第四幕：踊る黒天使

 
シーン３　窮鼠、猫を噛む
 

ＧＭ：そろそろ、データ教会が見えてきますね。

シュア：いい感じに、戦闘中だと思うんですけど、どんな風でしょうか。

ＧＭ：レジスタンスは必死に抵抗していますが、もう鎮圧されかかっています。シオンには判るんですけど、攻撃を加えているのは、教会警察の対テロリスト強化部隊、通称ＣＡＴチームです。

エリオット：ＣＡＴチーム！　堅ぇ！

ＧＭ：でですね、ＣＡＴチームって、通常１０人から１５人でユニットを組んでまして、現在目視できるのは５人。裏口の方と中にも数人ずついるようです。単純計算で、正面に５、裏口に５、中に５ってところでしょうか。

シュア：とりあえず、「上から見たらこんな風です」と、無線連絡しておきましょう。鷺沢さんが、アンドロイドから、データを移し込んじゃったら終わりなので、急いで中入って捕まえちゃった方がいいと思います。

エリオット：では、正面のレジスタンスを逃がすための時間稼ぎをするチームと、裏口を押さえておくチーム、或いは、窓を破ってでも、中に突入するチームが必要となりますね。

セバス：３つに分かれるのか？

マッコイ：正面はもう、放っとくしかないと思う。このまま裏口に回ってしまった方が早いんじゃないか。

シュア：うーん、できればレジスタンスを助けたい。

シオン：これは、我々の任務を優先した方が絶対いいと思うんだ。両方をやろうとすると、絶対どっちかが半端になる。

エリオット：車ごと正面に突っ込んでもらうのがいいかもしれません。僕たちは上空で囮になりますので。

シュア：っていうか、お前のこと上から落とす。

一同：（笑）

シュア：ロボっぽく。ロボ投下。

シオン：非人道的です！

セバス：少年がドカーンって落ちて、立ち上がって身長４m半だったら泣くぞ。

シュア：すごいべ？　その間にレジスタンスの人たちには逃げてもらおう。

マッコイ：仕方がない、やってみるか。

ＧＭ：では、正面突破ということでよろしいですね。初期配置は、正面玄関前にＣＡＴチーム５人とレジスタンスがいて、裏口にも５人位いて、マッコイたちの車とシュアたちのヘリが、並んで近づいている感じです。

シオン：あ、移動中に【ブレス】を掛けておこう。《耐久力》上げて、そしたら的になっても、【ワード・デンジャー】で自分を護れば何とかなる。

マキシム：壁か。

シオン：（コロコロ）ポシビリティを使っておきます。（コロコロ）すごいいい目。＋１２だから・・・達成値２５で、《耐久力》が＋５されました。

ＧＭ：了解。とりあえず、ラストですから、頑張ってください！
 

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