Eternal Smile > MOMO Can Survive 『MOMO Can Survive』第二幕 GM/ラン:「いつまでちんたらしてるんだ! 貴様、観光気分もいい加減にしろ!」 球太郎:「ソーリー、マイボス」いささか大袈裟に敬礼をします。「さ、今から働くぞ! 何でも言ってくれ」 GM/ラン:「おい、舳先の星条旗を、外して持ってこい」 球太郎:ん? プレイヤーも知らないんですが、航海中、旗を外す必要ってあります? GM:いいえ(キッパリ)。はっきり言ってこれはパワハラ、ランからの嫌がらせです。どう反応しますか? 球太郎:船、ひいてはメアリィへの嫌がらせなら考えますが(星条旗を外すなんて!)、単に自分標的なら是非もない。「サー、イエッサー」と敬礼して、舳先に登ります。 GM:なるほど。 球太郎:一回だけは言うこと聞いてやる(笑)。希望を言えば、“アドレナリン”使って、ランを驚かせる登りっぷりを見せつけたいです。 GM:OKです。 球太郎:持ってきて、ランの前に立ち敬礼。旗を渡さないまま、「次のオーダーは? 旗を戻せ、か?」ニヤリと鮫のように笑います。 GM/ラン:「貴様! 我らアメリカ海軍を愚弄するか!」 GM:ランはあなたに鉄拳制裁を食らわせます。曰く、上官の自分が旗を外せなどと命じるはずがないと。言いがかりをつけて、とにかく殴りたかったのでしょう。 球太郎:そのまま殴られまして、またもや、鮫のような笑みで、「ヴォルフの拳より、全然ぬるいな」 GM/ラン:「なに?」 球太郎:「なに、独り言だ。気にするな」また、舳先にするするっと登り、星条旗を付け直し、何事もなかったように戻ります。「マイボス、次のオーダーは?」 GM:あ、ストップ。戻る前に、舳先から後方を見渡したあなたは、異変に気づきます。水の中に広がる巨大な影。2本の巨大な触手が伸び、甲板をなぎ払います。スタンダード戦闘。敵はリビングランドの水棲生物。 球太郎:よっしゃ、きたー!(笑)では、触手を見つけた瞬間、舳先から、「やあっ!」と飛んで、飛んだ勢いで触手を殴り付けます。「嫌がらせに夢中で周りはお留守かい、狼さんよ!」 GM/ラン:「狼だと? 貴様、何故それを・・・」 何故もなにも、名前の漢字に、そうルビが振ってあったからなんですが・・・(笑) 「似た奴を知ってるもんでな! そいつは一匹狼だったが、仲間を傷つけさせるマネはしなかったぜ!」 球太郎:近くの船員をかばい、襲い来る触手をバットで叩きまくります。 GM:なぎ払われて甲板の上を転がり、さらに殴られそうになっていた船員をかばった、という感じですね。触手を寸断しそうな勢いで叩かれまくって、業を煮やしたのか、怪物(名はトラダ)が少しだけ胴体を水上に覗かせます。直径8mほどの球根に、思いっきり間を開けて目が2つついています。 球太郎:そこだ! ピッチングフォームを取り、目に昭和の炎を灯します!「剛速球・ストレートぉ!」全身をバネのようにして、怪物の右目めがけてボールを投げつけます! GM:剛速球を受けたトラダは、バックネットに叩きつけられ・・・るはずはなく、触手をうねうねと苦しげにくねらせてから、水底に消えていきます。 球太郎:「しゃ! ストライク!」ガッツポーズで元気よく叫び、怪物に直撃して跳ね返ったフライをキャッチします。しばらく水面を警戒し、また上がってこないか確認します。 GM:大丈夫のようです。 GM/ラン:「ふん。少しはやるようだな」 球太郎:「『観光気分』、返上できたかよ」ニヤリと笑います。 モモ:「球太郎さん!(駆け寄る)すごい音がしたから見に来ちゃいました。球太郎さん、素敵でした」 球太郎:「なんしよーとかね! 危なかろーもん! 素敵とか嬉しかばってん言うとる場合やなか!」本当に危険で肝が冷えるので、方言丸出しで激おこです。 GM:(笑) モモ:「ご、ごめんなさい! 私、船長さんのところに戻りますね」 球太郎:「危なか時は出てきちゃいかんよ! 船長さんとおんなさい(いなさい)!」最早お母ちゃんみたいな気分です。 GM:戦闘終了です。カードを調整しましょう。何か欲しいカードあります? 球太郎:ここは、先ほど取り逃した“サバイバル”をいただきましょう。 GM:今のうちに予告しておきますと、次のシーンは、一気に時間が飛んで、翌朝です。ただ、もし描写希望ならお付き合いしますよ。夜の二人部屋。 球太郎:えー、二人部屋しか空いてないんですかやだー!(棒読み)翌朝でオッケイです。ドキドキ、眠れない・・・みたいなのをやりたかったんですが、通勤時間じゃ足りなさそうで(笑)。 "Eternal Smile" Since 2002.02.02 E-mail:charmy_s@mac.com |