Eternal Smile > The King of Celestial TORGリプレイ 『星辰の王』 第二幕 フレディ:「生憎、悪路でねぇ。で、実際、どこの王族がその地にいらっしゃるんだい?」 ソニック:さあ・・・な。 バトラー:地図には載ってないんだよね。確認するけど。そのピラミッドってのは。 GM:はい。地図に載ってるヤツは盗掘されてるから。 バトラー:要は、いきなり現れたのか、とかが知りたいんだよね。 ソニック:後から作ったものだとは思うんだけど。 フレディ:「いずれにせよ、数学者が中に入ってったってことは、もう、何が起こってもおかしくないワケだ。飛ばすよ!」 ソニック:『うん。いつ脳みそをいじくられてミイラにされるか、判ったもんじゃねぇ』 マキシム:一応“警戒”カード出しとく。 GM:えーと、“警戒”を出してるなら気づく。進路上に、ジャイアント・ビートルの群れてる場所がある。 フレディ:(裏声で)マジデ!(笑) マキシム:大きさはどれくらい? GM:直径30mぐらいの穴が5個ぐらい、ボコボコボコと。 フレディ:じゃあ、車を止めて、「ソニック、ソニック。地雷原がある。案内してくれ」 ソニック:『了解。さっき奴らが通ったルートがあるから、そっちを通ってくれ』 GM:確かに、よく見たら、迂回してる。ジープのタイヤの跡が。 ソニック:そう、あそこで何か変に迂回してるなーと思ったんだ。 フレディ:オッケーオッケー。助かったよ。 球太郎:砂漠は恐ろしいなぁ。 GM:じゃあ、ここで戦闘がなかったので、時間的には非常にいい感じで、ピラミッドに着きます。 フレディ:・・・こいつはすごいね。 球太郎:で、でかい。これをランニングホームランするのはちと骨が折れるなー。 ソニック:マスター。上から【メガ・サイト】で見て、ピラミッドへの進入ルートを確認。正面入り口以外はどうなってんのかな。 GM:進入ルートは、正面に入り口があります。他は傷ひとつないです。 ソニック:正面オンリー。了解。 バトラー:そこまでって、車で行けるの? 階段を歩いて登らなきゃいけない? GM:車で乗り付ければ、前までは行けるだろうね。 フレディ:えーとね、みんなに訊く。忍び込むか、突っ込むか、どっちがいい? バトラー:忍び込むなら、夜まで待つしかなくない? 状況的には、突っ込んでもいいと思う。っていうのは、まず仲間が人質に取られてることと。 海優:あはは(苦笑)。 バトラー:あと、他の人質も多くて、ゆっくりしてたら危険だと思うんだ。 ソニック:できれば、突っ込んで向こうの体制が整わないうちに、一気に大将首を取りにいく、くらいの勢いで。 フレディ:そうだね、突っ込んだ方が、儀式の進行を邪魔することができる。乗り付けよう。入り口の目の前まで。 マキシム:よっしゃ。 球太郎:ヘルメットをかぶって、「プレイボール!」 フレディ:「頼みにしてるよ、4番バッター。・・・それにしても」タバコをぷかーっと吸いながら、「オッサンに、チビ助に、野球少年に、ひとりだけ戦士がいたか。はぁー、とんだ突撃部隊だ」 ソニック:「問題ないさ。ヒーローがいるからな!」 バトラー:こいつ、正気か? って顔で見る(笑)。 フレディ:「ゲームは9回裏まで判らない、ってか?」 球太郎:「お、所長も解ってきたじゃないッスか!」 フレディ:「ま、いいさ。あんたのバットは、ボールを打つためだけじゃないんだろ。期待してるよ」 球太郎:じゃあ、ブンブンと振って、「所長。さっきの借りはホームランで返すぜ!」 フレディ:「とりあえず、前線は、あんたら2人がやってくれよ」 球太郎:「おう! 今度こそやっちまおうぜ、兄貴!」 マキシム:「ほーむらん、ってのは、相手を叩き潰すことなんだろ?」(笑) バトラー:「何たる野蛮な。勘違いしてもらっては困るな。我々はしつけをしに行くのだ!」(片手で突きのポーズ) ソニック:コウモリ傘持ってる!(笑) フレディ:「ところでバトラー。あんたのご同輩は、クロかい? それとも、何も知らないのかい?」 バトラー:「いや、ビリーは恐らく、どっちにも転ぶと思う。アメイニに、主人に仕えているだけだからね。根は悪い奴じゃないよ」 フレディ:「解った。処遇は任せるよ」 ソニック:「場をかき回すのは任せてくれ」 フレディ:「ああ。あんたは機動力がある。(全員の顔を見渡して)行こう」 一同:「おう!」 GM:というところで一方その頃。 "Eternal Smile" Since 2002.02.02 E-mail:charmy_s@mac.com |