TORGリプレイ
第二幕
GM:「何かあったのか?」 シグマ:「ストーマーを捕まえた」 エリオット:「ちくしょう、離せぇ、離せェ!」 ティル:「うるさいな」(エリオットを羽交い絞め) 海優:「ウチにこんなコトしおってー、ただじゃおかへんでー!」 シュア:「わははは、諦めろー」 シグマ:「本部に連れて行く前に、ここで尋問しておきたいのだ」 GM:歩哨2人は顔を見合わせて、「ちょっと待ってろ」と言って、受話器を取ってジーコロジーコロと回して、何かぼそぼそと喋って、しばらくすると「とりあえず中へ入れ」と言って、門が開きます。それに合わせるぐらいに、向こうからショックトルーパーが2人やって来て、「詳しい事情を話せ」という風に言いますが。 シグマ:「(うんざりしたように)とりあえず落ち着かせてくれ。こちらも長旅で疲れてるのだ」 GM:「知っていると思うが、この基地は特別任務のために作られていて、監禁施設や尋問施設は存在していないのだ」 シグマ:「なぁに、ここで一息つかせてもらえば充分だ」 GM:「・・・本当に何も知らないのか?」 シグマ:「知っているさ。だがここから隣の基地まで一体どれぐらいあると思っているのだ」 海優:煙に巻いとるなぁ(笑)。 GM:では〈説得〉判定を。 シグマ:了解。(コロコロ)19、いい目が出た。えー、達成値23。 エリオット:後ろで暴れてます。「子どもを、なめるなぁ!」 シュア:「おとなしくしろー」 エリオット:ガーン(殴られる音)、「はぁっ!」バタリ。 海優:「お前! しっかりしぃや!」 エリオット:「ぼ、僕は大丈夫です!」 GM:では、テントの一部屋に案内されて、「ここに入れておけ。中にベッドもあるから、好きに使っていい」と。 シグマ:「感謝するよ。ところで、ここの司令官殿にあいさつをしたい。使うに至った理由と礼を言わねばならん」 GM:「もうすぐお見えになるはずだ」 三太夫:ここに来る・・・(きらーん)。GM、シュマイザーは持っていて構わない? GM:どうぞ。 ティル:シュマイザーって何ですか? エリオット:ナイルの兵隊さん標準装備の、小っちゃい機関銃です。 GM:そうやっていると、軍服を着た男が1人、入ってきます。「任務ご苦労であった」 シュア:「はっ!」(敬礼) GM/ワッツハイム:「この基地の総括をしているワッツハイム少佐である。事情は大まかには聞いているが、もう一度詳しく報告したまえ」 シグマ:「我々は隣の基地からこちらの方へ巡回に来る途中、い・か・に・も、怪しげな連中を見つけましたので、これと交戦、制圧しました。吐かせたところ、ストームナイトと自供したので、こうやって連れてきたのです」 GM/ワッツハイム:「それはご苦労であった。本件に関してはこちらで処理しても、お前達の手柄として報告しても構わないが、どちらが良いか」 シュア:「それは勿論、少佐殿の手柄としていただき、我々を取り立てていただければ(揉み手)」 GM/ワッツハイム:「そういうことであるならば、早々に報告する」 エリオット:「おっ、お前がワッツハイムだな?」 GM/ワッツハイム:「私の名前を知っておるのか」 シュア:「・・・あ、少佐殿、危のうございます(笑)」 GM:「構うな」という感じで余裕を見せてます。 エリオット:「知ってるぞ、お前が何を企んでいるのか! よく判らないが、色んな物を盗んで、何をする気だ!」 三太夫:知ってるって言いながら訊いてる(笑)。 GM:それを聞くとですね、口元に笑みを浮かべつつも、目は笑っていない。むしろ憎憎しげにキミの方を見て、「任務だからやっている、それだけのことだ。気に食わない仕事ではあるがな。・・・あぁ、聞かなかったことにしてくれ」という感じで、「こいつらのことは任せる」と言って、彼は出て行こうとしますが。 三太夫:「あっ、少佐、ちょっとお待ちいただけますか」(周囲に目配せ) GM/ワッツハイム:「何か?」 三太夫:「内密に、耳打ちしたいことが」 GM:ではとりあえず、寄ってくる。 三太夫:「あなたは我々の捕虜です」と言って、銃の先端を彼の脇腹に。 シュア:えー、素早く側近にシュマイザーを向ける。 エリオット:はああああっ!(驚き) GM/ワッツハイム:「なかなか面白いことをするな。だがそんなことをしても何の得にもならないということぐらい、察しがつくのではないか」 三太夫:「それはどうでしょう?」 NEXT → 果たして、ワッツハイム少佐から情報を聞き出すことはできるのか…… "Eternal Smile" Since 2002.02.02 E-mail:charmy_s@mac.com |