TORGリプレイ

『逃げてきた黒天使』

 

第二幕:天使の瞳、其は何を映す

 
シーン5 The Client
 

一方その頃、シオンはジェイクから聞いた連絡先へ電話を掛けていた。
 

GM/ジェイク:『もしもしー、アタシよー』

エリオット:わ、小指立ってるー(笑)。

シオン:(すごく嫌な顔をして)「私だ」

GM/ジェイク:『その声って・・・あぁ、シオンね』

シオン:「さっきの件についてなんだが、身内の了承が取れた」

GM/ジェイク:『あっ、もぉ、それだから好きよシオンちゃん! んーちゅ(受話器にキス)』

シオン:うわぁぁぁぁーーー・・・「汚らわしい!」

シュア:えんがちょ、えんがちょ。

シオン:お前も聞いてて言うな!(笑)「ということでだ! どこか適当な所で、話をしたい」

GM/ジェイク:『解ったわ、じゃあ、どこどこのバーに来て』

シオン:「というわけで、どこどこのバーへ向かおう」と言って2人の顔を見て、「・・・未成年じゃねぇか! ま、まぁいい。気にしない気にしない。全部ジェイクのせいだ!」

GM:シオンは苦労性なキャラか。

シオン:連絡しなきゃよかったっていう思いと、連絡せねばならぬという思いで、胃に穴が開きそうな感じがします。

シュア:だいじょぶだいじょぶ。シオンさんなら、サイバー胃とかにすればいいんだから(笑)。

シオン:神よお許しください。奴は何も知らないのです。
 

3人がバーに着くと、既にジェイクはカウンター席に座っていた。
 

シュア:「お久しぶりです」

GM/ジェイク:「あら、ガキンチョじゃないの」

シュア:「お世話になりました。前回は、色々と」(笑)

GM/ジェイク:「そぉね。イロイロと」

エリオット:「はじめまして」

GM/ジェイク:「だぁれ? こいつ」

シュア:「ナイルの少年探偵」

GM/ジェイク:「探偵ぇ?」

エリオット:じゃあニッコリ笑って、「ええ」

シュア:「だいじょぶだいじょぶ。あの、立派なストームナイトだから」

GM/ジェイク:「少年って付ければ何でも職業になると思ったらアンタ大間違いよ?」

エリオット:「なりますよ?」

GM/ジェイク:「ガキンチョはお断りよ。ほら、帰った帰った」

エリオット:「ああ、そうですか。先程のメールの件についてお伺いしようと思ったのですが、お断りというのであれば仕方ありません。探偵は、依頼がなければ動けませんから」

シオン:「(背を向けて)じゃ、行こうか」

GM/ジェイク:「待ちなさいよシオン。こいつが、アンタたちのリーダー?」

シオン:「私にできることは祈ることだけだ」(笑)

シュア:(エリオットに)だから言ったろ? 怒るなって。

シオン:「まだ年は若いが、腕は充分・・・だから」

マッコイ:なんか妙な間があったけど(笑)。

GM/ジェイク:「ま、まぁいいわ。そこ座って。ジュースで良いわよね?」

シュア:「あ、ウーロン茶で」

シオン:「ミルクで充分だ!」(笑)
 

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