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Epilogue

 
激闘を終え、マッコイがヘリを着陸させたのとほぼ同時に、
ユキとあやめ、ストームナイトが海底から戻ってくる。
エレベーターが壊されたため、全員徒歩である。
 

ＧＭ：あやめさんは、色々強烈な経験をしたので、後々精神的にまずいかもしれませんが、それはそれとして、穏やかな表情をしています。

大悟：じゃあ、いつの間にか元の姿に戻ってですね、「仕事は終わった。また会うこともあろう。ではな」と言って、そのままブルルルーン！ 　とバイクを吹かして、水面をブワッシャー！　と走って、去っていきます。そう、夕日を背負って！

ＧＭ：そうすると、ユキちゃんが、昔のことを思い出して、「そうだ、あの時おいかけた背中、あのままだな」とつぶやきます。「ありがとう、ダイゴ」
 

【ＣＡＳＴ】支倉大悟
---秘密組織の裏切り者
 

ディ：「これから、あやめと、ユキは、どうする？」

ＧＭ／あやめ：「プロジェクトが失敗したことは、私の方で処理しておきます。それなりの根回しはしてありますので」

ディオルド：「秘密の宝が失われた以上、ユキの利用価値は殆どなくなったわけだ。まずその報告をして、追われないようにするといい」

ＧＭ：当然、その宝をめぐる戦闘で、あやめさん自身も死んだことにしてしまえば、形としては、例えば、ユキとあなたたちを道連れに、敵と一緒に沈みました、ぐらいのことにしておけば、とりあえず暫定的にはオッケーだと。その間にしっかり手の届かないところにバックレちゃえばいいんで。

ディオルド：行き先は、リビングランド。

マッコイ：しかないだろ。

ＧＭ：あやめさんは、「それが一番いいかもしれません。皆さんにきちんとお詫びをする前に、世話になる形で申し訳ないのですが、この借りは必ず返します」と言って、改めて、頭を下げます。

ディ：「あやめ。生きることを諦めるな。オレは、ユキにさっき命を救われた。あやめがユキを救い、ユキがあやめを救うことも、必ずある」

ＧＭ：そうすると、彼女は微笑んで、「いいえ、私たちは、あなたたちにもう救われましたよ」と。静かに。
 

【ＣＡＳＴ】ディアン・オブロー
---バーバリアン戦士
 

マッコイ：じゃあ言いましょう。「割に合わねぇ仕事だったな」（笑）

ＧＭ：ですよねー。

大悟：いや、割に合う仕事なんて、ストームナイトには絶対回ってこないから。

ディオルド：基本的に僕たちは善人ですから。
 

【ＣＡＳＴ】マッコイ・ナガ・ハーラム
---レルムランナー
 

シオン：あやめに対して、手と顔を見比べながら、「貴様の贖罪には、死など生温い」

ディオルド：「生きるということについて、２人で考えてみるといい」

ＧＭ：あやめさんは頷きます。

ディオルド：「手荒な真似をしてすまなかったな。痛かっただろう。だが、その傷痕は、消さない方がいい。その傷痕が、お前と、我々の、絆の証だ。それがあれば、どんな環境でも生きていける」

ＧＭ：「ありがとう。私は手を失った代わりに、多くのものをもらいました。もしよかったら、聖職者の貴方に、後で懺悔でも聞いていただけると有り難いです」で、後ろでユキちゃんが、「いきることはすばらしい！」と、夕日に向かって叫んで・・・ってな感じですかね。

シオン：ちっ、最後に言おうと思ってたのに。「いい医者を紹介しようか？」（笑）

ＧＭ：サイバー医者か！

シオン：勿論！
 

【ＣＡＳＴ】ディオルド・ループガル
---ワーウルフ

【ＣＡＳＴ】シオン・ダリエ
---テンプル騎士
 

ＧＭ：では、これにて『ＲＥＬＩＶＥ』、終了になります。ありがとうございました。

一同：お疲れさまでしたー！（拍手）
 

　限りなく今に近い未来………
　今夜、あるいは明朝、さもなければ来週……ほんの少しだけ未来の物語
 

　TORG Replay『RELIVE』 Fin.

---Thanx a lot for your reading, and let's chant a hymn of LIFE !
 

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