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「先輩、俺思うんスけど、ナイルが来たってことは、これから戦いが始まりますよね。その後で突入する方が良くないッスか？」シュアがマッコイに、いずれ始まる乱戦を待つように言う。
「その方が邪魔が少ないと思うッス。それに、気持ちがはやるのも解るッスけど、戦うにも助けるにも、まず体力がなきゃ！ 少しは寝ておかないとまずいッスよ！」
確かに、ジェシカの提示したタイムリミットまでは悠々２０時間もある。シュアが見張りを務めてくれると言うので、４人は形だけでも睡眠を取っておくことにする。
――少しでも早くジェシカのところへ行きたい気持ちを抑えて。
――いずれ訪れる邂逅の時の予感に身を焦がしつつ。
『楽園』＝エデンと呼ばれる島では、世界の命運を左右する闘いが始まろうとしていることなどまるで嘘のように、穏やかに時が流れゆく。
第四幕
夕陽の照り返す中――決戦の刻は来た！
ドラマデッキ１枚ごとに１時間が経過 １２枚めくられたところでハイロードが誕生する
遅くとも１０時間以内にジェシカの元へ辿り着かなければ成す術がない
空中：対空射撃に巻き込まれないよう飛び回りながらナイルの飛行船へ攻撃するマッコイ
地上：ジェシカがいる城を目指すディアン、和歌、セバス、運転手シュア
３ラウンド目 城に到着 と、アマゾネスが乗った巨人が城門を殴っている
そしてこちらに気付き・・・車に鉄槌一発（泣） 壊れる寸前のダメージ
空からマッコイがこちらを援護・・・ミサイル発射で城門ぶち抜き
エンジン最大出力！ 猛ダッシュで城の敷地内へ
５ラウンド目 マッコイは周囲を殲滅（ダイス運良すぎ・・・まぢ凄いよ〜）
『こちらは片付いた！ 心配無用だ、突き進め！』
無線を通じディアンに“リーダーシップ”でカード譲ってくれる（多謝！）
城の１階ホールを駆け抜ける３人 シュアはその場で待機
６ラウンド目 ホール端の梯子を登らなくては上の階へ行けない
疲労続きで気絶しそうになるセバスへディアンが活力（名誉の法則）
「やはり来ましたか・・・。ここは、通しません！」２階から見下ろす大郷＋忍者４名
マッコイ緊急行動ロケット砲が彼らの頭上の城壁をぶっ壊し妨害を防ぐ
中庭に残ったシュア、剣を振り上げ追ってくるミレイユに対しガトリング砲を乱射
「ええい、小僧！ 邪魔をするな！」「わー！！ 来るな来るなー！！」
７ラウンド目 「お前たちは先に行け！ ここは私が引き受ける」和歌が抜刀！
大郷ら相手に足止め役を買って出る
その隙に〈間合い〉を成功させ、ディアンとセバスは城の奥へ
獅子奮迅の和歌ちゃん ２回攻撃で５人をすっ飛ばす
ダメージ効果値３４と３６（ポシ使ってるからといっても凄い・・・）
＆牢獄のところで登場した彼女の“知人”が助太刀、さらに一人倒す
８ラウンド目 大郷側の忍者と“知人”が相討ち、とうとう和歌と大郷の一騎打ち！
「やっと・・・二人だけになれましたね・・・」
「まったくだ・・・残業手当をはずんでもらわなければ割に合わん」
「・・・では、貴女を倒して、たっぷりボーナスを戴くとしましょうか」
同じ頃、ついにディアンとセバスが大広間へ到着・・・奥に立つジェシカ
右手にはハイチロポチトリが握られている
セバス「これが、お前さんの望んでいた結果なのかな？」 首を横に振るジェシカ
「・・・違う。でも、ここでやめては、それこそ流した血が無駄になってしまう」
「それを収めるのも長の役目ではないのか？」
セバスのモノローグ！
「若い者は間違いを犯す。それはいい。引き際が肝心なんじゃ。
引き際さえ心得れば、若い者は何度でもやり直しがきく。それが若さの特権というものじゃ。
しかし、今のお前さんのやり方で、生み出されるものといえばただ、破壊のみ。
（つかつかとジェシカへ歩み寄る）
破壊から新たなものが生まれると言う輩もおるが、
今、このエデンで生まれようとしているものがあるか！？
――何もない！ ただ破壊があるのみじゃろう！」
セバスはジェシカの手を掴みテラスから身を乗り出させる
「目を反らさず見よ！ お前さんの選択が、どんな結果を招いているかを！
お前さんのしたかったことは何じゃ？！」
「私は・・・私は・・・！」
と、その時――ジェシカの身体が雷に打たれたようにびくんと痙攣する
右手のハイチロポチトリからとてつもなく邪悪な波動が奔流となって押し寄せ、
２人は壁に叩きつけられる！
顔を上げた彼女は熱に浮かされたような瞳 そして開かれた口から低い声がもれる
『余は真なる破壊をもたらすものの眷属なり。
この地に真なる破壊をもたらすため・・・その礎と、なれ！』
呼びかけを続けるセバス「己の心を見つめよ！ お前さんは、誰じゃ？！」
デバイスの〈威圧〉３０（泣） 気おされて逆転負けかと思いきや
「・・・私は・・・！」自分の意志を取り戻したジェシカが“敵方失敗”を使用！
「どうか私を殺してください・・・！ それで、全ての争いが終わるのなら」
しかし同刻アメリカ新政府では
「大統領！ お止めください！」部下の制止の声を振り切ってデニス大統領が
核ミサイルの発射スイッチを押してしまう！
空中のマッコイへシュアから通信
『先輩、大変ッス！ エデンに向けて、核ミサイルが発射されました！！』
「！・・・んだとォ？！」
９ラウンド目
『余が使い手の心を惑わす貴様等、生かしておけば後々面倒だ。そのまま死ね』
城の外にリアリティ・ストームが巻き起こり、メールシュトロームへ成長
『何処とも知れぬ闇の中へ、貴様ら全てを飲み込んでくれる！全ては無に帰するのだ！』
セバスは大広間を見回して間取りのちぐはぐなところに気づく・・・何故玉座がテラス脇？
“アイデア”使用で「あまり近くに置いておきたくはないけど無くなったら困る物」が
玉座の中に隠してあることを見抜く・・・ハイチロポチトリを封じていたあの小箱！！
ディアンの想い
「ジェシカ！ 俺の言うことをよく聞いてくれ！
たとえ俺が、ジェシカのことを殺しても、争いは終わらない！
ジェシカ自身の口から、この争いを終わらせたいと、皆に伝えなければ、駄目だ！
・・・さあ、気を強く持って、その像から手を離して。
・・・エデンが、独立をやめてからどうなるか、そんな後のことを、考える必要はない。
どんなことがあっても、俺は、必ずジェシカを守る。いつも隣で、ジェシカのことを支える。
だから・・・俺を、信じてくれ！」 武装解除 ダイス７０で偉業達成
＋１７＋６（アクション×２） 命中３３、ダメージ４６！
ブロードソードが真っ二つに折れ、その刃と共に、ハイチロポチトリが宙を舞う――
ジェシカの手からダークネスデバイスを弾き飛ばすことに成功！
そしてセバスが玉座へタックル！
例の小箱を拾い上げるとハイチロポチトリへ向け蓋を開く
電子ジャーに封じられていた○ッコロ大魔王の如く（笑）小箱に閉じこめられる神像
『おっおのれぇ〜！ ここから出せぇ〜〜！』
その頃、和歌と大郷の戦いにも終止符が打たれようとしていた
大郷「・・・全ての情を断ち切る時が来たようです。・・・この一刀に、全てを賭ける！」
どちらか一方が死ぬ運命の激突、そんな二人の間には“ロマンス”が・・・
１０ラウンド目
和歌は大郷の刀を受け止めながら懐の通信機へ手を伸ばす（！）
「聞け！ 今から５秒以内に、この発信源から２ｍ先を西の方角に向かって撃て！
でないとぶつぞ！」
ぴったり５秒後 和歌の“知人”が上空から大郷へ鉛弾を撃ち込む・・・
「！ こう、きましたか。
成る程・・・情を捨てきれなかったのは、私の方、でした、ね・・・」
「貴方のこと殺せるわけないじゃない、馬鹿・・・！ 愛してるわ」
マッコイは飛来する核ミサイルを逸らすため攻撃する決意
推進部を撃ってメールシュトロームの中へ軌道を変えることができればこの地は救われる
緊急行動でミサイルの構造を見抜いて射撃――周囲の人々の祈りで＋６、命中３２！
ミサイルはメールシュトロームの中へ吸い込まれていく（拍手！）
ほぼ同時に、小箱を持ってテラスへ走るセバス
渾身の力で小箱をメールシュトロームの中へ投げ込む！
『なっっ！ 馬〜鹿〜なあぁぁぁ〜〜！！』 ハイチロポチトリは時空の狭間に消える
刹那、凄まじい衝撃波が辺りを襲う！
メールシュトロームに飲み込まれた核ミサイルの余波
これに煽られコントロールを失った飛行船がテラスめがけて落ちてくる
「つかまれ！」マッコイがヘリから縄梯子を吊るして
すんでのところでセバス、ディアン、ジェシカを救出
次の瞬間、ついにテラスへ墜落した飛行船が大爆発を起こす！
燃え盛る炎の中、収束していくメールシュトローム
まるで、ダークネスデバイスが存在していたことなど嘘のように・・・
――降り注ぐ瓦礫を何とか避け、脱出することを決めた和歌
一度だけ振り返るが、大郷の亡骸はもう見えない
膝をつき意識が遠のきかけた彼女の耳に聞き慣れた高い声
「和歌姐さん！ よかったぁ見に来て！ 酷い傷じゃないスか！
そんな身体で無理して動いちゃ駄目ッス！」 シュアに助けられ城を後にする
１１ラウンド目
残っていたナイル軍は駆けつけたアイルの騎士たちが追い払ってくれる（悪役逆転負け）
墜落炎上した飛行船から命からがら脱出したウー・ハン
ミレイユに支えられ何とか立っているが、全身真っ黒焦げで自慢のヒゲもボロボロ
「おぉのれぇ〜、憎っくきストームナイト共！ これで勝ったと思うなアルよ〜〜！！」
→Epilogue
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