第三幕
シーン2
同時刻――マッコイと和歌が持つ発信器を鳴らすが応答がないので電源を切る世界会議の面々
アーディネイ女王「私は、ストームナイトを信じています。水鏡を、ここへ」
魔法で4人の所へアーディネイ女王から通信
開口一番マッコイ
「貴女はジェシカの存在を知っていたのですね。何故、教えていただけなかったのです?」
→『先入観を抱いて欲しくなかったからです。
正直申しまして、彼女がそこまで強硬な手段に出るとは予想外でした』
『エデンは、亡命者を受け入れる実験場として作られたのです』
ジェシカはそこ=カリブ海に浮かぶ孤島でボランティアとして働いていた少女
だが実は、遥か過去、その地にあった国の巫女なり神官の子孫――
というのをニッポンが吹聴したと思われる『・・・証拠はありませんが』
マッコイ「二つ目の質問。リアリティが変われば何が起きるか彼女は知っているのですか?」
→今エデンにいる人間からはポシビリティを一度搾取すれば終わり
したがってスティリーを植え領域を拡げないとポシビリティが手に入らなくて破綻する、
だが恐らく彼女はそのことを知らない
ジェシカが手にしているのは、古代アステカ文明で崇められていた蛇神の像ハイチロポチトリ
=戦闘しかできない(笑) 彼女の理想とは正反対
『ペラ・アーディネイの名において、ストームナイトに命じます。
新たなハイロードが誕生する前に、ジェシカを倒してください』
彼女とハイチロポチトリの契約が発動する(=新たなレルムとハイロードが誕生する)のが、
たぶん世界政府の回答期限と同時刻(今から24時間後)
セバス「つまり、24時間以内に、神を殺せと、仰せられるのですな(嘆息)」
『それから・・・ここからは私人としてあなたたちにお願いします。
これ以上悲しみが増えないように、ジェシカさんを、できれば助けてあげてください』
ジェシカと契約する前に、ハイチロポチトリを奪ったり、エデンそのものを乗っ取ろうとする
ハイロードがいるかもしれない、とアーディネイ女王
和歌「お尋ねしたいんですけど、この仕事、残業手当はつきます?」
『・・・今回あなた方が背負う責任の大きさに見合うだけの金額は、用意できないでしょう』
→「なら、私はそのお金に込められた、陛下のお気持ちを戴くことにします」とにっこり
『・・・ありがとうございます。ご武運を』 そしてアーディネイの姿は消え失せる
「ニッポンの世界法則を知ってるかい? 100人にひとりは裏切り者だ。
そこにいるのは判ってんだよ。出ておいで」
→和歌ちゃんの“知人”登場! 牢から解放してくれる
監視カメラへの細工&脱出用車の手配&発煙筒のアフターサービスまでセット(笑)
マッコイも“知人”の少年レルムランナー シュアくんに連絡を取り2時間後待ち合わせ
一方その頃――鏡台に突っ伏すジェシカへ大郷が声を掛ける
「良い知らせと悪い知らせがひとつずつあります。どちらからお聞きになりますか?」
悪い知らせ:「ストームナイトたちが脱走しました。きっと貴女に牙を剥くでしょうな」
良い知らせ:「彼らが脱走した、ということですね」
「・・・冗談が過ぎるぞ大郷」「失礼いたしました」
「討伐隊を差し向けなさい。あと1日だけでも・・・
私達の要求が聞き入れられるまでは、黙っていてもらわなければ困るのです」
ぴったり2時間後 ストームナイトはジャンプ系熱血少年(笑)シュアと対面
「先輩の車もヘリも全部持って来たッスよ! 装備も何でも持ってってください!!」
セバスとマッコイがレザーを、和歌が電撃刀を、ディアンが長弓を新たにゲット
ディアンの迷い:“ロマンス”&“個人的利害”
「俺は、光の軍に属している。だから、女王陛下の命令に従って、ジェシカを倒すのが、
本当なんだろう。でも、できることならジェシカを、助けたいと思う・・・。
こんな俺は、甘いのだろうか?」
マッコイ「甘いと優しいは違うって、前にお前さんに言ったよな?」
シュア「どんな想いでも、貫き通すことに意味がある、ってね。
・・・もう、答えは出てるんじゃないの?」
そうこうしていると嵐を越えて飛行船団が姿を現す! おやくそく通りメビウスマーク
ジェシカが嘆息「・・・やはり、戦いは避けては通れないのですね」
そして米国ホワイトハウスでは大統領デニス・クォーターメインが
「あんな小娘の要求を呑む気はない。『あれ』を早く持ってこい!」
→Act 4
→back to Act3-1
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