Eternal Smile > MOMO Can Survive 『MOMO Can Survive』第三幕 球太郎:モモを気遣い、なるべく揺れないように運転しながら、問い掛けます。「なあ・・・親父さんって、どんな奴だった? 思い出せたらでいい、教えてくれないか」 思い出すのが辛かったら、無理して思い出さなくていい・・・。 GM:モモは、首を横に振ります。 モモ:「ごめんなさい。何も、思い出せないんです。私、球太郎さんのお役に立ちたいのに」 球太郎:「・・・ごめんな。思い出そうとするだけでも、しんどかっただろ。ありがとな」まずは、モモをねぎらいます。「分かるのは、あいつがモモの『親父さん』だってことだけ、か」 モモ:「・・・・・」 球太郎:「おい、お前も教えてくれよ、ジゼルよう。率直な話、ファーザーってどんな奴よ。こーなった以上、もう何でもぶっちゃけていいんだぜ」後部座席に話題を振ります。あまり期待はしてませんが。 GM/ジゼル:「ふん。アタシはヒーローが大っ嫌いだ! 何でそんなこと教えてやらなきゃいけないのさ」 GM:ジゼルは取りつく島もないかと思いきや、ペラペラと喋ります。リアリティがナイルなので(笑)。 GM/ジゼル:「アメリカに渡ることを決めたのはファーザーだよ。『とある筋から、いいスポンサーを紹介された』、って言ってた」 球太郎:「とある筋?」 GM/ジゼル:「それ以上は知るか! いくら訊かれたって、知らないモンは知らないよ! いい加減しつこいってば、この(検閲削除)!」 球太郎:「随分と嫌われたもんだな」 GM/ジゼル:「当たり前だろ。アタシたちの組織を潰したのは坊やだ! アレと一緒にいるのが、その証拠だよ」 モモ:「・・・!」 球太郎:「アレ、ってのは、モモのことか」 GM/ジゼル:「勿論よ。けど、アタシの口からぶっちゃけるのは無粋だわ。ファーザーに直接訊いてごらんなさい」 GM:ジゼルは邪悪な笑みを浮かべます。 GM/ジゼル:「ひとつだけ教えてあげる。坊やがアレと一緒にいること。それ自体が、一種の意趣返しなのよ」 球太郎:「モモ・・・」 これから、さらに彼女を追い詰めることになる自分。 球太郎:「君が、一体何者なのか、どうやって生まれたのか、なぜ、あいつが『お父様』なのか・・・。あの親父さんに、聞いてもいいか?」 GM:・・・・・。 「辛いかもしれない。 GM:モモは、あなたの袖口をぎゅっと掴んで、潤んだ瞳で問うてきます。 モモ:「たとえ、私が何者であっても、球太郎さんのおそばに置いてくださいますか?」 球太郎:「当たり前だろ・・・っ」思わず抱き締めたくなるのを必死で我慢します。「ずっと、一緒にいるために、知りたいんだから」 GM:ここで第三幕終了です。カードを4枚まで補充どうぞ。 球太郎:カードよんまい! 嬉しいと同時に、これからの戦いの激しさが推察されます。“モノローグ”と“奮起”を選びたいんですが、“奮起”は、イメージ的にはピンチからえいやっと立ち直る感じでいいんでしょうか? 効果としてはカードを増やすんでしたっけ、入れ換えでしたっけ? GM:入れ替えと補充の両方です。要らないカードを好きなだけ捨てて、その後で4枚にできます。 球太郎:では、カード選択は“モノローグ”、“奮起”でファイナルアンサーです。残りの手札は“ヒーロー”と“偉業”。そして、場に“警戒”を出し、常にモモを守るような位置取りで行動します。 "Eternal Smile" Since 2002.02.02 E-mail:charmy_s@mac.com |