Eternal Smile > MOMO Can Survive 『MOMO Can Survive』第三幕 GM:今回は不可とします。ジゼルがスモッグ状の毒ガスを作り出しているからです。因みに、ラフレシアは寄生植物だそうです。彼の右肩に花が貼りついています。 球太郎:ヴォルフの行動も描写していいですか? GM:モモの口元をもふもふの毛で覆って、少しでもガスの影響を減らそうとしているつもりでした。が、他の行動を演出してくださっても構いません。 球太郎:カード交換でヴォルフに“サバイバル”をあげたいのですが可能ですか? また、向こうからは何がもらえますか? GM:カード交換は不可。ヴォルフはあくまでNPCです。 球太郎:(しばし考えて)ヴォルフにはひとつだけ手伝いをお願いします。「ヴォルフ、あいつの姿を、狼の目と鼻で追えないかっ! 方向だけ教えてくれ! あとはモモの保護を頼む!」 ではでは、行動宣言です。 GM:お見事です! 宣言通りの流れで演出しましょう。 球太郎:裁定ありがとうございます! 通ってよかった! GM:1ラウンド目、ガスの向こうでジゼルが言います。まごうことなき事実ですが、〈トリック〉的な効果があるかもしれません。 GM/ジゼル:「イイこと教えてあげるわ。アタシたちの創造主は、ファーザーなの」 球太郎:やっぱりな・・・と思いながら、ヴォルフをちらりと見ます。彼もファーザーに改造を受け、逃げ出し、また捕まったような経緯でしょうか。 しかし、ここで球太郎の頭に不吉な連想が。 GM:・・・・・。 球太郎:そんな場合じゃねえ! ぶんぶんと頭を振って、思考を振り払います。 GM:“サバイバル”カード(*19)の効果を得て、あなたは見事にジゼルを発見します。 球太郎:よっしゃ! GM:2ラウンド目、ジゼルはあなたに居場所がバレているとは夢にも思わず、勝ち誇ったように続けます。「アタシがこーんなドラ息子になっちゃったのも、ぜーんぶ、ダメ親父の、ファーザーのせいなのよッ!」 球太郎:「バカヤロウがっ!!」ジゼルの鳩尾にツーベースヒットを命中させます。 GM/ジゼル:「!?」 球太郎:「話聞いとらんやったとや? ダメ親子は子どもから立ち直ることが多いったい! 甘えなさんな! しかっとせんか(しっかりしろ)、ドラ息子が!!」博多弁丸出しで激おこです! GM:ジゼルとしてはファーザーの名を出してあなたを動揺させるだけのつもりでした。(なに本気で怒ってるわけ? 調子狂うわ・・・) 球太郎:説得を考えてるわけではないので、無力化した後は随分と手荒に扱います(笑)。 GM:因みに、リビングランドには「物資の喪失」というルールがあり、雑巾、ガムテープ、縄といったアイテムは、仮に車に積んであったとしても、いつの間にかどこかに消えてしまっている可能性が高いです。 球太郎:ほほう、なるほど。戦闘時にリアリティ・バブル張ったのもあり、スポーツバッグの中(自分の影響下?)の野球グッズや、スポーツタオルは無事やけど、車に積んでるのを見掛けただけの縄は喪失した、ということでしょうか? GM:そういうことです。あなたはラフレシアをジゼルから力ずくで剥がして火を点けました。縛ろうとして・・・おや、すぐには縄が見つからない。 球太郎:縄がなければ蔦で代用して縛り上げます。茨で縛り上げたらむしろ喜びそう、とはプレイヤーのセリフで球太郎はそんなこと言いません(笑)。 GM:ひとつ質問です。ジゼルは「話し合いの余地の残されていない怪人」です。あなたのリアリティはナイル帝国ではないので、改心(本性転換)させることは無理です。それでも、船に連れて帰ろうとしますか? ここでとどめを刺すとか、気を失っている間に置いて帰るとか、そういう行動を取っても、咎める人は誰もいません。 球太郎:勿論! 別にヒューマンな理由からではありません。船長を助けた後、事態を報告する時に、こいつもちゃんと目の前に突きだしてやりたいからです。 GM:了解しました。ところで、気を失ったモモの目を覚まさせるロールプレイ、やります?(にやにや) 球太郎:あー、ものの本によれば王子様の××で目が覚めるとか(棒読み)。したいけど! そんな場合ではない! 普通に頬を軽くぺちぺちして、「平気か? 苦しかっただろう」 モモ:「球太郎さん・・・」 球太郎:助手席をリクライニングにして、布団代わりに上着をかけます。「船に着くまで、なるべく体を休めるんだ」 "Eternal Smile" Since 2002.02.02 E-mail:charmy_s@mac.com |