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TORGリプレイ

『RELIVE』

 

第四幕

 
シーン2 誰がための墓標
(ラウンド進行=戦闘シーン  1/2/3

 
2ラウンド目

GM:ヒーロー先攻、疲労。みんな2ショックずつ。悪役後攻、推奨行動〈攻撃〉/〈挑発〉。機体がきしみ始めました。

マッコイ:くっ、ヤバい。

GM:ということで、ヒーロー側、まず、マッコイからどうぞ。向こうはですね、狂気をはらんだ目で、飛び回っています。

マッコイ:こういうヤツには、正面からやりあってもダメなんだよな。〈挑発〉いきます。「プロペラもう1個増やしたら、面白ぇ形になりそうだな。もうホラーじゃねぇぜ」

GM:今でさえアウトだと思うけど、我ながら。

マッコイ:(コロコロ)これはポシを使うしかないな。もう後先考えてられない。

GM:消します。

マッコイ:達成値13。

GM:それだと「わははははは!」と狂気をはらんだ笑いにかき消されておしまいです。次は、地上の3人。敵は12体です。

ディオルド:今、私はあやめに〈説得〉されている状態だよね。彼女を追うことはできる?

GM:えーと、あなたは、彼女のことを信頼しきっています。その彼女から「ここで、戦って」と言われた、っていう状況だから、それをどうにかする手を考えてください。もしくは、誰かに無理矢理引っ張ってもらってください。【チャーム】の魔法がかかってるようなもんですから。簡単に言うと。

大悟:つまり、目の前の敵を、全滅させなきゃダメだということですね。

ディオルド:では、「わかった。私は、あやめとユキを、全力で守る!」と言って、〈獣化〉します!

一同:おおーっ!

大悟:彼が〈獣化〉するのを見たら、俺は逆にそれがきっかけになって、行く理由ができるな。“個人的利害”出てるし、あやめに疑いを持ってるから。

GM:でも、さっきの〈説得〉で、抵抗に失敗したってことは、疑いは間違いだったと思っています。「疑って悪かった」という心境になっています、あなたは。

ディオルド:〈獣化〉した時点で、気持ちをリセットすることはできない?

GM:それはダメですね。あやめに頼まれて、戦うために〈獣化〉したわけだから。

シオン:じゃあもう、とっとと片付けちゃおうか。

ディオルド:仕方がない、片付けよう。“リーダーシップ”を使います。「我々は、あやめとユキを守る。何者からも!」と言って、大悟に“緊急行動”と“貫禄”を渡して、3枚ください。ここで見せ場宣言。

GM:どうぞ!

ディオルド:複数回行動を宣言します。推奨行動が〈攻撃〉/〈挑発〉なので、〈獣化〉した後に、殴ります。12体いっぺんに!(コロコロ)6だから、ポシビリティを使います。(コロコロ)20出た。

GM:ひえーっ。

ディオルド:(コロコロ)5、31。“ドラマ”も使って、(コロコロ)19! “やり直し”は要らないんで、“ドラマ”交換してください。

大悟:「何だと!? あいつも改造人間だったのかァッ?!」(笑)

ディオルド:ありがとうございます。とうっ!(コロコロ)19! 出目69。ボーナスは16点。とりあえず、普通に〈獣化〉できました。

GM:〈獣化〉はもう、完璧です。丁度その時に、雲間が晴れて、月を背にした、ワーウルフが。

ディオルド:12体に対して、ザンッ! と斬りかかります。ボーナスが16なんで、16+14=30。

GM:当たります。ダメージをください。

ディオルド:“アドレナリン”があります。それから“偉業”もあります。16をダメージ基本値20に足すと、36、“アドレナリン”で《筋力》3上がるから、39。

ディ:おお、偉業達成。

GM:む! 39か。こっちは京都警察RKDを着ていて、抜けた分をとりあえずポシで消して。

ディオルド:ポシビリティ能力者か。

GM:勿論です。それなりの相手を用意しないとね。でもきっついなーこれ。みんな深手を負いました。

大悟:じゃあ、それに追い打ちを掛けます。自分も変身して、同じく12体に〈攻撃〉しましょう。爪で、ぐあーっ! と。

GM:どうぞ。左右なぎ払いだ。

大悟:(コロコロ)10、振り足し。(コロコロ)23。ポシビリティ使います。

GM:1点は消す。

大悟:活劇の法則でもう1点。

GM:それは、消せません。

大悟:(コロコロ)17。40だから、+11か。達成値28。

GM:当たります。ダメージください。避ける気ないんで、今。

大悟:“アドレナリン”使って、31。

GM:はい。こんだけ抜けて、こうなって・・・よし、反撃できる! 残った!

大悟:致命傷までいかなかったか。とりあえず攻撃成功したんで、カードもらいます。

GM:死にかけなのは事実ですが。

大悟:さらに、“緊急行動”で、連中に対して、カミキリムシのまま、ニヤリと笑って、こう、〈挑発〉で『来い!(くいくいっ)』ってやります。(コロコロ)10、振り足し。

ディ:すごい!

大悟:(コロコロ)25。〈挑発〉19に、“貫禄”足して、22。

GM:効いてます、カードどうぞ。

大悟:“警戒”が来たんで、場に出しときます。

GM:では次、シオン。

シオン:えーと、とりあえず、空は平気?

マッコイ:うん。激しく落とされそうだけど(笑)。

GM:激しく攻め立てています。わははははは!

シオン:解りました。周りにいる12体に、〈エネルギー兵器〉で攻撃。

GM:どうぞ。これをしのげば!

シオン:(コロコロ)20!

一同:よっしゃ!

シオン:(コロコロ)+10で、〈エネルギー兵器〉達成値24。

GM:ダメージください。

シオン:34ダメージ。

GM:無理!(笑)ポシビリティで消しても、ダメージ累積で、保たない。くっそー! 1ターン保たなかった。やっぱ奇跡とか使わなきゃダメか。

シオン:“緊急行動”で、上空の敵に向かって〈威嚇〉射撃。

GM:うーっす、どうぞ。

シオン:(コロコロ)ポシビリティを使います。

GM:消します!

シオン:〈威嚇〉は達成値に+3つくから、15。

GM:うん、効くね。では最終的に、ビーム兵器でなぎ払い、プラントの上は焼け野原と化し、サムライたちの死屍累々。残るはヘリだけです。敵側の行動ですが、「ふふふふふ。お前等まとめて死ね。いいから死ね」(コロコロ)シオンとマッコイ2人に対して、18で〈攻撃〉。

マッコイ:ぴったりだと、アタック優勢でしたっけ?

GM:そうです。当たりかなー?

マッコイ:どうしよっかなー。はい、“敵方失敗”。

GM:・・・外れた!「わははははははー! 何だとぉー?!」(笑)

ディ:よかった、保険で渡しておいて。

GM:くっそー、決める自信あったのになー。

 
3ラウンド目

GM:ヒーロー先攻、逆転負け、悪役後攻〈挑発〉/〈威嚇〉。

大悟:これは、“イニシアティブ掌握”しないと。

マッコイ:希望の法則を使います。

GM:では、矛盾チェックだけしてください。

マッコイ:(コロコロ)問題なし。

GM:では引き直します。悪役先攻〈トリック〉/〈威圧〉、ヒーロー後攻、推奨行動は〈間合い〉/〈威圧〉になりました。まず上の悪役は「わはははは、怖かろう!」(コロコロ)2人に対して、20で〈威圧〉。

マッコイ:〈威圧〉技能ないから、《知力》と比べるのか。12差だとどうなりますか?

GM:逆転負けが入ります。カードもあれば、がっつり僕が持っていきます。1、2、3枚持っていきます。

マッコイ:あ痛たたたた。

ディオルド:だったら、“敵方失敗”でしのいで、普通に1回行動した方がいい。

大悟:じゃあ、『シャーッ!(何を言っている! 気合いだー!)』と叫びます。

シオン:交換してもらって、“敵方失敗”を使います。

GM:では、今のがチャイになって、おしまいです。

大悟:えーと、シオンは、アレ(“仇敵”)と、決着したいわけだよね。俺とディオルドが、地下行っちゃっても大丈夫?

マッコイ:ま、何とか。

ディオルド:ただ、あやめの〈説得〉が効いてるから、敵を片付けた後じゃないと、我々は行くという選択ができないんだよね。

GM:ただ、目の前の敵は一掃したから、行ってもいいよね? という抗弁はできます。

シオン:よし、少年マンガ的に、「お前たちは先に行け。ここは俺たちに任せろ!」(笑)

大悟:俺は空中戦ができるから、果たして下に行っていいものか。

GM:それは相談して、例えばマッコイがタイマンで決められそうだったら、決めてもいいし。

マッコイ:ちょっと辛い!

大悟:だったら、“緊急行動”があるから、距離的には問題ないので、1回目で下まで降りて、2回目で戻ってきましょう。ディオルドを、引っ掛けて飛んで、無理矢理、エレベーターを突破して、そのまま、ズガガガガーッ! と。

GM:へ、下? 下に行くのか。

ディオルド:その間、借りてきた犬のようになってます(笑)。

大悟:下に着いたら、2回目の行動は、反動を利用して手を放すだけ。

GM:それで、ディオルドを前へ送り出す、と。ま、いっか。2人は降りていきました。

 
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