Eternal Smile > Hazard from Space 『天より来りしもの』
第一幕 マキシム:闇影から連絡があったんだ。 ユウイチ:シュバルツ兄さんだね!(笑) リリアン:ゲルマン忍者? GM:彼が言うにはですね、「私ひとりでは、とても手に負えない。是非、君たちのような手練のストームナイトの力が必要だ」と。 ディ:闇影は、今、どこにいる? ロンドンに、来ているのか? GM:ブラジルです。丁度、地球の裏っ側ですね。 ディ:ブラジルにいて、助けを求めている? マギー:助けを求める者がいるなら、行かねばなるまい! マキシム:おっ。 マギー:しかも、何故か、仁王立ち。胸の前に、熱い拳が握られてるっていう感じ。 ユウイチ:そういうのを見ると、あの時のロケットレンジャー(*6)、元気かなーって思うんだが。ナイルの人は、みんなああなんだなー。 GM:みんなああです。因みに、忍者なのに、闇影も同じような感じ。ちゃんと、テーマソングを流しながら、飛び上がって、「闇影参上」とか言いながら登場しますんで。 リリアン:忍びじゃねぇ!(笑) ディ:「マーガレッタの言う通りだ。闇影が、困っているならば、オレは、ブラジルへ行って、闇影を助ける」と言って、他意はないんだけど、ユウイチを見る。 ユウイチ:え?(笑) GM:因みにですね、船で行くと、1ヶ月弱かかるんですけど、空路だと、休憩と補給入れて、3日ぐらいです。 ユウイチ:この水陸艇って、航続距離いくつだっけな。(手元の資料を見て)はっはっはっは。行けそうだね。 GM:問題は、どっち方面を経由するか。アフリカ経由、喜望峰を通って、ブラジルを北上するのか、ヨーロッパを横切って、オーロシュを横切って・・・。 ディ:やめようやめようやめよう!(笑) GM:太平洋の諸島を通るか。でも、こっちは補給が楽なのよ。 ユウイチ:喜望峰の方だろうね、行くとすればね。でもおれ、知り合いじゃないしな。 ディ:ユウイチたちが捕まっていた時(*7)、助けてくれたストームナイトのひとりが、闇影だ。 ユウイチ:そういう恩義はあるね。恩義があるのは、1(ユウイチ)、2(マキシム)、3(リリアン)? マギー:その恩義を守らなければ、正義がすたるではないか! ユウイチ:ああ、そうね。今、船体直してる途中なんだけど、まあ、行けなくはないでしょう。 GM:因みに、ブラジルのレシフェという町に来てほしいと言っています。地図帳にも載っている、結構でかい都市です。 ユウイチ:ところで、そこの2人。いいのかい? 聞いてなかったけど。 リリアン:いつものことだ。 ユウイチ:あ、そう。 マキシム:受けた恩義は返さなきゃな。 GM:はい。では、途中には何も起きず、3日ほど経って、前方に、レシフェの海岸線が見えてきます。市街に150万、市街周辺に200万ぐらい住んでるから、人口300万から400万。 リリアン:おお、でかいね。 GM:ポシビリティ戦争から逃れてきた難民とかも、そこに流入してるって話なんで、実際はもっと多いでしょう。ブラジルの首都のブラジリアとか、あの辺に続く、第3第4の都市ですね。 ディ:ここは、コアアースですよね。 GM:コアアースですよ。まだ(にやり)。ところでユウイチ。レーダー積んでましたよね。 ユウイチ:はい。標準装備ですよ。 GM:レーダー波見てると判るんですけど、波が揺らいでます。 ユウイチ:揺らぐ? ディ:それは、どういうこと? GM:通常、航空機のレーダーって、前面と後面と側面に、発振されるんですよ。こう、輪っかになって出ていくと、何もなければ、そのまま輪っかになって返ってくるんですけど、前面レーダーのパッシブが、不可解に、歪んでいます。 リリアン:時空の歪み? ディ:前方に、何かがある、ということ? GM:何かがある。 リリアン:とりあえず、ユウイチの頭を踏み踏みしながら、艦長席(*8)に座ってマイクを取って、「総員第一種戦闘配備!」 マキシム:なんで踏んでんだよ!(笑) ユウイチ:リリアン! お前は・・・。 GM:因みにその揺らぎはですね、レシフェの町に近づけば近づくほど、でかくなっています。 ユウイチ:もしかして、レルムが変わっちゃってるとか? GM:それは、まだ判らないです。 ユウイチ:心構えだけはしておこう。 GM:では皆さん、〈発見〉ロールしてください。 一同:はーい。(コロコロ) GM:達成値14以上の人。 マギー:はーい。19です。 GM:あなたは、市街地のど真ん中に、優に50mを超える、巨大な樹が生えているのが判ります。 ユウイチ:え? "Eternal Smile" Since 2002.02.02 E-mail:charmy_s@mac.com |