Eternal Smile > The King of Celestial TORGリプレイ 『星辰の王』 第一幕
GM/ニーナ:「ここが、父の書斎ですけど、父が鍵をかけていて、しかもその鍵を、私は預かっていないんです」 海優:「(ピンを持って)開けてええ?」 GM/ニーナ:「構いません」 海優:〈錠前破り〉な。(コロコロ)えーと、“アクション”使って達成値12。 GM:はい、開きました。改めてニーナが、「お入りください」と。 海優:んじゃ、お邪魔しまーす。 ソニック:失礼させてもらいます。 GM:中は、特に荒らされた様子もなくて、数学魔法の本や、普通の数学の本、ユークリッドの幾何学の原書の写しとか、スクロールとかがゴロゴロしてます。 海優:失敗した、姐さん連れてくりゃよかったな。 ソニック:「ニーナさんは、この部屋に入ったことは?」 GM/ニーナ:「子どもの頃から、よく入っていたんですけど、ここ最近は、父の仕事の方が煮詰まっていたので、誰にも荒らされたくないと言って・・・」 海優:なら、机の上に、書きかけのものが置いてあったりするんやろか。ま、読めへんと思うけど。 GM:いや、そっちは英語だ。 海優:とりあえず読むことはできるんやな。なーにが書いてあるんやろ。 GM:〈発見〉振って。 海優:(コロコロ)20、振り足し。(コロコロ)30、え、嘘!(コロコロ)38だって。達成値22。 GM:じゃあね、いくつかの、愚痴っぽい書き込みを見つける。『また予算が減らされた』『何故だ、何故あのプロジェクトにあんなにも人を配属するんだ。私の部下がどんどんとそちらに回されているじゃないか』 海優:お、愚痴っとる愚痴っとる。 GM:『これでは次の学会で、どれぐらい成果が出せるかわかったものではない。あのアメイニめが。新参者のくせして』 海優:「・・・なぁニーナはん。あんたの親父はんは、もしかしたら隠居したんちゃうかな? 学会の発表がイヤになって」 ソニック:「いや、それはないだろう」 GM/ニーナ:「隠居するなら、私に一言あるでしょうし」 海優:あ、そっか。 ソニック:「ナイル人は、常にベストを尽くそうとする人種だ。自分が抜けた時、どう迷惑を掛けるかまでちゃんと考える。だって、人に迷惑を掛けるのは、悪いことだからな!」 球太郎:どこか一個抜けてるのが、ナイル人じゃないんですか? ソニック:えーっと、君たちからは抜けてるように見えるだけで、僕たちからは完璧だ(笑)。 バトラー:確かに、立派な論文を書くために、まず立派なペンを作るような奴らだからな。 海優:アメイニ。新参者のアメイニ。メモ取っとけな、メモ。 マキシム:あ、ああ。 ソニック:あと調べることは、鍵のかかってる引き出しがないかとか、隠し通路がないかとか。 GM:引き出しならあります。隠し通路はない。 ソニック:探すまでもなく! 海優:とりあえず〈錠前破り〉、もう一回振っときますな。(コロコロ)うわ、1や。 ソニック:即、突っかかったね。しょうがないな。マキシム。 マキシム:これをぶっ壊せばいいのか? ソニック:ぶっ壊したら、報酬がさっ引かれるから、壊さないように頼む。 海優:壊したら弁償な。 マキシム:(コロコロ)開かねぇなー、これは。 GM:ガチャガチャやっていると、ニーナが苦笑しながら言うよ。「多分、そこに入っているのは、父の拳銃です」 ソニック:なんだ、拳銃か。 バトラー:鍵が掛かってるんだったら、持ち出してはいないってことだから・・・。 海優:やっぱ、拉致か。 フレディ:少なくとも、昨日の朝家を出て、大学に行ったのは判ってるので、大学で何かあったか、帰りにさらわれたか。 ソニック:とりあえず、ここが犯行現場ではなかろう。他に〈手掛かり分析〉とかで判ることはありますか? トマスさんが困った時に、頼りになる人間とか。 GM:えーとじゃあ、〈手掛かり分析〉。 ソニック:(コロコロ)ポシビリティを使います。(コロコロ)10扱いだから17。 海優:「何かひらめいたか、正義の味方?」(“ひらめき”カード交換) ソニック:ん、ありがとう。達成値17まで上がりました。 GM:そしたら、使い込まれているタンスから、最近の学会員の名簿と思われるものを見つける。 海優:この辺が、交友関係っちゅーことか。 ソニック:「あとは最近、よく会ってた人とか、声を掛けてきた人は、いますか?」 GM:考えて、首を横に振ります。「仕事仲間の方は、あまり家には来ないので。ご近所付き合いは割と普通にやっていましたけど」 海優:まぁ、こんなモンか。ウチは資料を取りに来ただけやし。 ソニック:それじゃあ、電話連絡取ってみます。 GM:はーい。こっち終わったから、次は事務所の3人。 "Eternal Smile" Since 2002.02.02 E-mail:charmy_s@mac.com |