Eternal Smile > Open Mind 『Open Mind』Epilogue 裕人:おめでとうございます! イリス:兄貴! 兄貴ぃ! GM:「ところで、本物は?」と、カトリーナが首を傾げています。 ジョシュア:スッ。「ああ、間違えた、こっちだ」(笑) 裕人:ハンマーどんだけ持ってんですか。 GM/カトリーナ:「まったく。人を騙すのがお上手ですね」 ジョシュア:「仕事だからな」(笑) GM:便利ッスね、そのセリフ。 ジョシュア:因みにこのエタニティ・シャード、虚心の槌は、大英博物館に収める方向ですか。 GM:ロシアとの話し合いになります。向こうとしては、カトリーナが優れた超能力者なので、彼女に持ち帰ってもらって、【スティリー・センス】というパワーを、ゆくゆくは反攻作戦に活かしたい、と。 ジョシュア:なるほど、解りました。ではこっちは上司のコードネーム「M」に相談します。 イリス:Mさん。 ジョシュア:「恐らく我々が持つよりも彼女が持った方が有効活用できるかと。それに、冷戦時代ならともかく、今はロシアは敵ではありません」 GM:『ふむ。お前の言うとおりだな、ジョースター。それを奪ったところで、利益よりも、我々の被るマイナスの方が大きいだろう』 イリス:狙われますからな。 ジョシュア:「敵に狙われるだけです。それならば、ロシアの機関に管理を任せましょう」 GM:『であれば、せめて、彼女を無事にエスコートして、イギリスまで帰ってくるんだな』 ジョシュア:「承知しました」電話を切ります。 【CAST】ジョシュア・ジョースター GM:カトリーナは深々とお辞儀をします。「本当に、皆さん、ありがとうございます」 裕人:今から帰る感じですか。帰ってる途中ですか。 GM:まだここは、ナイル河のほとりだから。 ジョシュア:一回戻って、飛行機に乗ってロンドンに帰る。 裕人:そうなると、いつの間にか姿を消していたいな。 イリス:ああー。いかにも彼らしい。 GM:「夜も遅いですし、寝ましょうか」になって。 イリス:「あれ? 裕人さん?」になるんですね。 裕人:はい。朝、起きると、どこを捜しても裕人の姿は見つからない。 GM:ここは、カトリーナに言わせたいな。「彼は、一足先に、旅に出たようです」 裕人:夜行列車の上に乗って、さっさとトンズラこいてます。 ジョシュア:「彼とは、二度と会えないわけじゃないだろう」 宗元:「まあ、縁があったらまた会えるやろな」 裕人:フードをこう、かぶり直した時に、へっくしん! ってくしゃみしてます(笑)。 GM:おかしいな、風邪なんかひかないはずなのに。 裕人:気にせず、普通にまた、人ごみの中に紛れていきます。 【CAST】相島裕人 ジョシュア:3人に言います。「ロンドンまでだったら送るぞ」いない人に対しては、私は執着しないので。むしろ執着するよりも執着しない方が、よさそうなので。 裕人:はい。 宗元:4人の舎弟を見て、「こいつらも、頼んでえぇか?」 ジョシュア:頷きます。 GM/カトリーナ:「よろしくお願いいたします」 イリス:じゃ、この辺でフラグを回収しとこう。“個人的利害”ということで、実は彼女が両親の情報を知ってたとか、そういうのはアリでしょうか。 GM:ああー、なるほどね。 イリス:「あのね、あのね。こういう人知らない?」色んなストームナイトに聞き回ってるんだけど、反応は。 裕人:それだったら、“知人”カードが2枚あるんで、イリスちゃんの助けになる人を、呼べないかな。 宗元:ほうー。 GM:どんな“知人”でしょう? 裕人:じゃあ、ナイルの住人ってことで、カウボーイ的なノリの、女性と男性。『おう、どうした、嬢ちゃん?』 イリス:「あのね、あのね。こういう人知らない?」 裕人:馬から降りて、写真を2人で覗き込んで、『あれ? これは・・・』両親の写真ですよね。 イリス:うんうん。こくこく。 裕人:『こっちの奴は、どこかの町にいたよ。俺見た!』『あ! アタシも見たわ!』 イリス:「本当ですか?!」 GM:フランスで魔女狩りに遭ってた両親が、ナイルに? 宗元:何があったんだ、一体。 ジョシュア:娘が死んだものと思い込んで、復讐者になった。ダン、ダン、ダン!『俺の娘を殺したのはお前か!』(笑) イリス:あ、あれ? 裕人:『女の人はちょっと知らないけど、男の人は、確か、東の方にいたわよ』 イリス:それを聞いてですね、ロンドンに帰る理由がなくなった! 裕人:『アタシたちが、東へ送って行ってあげるわ!』『おう! ここで会ったのも縁だ!』 ジョシュア:「・・・ああ、解った」 宗元:「なんや、やりたいことでもあるんか」 イリス:「あのっ! 生き別れの両親を捜してるんです!」 宗元:「あー、そうか。親に会いたいんやったら、会った方がえぇ。(“キャンペーン”を出して)よし! ワシも手伝うたる!」 裕人:おおーっ!(拍手) 宗元:「ここで、この話を聞いたのも、何かの縁やからのう」 イリス:「本当ですか?! ありがとうございます!」 ジョシュア:カトリーナに対して、「すまないな。一番縁が遠い人間と一緒に、ロンドンに帰ることになる」 GM/カトリーナ:「いいえ。ジョシュアさん。あなたは、私に、一番大切なことを思い出させてくださいました。私は、皆さんと一緒に、生きたかった」 ジョシュア:「そうか。・・・なるほど」 イリス:カトリーナの手をもう一回ギュッと掴んで、「元気でね! また会おうね!」 GM:「ええ。また、お会いしましょう」去り際に、「宗元さん」と名前を呼んで、「あなたは、素敵な方ですね(*14)」 宗元:「何言っとんのや。こんなヤクザ、褒めたらアカンで」と優しく。 イリス:矢士田さん、可愛く見えてきた。 宗元:「もっとこう、カッコいい、銀ぴかに輝くようなストームナイトを褒めるのに、そのセリフは使うんやで」って言って、「おら、行くぞお前ら!」 イリス:『待って兄貴ー!』 ジョシュア:カウボーイと忍者って、すごい絵面ですね。 宗元:カウボーイと、忍者と、魔女とヤクザ。 【CAST】イリス・オネスト 【CAST】矢士田宗元 GM:そして、馬に乗った2組の男女と、4人の忍者は、夕日射し込む砂漠へと消えていくのでした。TORG『Open Mind』、これにて終幕です。お疲れさまでした! 一同:ありがとうございました!(拍手) 限りなく今に近い未来……… TORG Replay『Open Mind』Fin. ---Thanx a lot for your reading! It's still too early to give up. (→postscript) "Eternal Smile" Since 2002.02.02 E-mail:charmy_s@mac.com |