Eternal Smile > Pandora 『Pandora』 限りなく今に近い未来……… Prologue "To many surprised scientists, this research has opened Pandora's box." 『多くの科学者達を驚愕させたことに、この研究はパンドラの箱を開けてしまった』ですって。 言いたい人には言わせておきましょう。 神崎、マルセル、勇人、マキシム:こちらこそ! GM:では、キャラクター紹介をお願いします。 神崎:神崎龍信(かんざき・りゅうしん)と言います。コアアースの剣術士っていう、オリジナルのキャラクター(*1)で、年齢は20歳。修行中の現代のサムライです。これも多分オリジナルなんですけど、古流剣術っていう、素手での攻撃以外の奥義ばかり集めて作ってる流派で、まだ2回か3回しか遊んでないけど、それでもベテラン勢と普通にタメ張れるくらいの力はあるんで、いいなと思ってます。ただ、初期ポシビリティが3点しかなくて、しかも妖刀を抜くと、リンク切れを4以下で起こす(*2)っていう。 勇人:4以下でリンク切れは、きついなー。 GM/妖刀:『いい加減、儂を抜かぬか』 神崎:「お主を抜く時は、今ではない」で、“やり直し”カードが、来たー! よし、抜こう!(笑) マルセル:あと、前回(*3)、“キャンペーン”のサイドストーリーで、彼が妖刀を持っていることをいいことに、他の世界にも、それぞれ、象徴的な妖刀があることになってしまった。 神崎:ま、世界中にあるだろう、妖刀ぐらい。魔剣とか妖刀とか。 勇人:うん、あるあるある。 GM:(にやり)皆さん、覚えてたね。 勇人:だから、“仇敵”カードを引いた瞬間、どれかがやって来ますよ。 神崎:マキシミリアンの話は、芹奈さんを通して、聞いてはいました。剣術士として、修行の旅に出てる感じだから、マキシミリアンとは、素直に、戦ってみたいな、と思うかもしれない。「腕が立つ武人ならば」と。よろしくお願いします。では、相棒。 マルセル:はい。前回、芹奈と微妙にイチャイチャしながら(笑)、最終的に、神崎や芹奈との出会いによって、少しプラス思考になった、マルセル・バルボーです。使い込んだレザーのコートに、ボロボロになった異端審問官の服をまとって、義足もボロボロの状態で、戦闘時以外は、足を引きずりながらゆっくり歩く、物静かなんだけど、どこか影が深い男です。因みにこの、マルセル・バルボーという名前は、フランスの歴史的な連続殺人鬼の名前です。 マキシム:ええーっ! そこから取ったんだ。 マルセル:できること。〈サイバーデッキ操作〉。〈銃器戦闘〉。さらに、サイバー教皇領の、疑惑の法則を乗っけて、〈威嚇〉と〈挑発〉は、高めの達成値を出せる感じです。年齢は30代後半から40代ですが、非公表。マキシミリアンに対しては、名前は知っていますが、腕利きのストームナイトなんだな、で認識を止めてます。なので、変に持ち上げようとも、軋轢を生もうともしません。ただ、芹奈の旦那なんだな、っていう意識は、一分一秒たりとも脳内から消すことはできない(笑)。 GM:きゃー。 マルセル:顔には一切出さないけどね。そんな感じでよろしくお願いします。 勇人:キャラクター名は嵐王寺勇人(らんおうじ・はやと)。ニッポンテックの、財閥の総帥です。嵐王寺コンツェルンという財閥がありまして、亡き祖父の嵐王寺鉄道という鉄道会社と、父から引き継いだ嵐王寺流通。 神崎:(笑) 勇人:勇者特急マイトガインのベース設定を、元にしてるんですけど、流通の力をもって、ポシビリティ戦争の戦場となっている各地へ、人やら物資やら勇気やら可能性を届けるのが仕事です。何故、総帥が前面に出てるのかというと、人がいないから(笑)。あと、本人が道楽で世界を救って、ついでにビジネスもしている、というところですね。年齢は16歳。お金で解決できることはお金で解決します。その方が楽だから。 マルセル:よくいる、苦労人キャラですよね。若いのに。 GM:今回、最初に勇人が受けたのは、マキシムを探して、芹奈のところに連れて来てくれ、というオーダーです。 勇人:あ、いいですね。まず無理ゲーか(笑)。頑張りまーす。戦闘時においては、〈トリック〉が高いので、推奨行動で相手をかき乱して、前衛の人にお渡しするか、もしくは、装甲がアホみたいに硬い相手とかが出てきたら、プレイヤーズコールで落とす、という感じになると思います。 GM:はい、ラスト。 マキシム:マキシミリアン。芹奈の旦那です。 GM:ホントは順番が逆なんだけどね。ニッポンが舞台のシナリオに、NPCとして芹奈を出した。 勇人:久しぶりに会った彼氏が、いつの間にかバーバリアンになっていました(笑)。私は政府間の陰謀に巻き込まれて、社会的な命は風前の灯火で、絶望していたら、彼が私をさらって逃げてくれました。そしてそのまま結婚。 マルセル:勢いで押し切った感じ。 マキシム:押し切ったね。まぁ色々と、周りのキャラクターには迷惑を掛けてます。 勇人:全然、全然。クライマックス戦闘で、「走る」しか宣言しなかった(*4)とかね。 マキシム:年齢は26。昔は芹奈と、同じ会社に勤めてました。 マルセル:は?! GM:元サラリーマンのバーバリアン。 マキシム:トレードマークは、バカでっかい剣。ただ、マジックアイテムの鞘に収めて、普通の大きさになってます。 勇人:持ち運ぶ時に不便だってことを、本人は何も気にしてなかったから、芹奈さんが気にした(笑)。「あなた。これ、プレゼントよ」「わーカッコいい」「よしっ!」(ガッツポーズ) マキシム:あと、ニッポンテックの金輪龍一に、家族が人質に取られたりとかがあって、金輪を憎んでるキャラクターなので、金輪って聞くと、おかしくなっちゃう。 勇人:最近、ようやくそれが一区切りついた(*5)。家族は助け出されて、安全を確保されてる状況。 マルセル:一区切りついたので、落ち着いて敵を殴れるようになった。 GM:殴るのは確定なんだ。 勇人:「はー、うちの息子がパツキンに!」って、下町のお父さんお母さんは、びっくりしてましたよ(笑)。「テレビに映ってたのが、うちの息子だとは思わなかった!」 マキシム:そうだね、そんなのもあったね。 GM:では、セッションを始めさせていただきます。 【CAST】
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