Eternal Smile > CONNECT 『CONNECT』第二幕 ディ:嘘だとバレバレの顔で言います。「いや・・・大丈夫だ」 GM:大丈夫そうではない。 アン:「1、2時間くらい休んだ方がいいよ、ちょっとこの水を飲んでさ」(笑) 裕人:疲れが取れる、水だー! ディ:「なんだか前にもこんなことが、あったよう、! な・・・」ぐだーっ。 GM:まー、疲れは取れそうですよ。正直、誰が見ても、仮眠が必要です。多分寝てないし。 アン:じゃあ、自分のジャケットを、掛けておこう。 ソウジ:近くにいた警察の人に、「彼はお疲れのようだ」 GM:「わかりました。少し静かにしておきます」 ディ:「グォーッ!」 GM:高いびきかよ(笑)。 ソウジ:ということで、ディアンが寝たのを確認してから、アンさんに言います。「俺は、巽工作機に戻って、忍び込んでみようかと思う。それが一番手っ取り早い」 アン:「うん、そうだね。いいんじゃないかな」 ソウジ:(裕人に)サーカスの時も、こういう話は聞かせないようにしてたので。 ディ:そのためにオレ、酒飲まされて、ひっくり返ったので(*6)。 裕人:ははははは! アン:「あたしは、被害者を調べに、病院へ行ってくるよ」 GM:わかりました。まずは、病院からやりましょう。あなたが素性を話すと、資料を色々と見せてもらえます。〈医学〉で振ってください。 アン:(コロコロ)7か。“ひらめき”2枚使って15。 GM:お、素晴らしい。15だとヒーロー的な成功なので、まずわかるのは、街の中で倒れた人たちは、ホントに精神的なダメージを受けたんだな、ってこと。肉体的な損傷はない。念のため、脳のスキャンとか取ってるけど、まぁ問題ないだろう。 アン:調べた後は、休ませれば問題ない。 GM:一方、吸血事件の方は、牙の感じとかからして、やっぱりバロンです。これ見よがしにやってますね。ただ、噛んだ相手をヴァンパイアにする能力はないみたい。 アン:ただの食事なんだね。バロンは。 GM:食事プラス、エネルギーを吸っている。吸い尽くすほどではない感じはします。 ソウジ:殺意っていうのは見られない? GM:あるにはあるんだけど、どっちかっつーと、「オーロシュのヴァンパイアがやった」っていう状況にしたい。何人かは生きてるから、怖い、怖い、って広めるスピーカーをわざと残したんだろうな、っていうのもわかる。 ディ:オーロシュのせいに見せかけて、何をやりたいんだろうか。 GM:さあ?(笑)ということで、ディアンも一眠りした後、どうするかを考えといてください。 ディ:オレは、新聞社に行くつもりです。 GM:なるほどね。話的に、忍び込むのを後にして、新聞社を先にやる方がいいな。 ソウジ:わかりました。
GM:「目からビーム! え、目からは撃てないんですか? 手からですか?」(笑) ディ:「違う! そうではなくて」 GM:「右手で回復、左手でビーム、みたいな、そういうカッコいい感じの。でもエクスカリバーの音はドーン! ですよね。・・・あれ?」 ディ:「ちょっと待て。落ち着け」 GM:目がグルグルしてます。 ディ:「落ち着け」 GM:「アッハイ」(グルグルグルグル) ディ:これ絶対おかしいですよね。催眠術か何かだと思うけど、判定でわかりませんか? GM:〈手掛かり分析〉が一番いいけど、プレイヤーの推測がそれだけ達してるから、〈発見〉でもいいです。 ディ:(コロコロ)3かー。ポシ使います。(コロコロ)“ヒーロー”も1枚使います。(コロコロ)〈発見〉23まで上がりました。 GM:そうすると、あなたの威光もあって、みんな喋るわけですね。 裕人:ベラベラベラベラー。 GM:目がグルグルしてるのは、やっぱり〈催眠術〉です。ナイルの特殊技能。 アン:ふむ。 GM:ナイルの手の者が、金を渡して、こういうのを書いてくれ、と言った。そして、色々な話を総合した結果、ナタティリに行き着きます。 裕人:お前かー! アン:Dr.メビウスの配下でしたっけ。 GM:メビウスの下の、十総督のひとりで、一人称はナタティリっていう、自分の名前で自分を呼ぶタイプの女です。 ディ:ユウト、恨まれてるとか? GM:当たりめーじゃん、恨んでるに決まってるじゃん(*7)! ソウジ:何をしたんですか? GM:説明すると、元は女奴隷で、主人を殺して成り上がった、女一代記みたいな人なんですけど、彼女の最大の武器は魅力です。自分の魅力で男を籠絡して、いいように操っていたところ、このヴァンパイアが、「本当の魅了ってやつを教えてあげるよ!」 裕人:プレイヤーズコール! GM:ってやった結果、「ヴァンパイア怖い」を刻みつけられて、帰されたんで、ヴァンパイアと裕人くんが大嫌いです。 ソウジ:あはははは(乾いた笑い)。 ディ:だから、ヴァンパイアのような見た目のヴィランを、ロンドンに送り込んだのか。 GM:そんな感じ。で、情報操作をして、その話を広めようとしている真っ最中。 アン:あれか、「オーロシュVSアイル」の空気を作る。 GM:アイルの人たちって、邪悪を許せないんでしょ? ヴァンパイアとか殺せばいいのにー。なんだったらオーロシュに攻め込んじゃえばいいのにー。 ディ:・・・・・。 ソウジ:普通に悪女ですね。 GM:っていう、征服計画プラス、若干の私怨。ただ、序盤に何らかのトラブル、主に人的ミスなんですけど・・・。 アン:送り込む人を間違えた。 GM:その通りです(笑)。もっと深く静かに、浸透計画をするはずが、お前、ヴァンパイアの仕業に見せかけろとは言ったけど、そういう風にとは言ってねぇよ、みたいな。 ソウジ:我こそがヴァンパイアなり! アン:見てらっしゃいますかナタティリ様! この私のヴァンパイアぶりを! GM:ドヤッ! 残念! ソウジ:能力がなまじ高いから、尚更残念ですね。 ディ:「つまり、あなたたち新聞社は、金をもらって、こんな記事を書くように言われた」 GM:「そうそうそう。話を大きくしろ、って。そう、言われてみれば男爵みたいな人がいて! 目から不思議な・・・そう、目を見ているとだんだんグルグルしてきて! 何か出ていた気がする!」 ディ:「わかった。後でまた来る」と言って、その場を辞して、すぐ、デンワというものを借りて、ニッポンのランオウジに連絡します(“知人”カードを出す)。
GM:僕の持ちキャラなんですけど、どうして財閥の総帥が冒険に行くんですか? 部下がいないからです! そっとしといておやりよ(笑)。 裕人:カッコいいぞー。 アン:下手すると仲間にも恵まれない。 GM:本当に地獄のような、冒険を何度もしてきました(*8)。 ソウジ:なんか結構苦労枠? GM:そんな勇人は、電話を取ると、時差とかも気にせず、『ああ、ディアン卿。お疲れさまです。どうされましたか?』 ディ:「頼みがある。金を出してほしい」 GM:うわ、すっげぇ正直ー(笑)。 ディ:「新聞社を、ひとつ買いたい。理由は、ロンドンで、ナイル帝国が、間違った評判を、流そうとしている。それは、ナイルの作戦のひとつだ。・・・いいか?」 GM:アッハイ。飲み込めてないけど、『うん』って言う(笑)。 ディ:「すまない。オレの持っている金では、新聞を書くのをやめさせることができなかった」 GM/勇人:『そうですね、金で書くのをやめろって言うのは、よくないことですからね。ディアンさんはそれでいいと思います。要するに、僕が買えばいいんですね』 ソウジ:いい人すぎませんか? GM/勇人:『僕も財閥の総帥ですから、借金をしに来る人はいっぱいいましたけど、こんな真っ正直に、あなたの金が欲しい、って言われたのは初めてです』(笑) ソウジ:結構な無理難題を、まっすぐ、曇りなき眼(まなこ)でお願いする。 GM/勇人:『わかりました。買いましょう。(小声で)スケジュール、ちょっと後ろにずらしといて』 裕人:っていう声が。 GM:聞こえたところで、シーンを切りましょう。 ディ:すみません。“知人”でショートカットしました。 "Eternal Smile" Since 2002.02.02 E-mail:charmy_s@mac.com |