッコイ：あっ、そうだ。ここ社宅？

ＧＭ：いや、親と同居の一軒家って感じ。

マッコイ：電話の履歴調べるのは難しいかな。

ＧＭ：えっ、電話盗聴するの？

マッコイ：〈知識（機械工学）〉持ってるから、やろうと思えばできるんだけど。

シュア：先輩はその辺融通が利きますから。

マッコイ：どきぃっ！（笑）

シュア：ただ、場所が場所だけに、捕まったりしたらさすがにマズいんで。

エリオット：多分、やる必要ないと思いますよ。

セバス：シロっぽいよな。んじゃ、帰りますか。
 

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