Eternal Smile > Another Misty Day in London
 

第四幕

 
シーン２　Hope of the Earth（承前）

 
ＧＭ：次のラウンド。敵側高揚、ヒーロー何もなし。推奨行動〈間合い〉／〈威嚇〉。

ディアン：大丈夫。高揚でも、デュラハンは萎縮してるから相殺だ。

ＧＭ：デュラハンはマキシムに反撃します。（コロコロ）出目悪いなー。たった１６しかない。

マキシム：当たんねえな。〈白兵戦〉は２２あるから。

ＧＭ：馬は地面に降りて、体勢立て直して終わり。ヒーロー側の行動どうぞ。

ディアン：「闇の者よ。この輝きを見よ。そして怖れろ！」と言って、ライフ・オヴ・ガーディアンを逆手に構えて突きつける、(威嚇〉です。（コロコロ）１９！　ポシビリティ。

ＧＭ：打ち消します。

ディアン：〈威嚇〉２１。

ＧＭ：２１は痛いなー。９抜けってことは、萎縮継続。リンちゃんどうぞ。

リン：うーん。どうしようか。

マキシム：〈間合い〉がいいかもしれない。今《敏捷度》高いから。

リン：〈間合い〉って何だっけ。

ディアン：速く動いて、相手を疲れさせたり、自分が有利な位置に立とうとする。

マッコイ：ほら、あれだよ。分身の術！　ささささささ、って。

リン：ああー。ダブルスでいくよ（＊１３）、だね。じゃあ、剣を持って、間合いを詰めます。

ディアン：あっ、詰めた！

マッコイ：それは確かに意外だよ（笑）。

リン：だって、髪斬られたから（笑）。（コロコロ）１８。＋５ついて、〈間合い〉だと、２４になります。

ＧＭ：くそう、次のラウンド技能なしになってしまった！　では奴は、こう言いますね。「おのれ、ゴッドホープ家の者め！　この地でも我らの邪魔をするか！」

リン：えっ？

ディアン：ゴッドホープ・・・神の、希望か。

マキシム：何だそりゃ。

ディアン：リンの、名前？

マッコイ：遂に上の名前が出てきた。

リン：おおーっ！

マキシム：次は俺だね。推奨行動は〈間合い〉と〈威嚇〉か。

マッコイ：普通に殴っていいんじゃない？

マキシム：もう殴れって？　ただ、堅いんだよね。

ディアン：堅い。１９でさっき、傷ひとつつかなかった。

マキシム：ま、斬神刀で一回殴ってみようか。敵の攻撃はもう終わってるから、特攻で。（コロコロ）ポシ使います。

ＧＭ：打ち消します。

マキシム：〈白兵戦〉２３プラス、特攻かけてるから２６。ダメージは２９。これはさすがに通るでしょ。

ＧＭ：転倒Ｏ２。１ポシ使って消します。

マッコイ：よし。
 

　デュラハンに対する警戒は充分だった。
　しかしストームナイトは、天駆ける馬もまた曠野の狩人の変化した姿であり、
　恐るべき存在だということを失念していた。
 

ＧＭ：馬１頭は、リンちゃんに攻撃。（コロコロ）命中が１７。ダメージが１６です。

リン：アーマー基本値は１４。

マッコイ：２抜け。ショック１点。

ＧＭ：もう１頭の馬は、空を飛んで、マッコイに突っ込んでいく〈間合い〉。ただし、ヘリコプターではなく、人間に対する〈間合い〉だから、〈間合い〉技能で対抗してください。

ディアン：運転手に対する心理的圧迫ってことかな。

マッコイ：なるほど。

ＧＭ：（コロコロ）あ、２０出た。（コロコロ）３６。＋１１。〈間合い〉２９。

マッコイ：そりゃまずいな。

ディアン：“敵方失敗”交換しましょう。「マッコイ、下だ！」

ＧＭ：では、急激に迫ってくる、首なし馬の姿にも、反応できました。ちっ。

マキシム：危なかったな、今、結構。

ディアン：“敵方失敗”を“計画”で取り戻しておきます。
 

　歴戦の勇者といえど、文字通り、一瞬の油断が死を招く。
　それを悟って、ストームナイトは肝を冷やす。
 

ＧＭ：ヒーロー萎縮。振り足しできません。敵側〈威圧〉／〈挑発〉。ヒーロー側どうぞ。

ディアン：〈威圧〉します。「無理だ。お前では、オレの相棒を、傷つけることはできない」

ＧＭ：おおー。どうぞ。

ディアン：（コロコロ）〈威圧〉１３です。

ＧＭ：むう！　デュラハンですよね。次のラウンド技能なしだ。

ディアン：お、やったー。

リン：萎縮の、振り足しできないってのは、カード使えないってことなんですか？

ＧＭ：カードは使えますよ。１０とか２０が出た時に、足せない。因みにポシビリティでの振り足しもダメです。１ポシビリティ使って、萎縮を相殺してからじゃないと使えない。

リン：じゃあ、すぐ目の前にデュラハンがいるから、剣でもって、足の辺りをこう、しゃがむようにして、がっ！　と攻撃します。（コロコロ）１０。

マッコイ：振り足し。

リン：できなーい。うー、せっかくの１０なのにー。〈白兵戦〉１６。

ＧＭ：当たらないですね。因みに、デュラハンは、全身フルプレート。馬はチェインメイル。

リン：フルプレート着てても、顔の部分は出てるんですよね？

ＧＭ：目だけは外から見えますよ。

ディアン：急所攻撃するなら、そこか。

ＧＭ：マキシムどうぞ。

マキシム：〈挑発〉で、「当たんねぇな、お前の攻撃は」（コロコロ）１３。

ＧＭ：効いてない。「ふん、戯言を！」

マッコイ：突っ込んできた馬に、「馬は馬らしく、地面を走ってろ！」（コロコロ）〈挑発〉１４。

ＧＭ：奴はですね、あなたをちらっと見て、ふん。

ディアン：鼻で笑った！

マキシム：馬のくせに！

リン：笑われちゃった！

ＧＭ：敵側の行動。まずデュラハンは、目の前のマキシムに対して、〈挑発〉し返しましょう。黙って手を出して（指をくいくいっ）。（コロコロ）１６。

マキシム：〈挑発〉は１２。

ＧＭ：４抜け。次のラウンド技能なしですね。

マッコイ：しかも、カード１枚持っていかれるんだよね。

ＧＭ：ここはやっぱり、“ヒーロー”だな。はい（場札を回収）。

マキシム：「貴様ぁーっ！」逆上して、冷静さを失った。

ＧＭ：馬の１頭は、やっぱり〈挑発〉してきます。リンちゃんに対して、「ゴッドホープ家の者といえど、その程度か！」（コロコロ）８じゃ通らないですよね。

リン：うん、《魅力》９。

ＧＭ：ラスト。こいつもマッコイに対して〈挑発〉します。「そのようなものに乗らなければ戦えぬ、臆病者が！」（コロコロ）〈挑発〉２０。

マッコイ：６抜けは結構きつかったりする。

マキシム：ちょっと今、かちんときたんだ。

リン：ひきこもりを指摘されて、ちょっとしょんぼりした。

ディアン：マッコイ、“敵方失敗”要る？

マッコイ：うん。“リーダーシップ”と交換。

ＧＭ：では“敵方失敗”ですね。ちっ。

 
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