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TORGリプレイ

『星辰の王』

 

第一幕

 
シーン8 Hidden Malice

 
ソニック:周囲にエイプの主人がいないかどうか、【メガ・サイト】で探します。

GM:着いた先は、カイロの動物園です。で、すごい大慌てしてた保安員が、「あっ! 帰ってきたぞ!」と(笑)。

ソニック:あれあれあれあれー?

海優:〈催眠術〉か何かかもしれへんな。

バトラー:いいや、猿には効かんだろう。

ソニック:じゃあ、「こちらはロケットレンジャー隊だが!」

GM/保安員:「お役目ご苦労様です!」
 

ソニックは、パトロール中に騒ぎに気づいた、という顔で、何が起きたのか尋ねる。
保安員によると、「お客さんの目前で、突然猿が檻を乗り越えて逃げ出した」。
 

GM/保安員:「普段は檻に上ったりなんかしないので、我々も困惑していたところなんですよ」

ソニック:「檻の前に立ったヤツが、『お前は暴れるんだ』的なことを言っていたとかそういうことは?」

GM:「いや、そこまでは確認してないんですけども・・・」

ソニック:「そうか。今度から、檻には天井もつけることを勧める!」(笑)

GM:そしたら、飼育員が、「あっ、そういえば、すごい美形の人を見ましたよ」(笑)

海優:わっかりやすっ!

GM/飼育員:「胸に、宝石製の花を挿していました」

球太郎:花?

海優:宝石?

ソニック:「何の花だったか解ります?」

GM/飼育員:「あれはバラだと思います。どうやったらあんなに綺麗にできるんですかねー」

ソニック:じゃあ、今までに確認できた、アメイニの特徴を言って、こんな人か、と。

GM/飼育員:「ええ、そんな感じでした。見たのは今から30分くらい前だったと思います」

海優:超、容疑者って感じやな。

バトラー:いやもう、ヤツでガチだろ。

ソニック:「なるほどなるほど。捜査にご協力ありがとうございました!」ってことで、さりげなく、ロケットレンジャー隊の評判を上げて(笑)、戻って報告ー。

GM:はい。じゃあ、襲撃現場。

海優:ウチが着くまでのことを訊く。「一体、何があったんや?」

球太郎:「猿が・・・」

マキシム:かくかくしかじか。

バトラー:随分変わった訪問客だ。

フレディ:マミーに関しては、ナイルだから魔法の産物なんだろうだけど・・・。

球太郎:それも、数学魔法とかいうやつかい?

ソニック:こっちも、かくかくしかじかで、アメイニとしか思えないヤツが、指示を出したんじゃないか、と。動物を従わせる力もあるんだろうな、あいつには。

フレディ:ふむ。ニーナに言います。「無事で良かった。うちの球太郎が怪我したぐらいか」

GM:「あの怪物は・・・?」ガタガタ怯えています。

フレディ:「わからないが、考えてごらん。何故、あいつらは、ここに来たんだろう」

GM/ニーナ:「私たちが、あの人たちのことを調べ始めたから・・・」

フレディ:「そうだ。しかし、アタシたちが邪魔、という以外にも、理由のある可能性が高い。つまり、お父さんの遺した何かが、向こうにとって重要なのかもしれない。家まで来るってのはそういうことだ。あいつらは、何かを探しに来たのか、それとも、アタシ達を殺しにきたのか、どっちかだ」

GM/ニーナ:「でも、探しものができるとはあまり思えません」

ソニック:そうだよ、エイプとマミーっつーのは、探すメンバーじゃないだろ。粉砕するとかならまだしも。

海優:「単純に、ニーナはんを拉致ろうとしたんちゃうかな?」

フレディ:「どうだろうね。それだけが目的にしては、目立ちすぎるメンバーだよ」

ソニック:「何にせよ、心配するな。キミのことは俺たちが守るし、お父さんも必ず助け出してみせる」

海優:ひゅーひゅー。かっこええー。

ソニック:俺はやるべきことを言っているだけだ。

フレディ:こうなった以上、ニーナさんにはしばらくの間、事務所の方に泊まってもらうかね。

GM:ではここで一幕目終了です。

 
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