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TORGリプレイ

『Re:Re』

 

第三幕


シーン4 逢魔ヶ刻
 

スラッチェンがやって来るまでのわずかな時間に、
アンドレは神に祝福を願い(*15)、闇影は気配を消して影に潜む(*16)。

教会の扉が乱暴に開け放たれた。
黒の男=人間の姿の幻影をまとったサイバーデーモン、スラッチェンは、
眼前のディアン・ディオルド・アンドレに己の力を誇示するかのように、背中の翼を広げる。
 

闇影:サイバーウイング。しかし、室内にいる限り、ウイングストライク(*17)は使えん!

GM:天井破ればいいだけの話だ。彼は、メキメキと音を立てながら、「雁首並べてる、血袋ども」

ディ:「何をしに来た?」

GM/スラッチェン:「質問をする権利は、てめぇらにはない。従うか、殺されるか、2つにひとつだ、選べ」

ディオルド:じゃあ、うなじの辺りが、ちらちらと毛皮になったり、人の肌になったりしながら、「ご機嫌じゃないか、スラッチェン」

GM/スラッチェン:「ほう、人狼か。オオカミ風情が、尻尾を巻いて逃げるなら、今のうちだぞ。ま、逃がさないがな」

ディオルド:「いいのか? 自分の野望を達成する、本命をほっぽらかしにして、こんなところに来ていて」

アンドレ:「いわゆる崖っぷちってやつか?」

GM/スラッチェン:「大いなる力を得るためには、この程度の危ない橋を渡るのは、やむを得ん。幸いにして、その道に立ち塞がっているのが、てめぇらのような小虫でよかった」

ディ:「ならば、お前は、ここでオレたちと闘って、時間を、無駄にする気なのだな」

GM:ニヤニヤ笑いながら、「あー、そうだな、 言い直しが必要なようだ。これは、闘いではない。小虫を潰すだけだ。時間もかからんよ」

ディオルド:「ふん。だからお前は三流なんだ

一同:(爆笑)

GM:しょうがないです、彼はそーいう性格です。暴れたくって仕方ないんです。

闇影:ではいいですか? 突然、♪チャーン! チャーンチャーンチャーン!

GM:BGM流れ始めたぞ?

闇影:真っ黒い男がですね、一箇所に集まってる彼ら3人と反対の方から出てきて、「ふっふっふ。闇影参上」と言って、黙る。

GM:「ほう、闇影か!」知ってます(笑)。観てたから(*18)。「あのピラミッドはなかなかだった。面白かったぞ。そうだな、お前だけは見逃してやらんこともない」

闇影:(掌を上に向け、指をくいくいとする)

GM/スラッチェン:「ほう。そうか。せっかくあのクソつまらないホテルで暇潰しになったから、許してやろうかと思ったんだが」

ディ:「ホテル・・・。オレをゴスポグで襲ったのは、お前か?」

GM/スラッチェン:「ああ、違う。あれは‘名づけざるもの’の端末だ。ま、こんなことを言っても解らんだろうがな」

闇影:嫌なモン出てきてるなー。

ディ:コリンは、何か、反応してますか?

GM/コリン:「おまえみてーな、三流悪魔は、きえろ、ばーか」

闇影:スラッチェンにそんなこと言っても、ニヤニヤ笑いながら、「ふっ、この負け犬の遠吠えが」と勝ち誇ってそう。

GM/スラッチェン:「ほう。それが、時を越えた、《運命の赤子》か」

ディ:お前なんかに見せる子じゃない。盾で隠す。

GM/コリン:「なんで隠すんだ、おまえ」

ディ:「だ、だって、危ないから」

GM/コリン:「うっせーバカ」

ディ:「バカ・・・!」しばらく、オレ、逆転負けかも(笑)。

闇影:そんなこと話してる間に、さっさと私は、リアリティ・バブル張っちゃいます。

GM:いいッスよ。そのぐらいは認めます。

アンドレ:リアリティ・バブル張ると、どうなるの?

ディオルド:リンクが切れない。

アンドレ:それは重要だね。

GM:特に、変身系とか、サイバーリンク系の人とか、常時発動系の能力の人は、リンク切れると、途端に弱くなるから、全員張っといた方がいいと思います。

ディディオルドアンドレ:張ります。

 
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