TORG・ABCリプレイ

『LIBERTY』

 
 

脚注

 
 このページには、『LIBERTY』リプレイ本文に書くと冗長になり過ぎてしまう補足説明等を、まとめておきます。なお、お手数ですが、リプレイ本文にはブラウザの「Back」でお戻りください。


 
*1 別のセッション:しゃあみがGMを務めた『逃げてきた黒天使』のこと。
 

*2 スティリー:一種のバリア発生装置。スティリーに囲まれた地域はレルムと呼ばれ、地球の常識が働かない異世界となっている。
 

*3 ラナーラ:リビングランドの住人に深く信仰されている、生命の女神。世界を創るため、自分の身体をどんどん分け与えていった、とされる。信者たちは、「我々は彼女に生命を貰ったのだから、彼女に生きる喜びを伝えなければいけない」と考え、痛覚すらも喜びと捉えて生を謳歌している。
 

*4 エディーノス:トカゲ人間の正式名称。
 

*5 戦闘シーン:TORGでは、戦闘の際ドラマデッキと呼ばれるカードを上から順にめくって、イニシアティブを決定する。
 

*6 場に出てなくても使える:1ラウンドに1枚ずつカードを場に出し、なおかつ場札にしたカードしか使えない、というのが本来のルールだが、GMはスタンダードシーンに限り、その制限を撤廃している。
 

*7 15体斬ろう:この時点でエディーノスはそんなに残っていない(苦笑)。
 

*8 リンクを切る:マキシムとディアンは、〈名誉〉という技能を持っている。弱き者を助ける、嘘をつかない等、行動に制約を受ける代わりに、 〈白兵戦〉などの技能にボーナスが付く(だから強い)。これは、出身世界に依存した特殊能力であり、異なるレルムにいる時、判定で1を振ると、一時的に出身世界との繋がりが切れ、能力が使えなくなってしまう。これを「リンクを切る」と呼ぶ。
 

*9 あなたの隣に:つまり、この優男は空を飛んでいる。念のため。
 

*10 一見普通の人たち:人間外種族(エディーノスやスタレンジャーなど)ではない、という意味。
 

*11 形見の指輪:蓮翔は、過去にフィアンセを目の前で殺されている。彼女は爆発に巻き込まれ、残ったのは婚約指輪をはめた左手の手首から先だけだった。蓮翔は復讐を誓いつつ指輪を抜き取り、それ以降ずっと、鎖に通して首からぶら下げている、という設定。
 

*12 ペラ・アーディネイ女王:アイルの女王であり、ストームナイトの良き支援者。〈名誉〉持ちのマキシムとディアンにとっては、忠誠を誓うべき主君。
 

*13 振り足し:行為判定の際、10の目が出ると振り足しができる。技能を持っていれば20でも可。
 

*14 保護すべき市民:オーズと呼ばれる一般の人々(ポシビリティ能力者ではない人々)は、英雄的な物語を聞くことによって、胸に希望を取り戻し、ポシビリティをほんの少し得ることができる。そして、僅かでもポシビリティを有していれば、リアリティ・ストームに巻き込まれても、生き残ることができる。どうやらアメリカ軍は、スティリーを破壊することによって、「保護すべき者」「そうでない者」の選別を行おうとしているらしい。
 

*15 デュナド:ファンタジー世界アイルの主神。神話によると、アイルに魔法をもたらしたのはこのデュナド。アーディネイ女王をはじめ、光の騎士団に属する多くの者から信仰されている。
 

*16 技術アクシオム:その世界で許容される「技術の高度さ」を、数字で示したもの。場所のアクシオムを越える行動を試みる(例:サブマシンガンをリビングランドで撃つ)と、リンクを切断する恐れがある。因みに、アクシオムには魔法、社会、信仰、技術の4種類があり、コアアース(本来の地球)の場合、順に7、21、9、23。
 

*17 スパルタン:ポシビリティ能力者で構成された米軍特殊部隊の秘匿名(コードネーム)。彼らの任務は、リビングランドへ入って行き、残留者を無理矢理連れ出すか、連れ出せないなら敵性人種と看做して始末すること。
 

*18 金輪産業:ニッポンテックを経済的に掌握しつつある大企業。ここのCEO金輪龍一こそが、ハイロードと呼ばれるレルムの支配者(侵略の黒幕)である。
 

*19 魔法の力を与える:ディアンはアイル出身なので、空を飛んだり恐竜を投げ飛ばしたりするような、人間離れした力(ナイル的な改造手術を受けている可能性が大)は、全て魔法の産物であると考える。
 

*20 打ち消し:敵がポシビリティを使って振り足そうとした際、自分のポシビリティを1点消費すれば、それを相殺することができる。
 

*21 あの時:蓮翔がフィアンセを殺された時。*11参照。
 

*22 複数回行動:通常、キャラクターは1ラウンドに1回しか行動できないが、判定に−2刻みのペナルティを受ければ、2回以上の行動が可能になる。
 

*23 防御に+1の最低保証:積極防御とは、自分から能動的に行動を起こす代わりに防御へ専念することである。そのため、どんなにダイス目が悪くても、最低+1のボーナスが得られる。
 

*24 高揚の打ち消し:後攻のザルマンは、無条件でダイスを1回振り足せる「高揚」のアドバンテージを得ている。〈挑発〉などの対人行動で「萎縮」(振り足しができなくなる)へ追い込めれば、高揚の効果は無効になる。
 

*25 活劇の法則:ナイル帝国の世界法則。ナイルのリアリティを持つ者は、活劇映画みたいな離れ業をやってのけることが可能である。ルール的には、ポシビリティを2点使い、どちらか良い方を採用できる。ここでGMがザルマンに2点分打ち消させているのは・・・手強い敵であることを演出するためだろう。
 

*26 さっきの剣:本編では割愛したが、マキシムはドワーフの老人より、背負って牢から連れ出した礼として、一振りの巨大な剣を貰っている。イメージ的には、FF7のクラウドが持っている剣が近い(プレイヤー談)。破壊力はすごいが扱い辛く、〈白兵戦〉達成値に−2される。
 

*27 名誉の法則:アイルの世界法則。〈名誉〉技能を持つ者は、その魂の気高さによって、他人に活力(ショック・KOダメージが全て消え、カードを1枚もらえる)や高揚(1回振り足しができる)などの恩恵を与えることができる。
 

*28 偉業:人々に希望を与えるに足る、目覚ましい活躍のこと。偉業を成し遂げ、その土地の人々に語り伝えることは、ストームナイトの重大な使命のひとつである。偉業達成のためには、「ドラマチックシーンでダイス目60以上を出し」、「その瞬間に“偉業”カードを使用」しなくてはならない。条件はなかなか厳しいが、達成すればシナリオ終了時の報酬ポシビリティが3点増える。
 

*29 エタニティ・シャード:ポシビリティを内包する物体。伝説の武器などの形状を取っている(例:エクスカリバー、失われた聖櫃)。赤と青のまだら模様が目印。ナイル帝国の悪人は、大出力を得るために、怪しげな装置へよくエタニティ・シャードを組み込む。
 


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