Eternal Smile > Welcome to Darkness Kingdom
 

 
TORGリプレイ

『闇からの招待』

 

第三幕


シーン4 The Headhunter
 

GM/フィリプ:「久しぶりだな、みんな! 元気だったか!」

バーバラ:「割とね」

アンドレ:「で、その後ろのお三方は誰かな?」

GM/フィリプ:「俺の仲間さ。どうだ? お前たちも、俺たちの仲間にならないか?」

ディアン:「フィリプ。訊きたいことがある。オレたちに、さらわれている人たちのことを教えたのは、何故だ?」

GM/フィリプ:「決まってるじゃないか。お前たちが、どれだけの情報を手に入れているか、知りたかったからさ。そしてもうひとつ。お前たちの実力を知りたかった」

ディアン:・・・・・。

GM/フィリプ:「俺は結構優秀なスカウトでな。お前たちが倒した、兵隊アリ怪人。奴等も俺が、スカウトしたんだ。まぁ、残念ながら、超越(*10)はできなかったがな。そんな奴等でも、ああいう風に使い途は色々とある。お前たちならきっと、最初から、幹部候補生怪人になれるぜ。俺が保証してやる」

アンドレ:「解った。解ったから、失せろ」ダーン、ダーン! と足元を撃とう。

GM/フィリプ:「お前は美学という物を知らんな。人の話は最後まで聞け!」

アンドレ:「うるさい!」

バーバラ:「ナイルの怪人に言われるなんて、どうしようもないわね」(笑)

GM/フィリプ:「お前たちが幹部候補生として入ってくれば、俺の株は上がる。なーに、大丈夫だ。ベースになる虫も、ある程度は自由に選べるさ!」

バーバラ:「じゃあ例えば、あなたは何なのよ?」超・誘導尋問。

GM/フィリプ:「ん、俺か? 俺は、ついさっきまでは、毒毛虫怪人だった。だが今は!」

バーバラ:「うわ、見たくなーい」と答えながら、グレンにこっそり車のキーを渡して、「今のうちに、みんなを連れて逃げて」

GM:では、グレンを逃がそうとすると、フィリプはグレンをジロッと見て、ニヤッと笑います。グレンは怯えて立ちすくみますね。何故かと言うと、フィリプは、一般人が絶対に敵わない兵隊アリ怪人を、自分の命令で自由に操っていました。そして兵隊アリ怪人は、彼には絶対服従です。つまり、彼が圧倒的に強い、ということが理解できるわけです。

バーバラ:・・・ちっ。

GM/フィリプ:「もう一度言うぞ。俺たちの仲間にならないか?」

ディアン:(ジョルトに)答えてもいい?

ジョルト:いい。俺は戦闘中に言う(笑)。

ディアン:「断る。オレたちは、人々の、幸せと未来を守るために戦う者だ。お前の、野心のために戦うのではない。これ以上、お前たちの好きにはさせない」

GM:「そうか。残念だな。では、決着をつけようではないか、諸君!」と言いますと、連中は4人並んでですね、「「「「変身!」」」」

バーバラ:思わず、「うわ、最低!」(笑)

GM:こう、次々に変身していきます。まず、フィリプは、ついさっきまでは毒毛虫怪人でしたが、繭に入って羽化したので、毒蛾怪人になりました。女性の方は、お約束ですね。クモ怪人です。

バーバラ:グレンに言うね。「色香に惑わされたわね」

GM/グレン:「いや、あのー・・・すまん。黙っててくれ」(笑)。

バーバラ:「高いわよ?」

GM:四角い顔の男は、オケラ怪人。丸々としてる方が、アリジゴク怪人。で、連中はそれぞれポーズを取りながら、「毒蛾! 怪人!」「クモ! 怪人!」「アリジゴク! 怪人!」「ケラ、怪人!」「「「「我ら、怪人軍団!」」」」ちゅどぉーーん!

バーバラ:「・・・対抗は、しないわよ」主にジョルトに(笑)。「あたしたち、張り合う気はないから」

アンドレ:「ああ、誰がするか!」

GM:では、戦闘シーンになります。


NEXT → 本性を露にした怪人軍団。数々の特殊能力がストームナイトを襲う……
 


PREVIOUS

back to Eternal Smile


"Eternal Smile" Since 2002.02.02
Copyright (C) 2002-2020 Charmy. All Rights Reserved.

E-mail:charmy_s@mac.com