Samurai Overdrive Act3 Scene2b-TORG Replay-

ＴＯＲＧリプレイ

『Samurai Overdrive!』

第三幕

ＧＭ：スタンダード。ヒーロー先攻、悪役後攻。ヒーロー側どうぞ。敵は、３０人ほどの暴徒。モヒカン雑魚みたいな奴等が、手に手にマシンガンを持って、突っ込んでくる感じです。

闇影：ではいきます。「シュトゥルム・ウント・ドランクぅぅぅぅっ！」

ＧＭ：マスターからの注文は、ひとりで全部やっつけないでくださいね。敵の数を増やさなきゃいけなくなるから。

闇影：じゃあ半分ほど。ただ、この奥義、敵の中に突っ込んで、ぐるぐる回って攻撃するんで、４ｍ以内に何人いるか、マスターが判断して。

ＧＭ：はい、わかりました。ただ、隣のアーリア忍者が、「アイン・ツヴァイ・ドライ！」とか言いながら同じように回ってるんですけど（笑）。

闇影：（コロコロ）あ、２０、振り足し。（コロコロ）えーと、〈武道〉３４。

ＧＭ：終わった終わった。２つの竜巻が巻き起こると、１５人がぶわーっ！　で、残り１５人が、マキシムに向かっていって、隣で幻夢斎が、「半分でよいか？」

マキシム：「全部俺が倒しても構わないが、仕方がないな。お前の太刀筋を見せてもらおう」

ＧＭ／幻夢斎：「拙者としては、見物に回ってもよかったが、そう言われては、退くに退けませぬな。では、我が百人剣をご覧あれ！」

マキシム：なぎ払いで攻撃。（コロコロ）命中が５上がるから、３１＋５で、３６。

ＧＭ：うん、みんなぶっ飛ばされた。幻夢斎の方は、ちょっと広い方に、たたたたたーっと走り込んでいって、「百人剣！」って言うと、瞬時にぶわっと、身体が、幾重ねにもなったかと思うと、そうだな、遠慮なく１００人（笑）。１００人がぶわっと出てきて、敵をずったずたに斬り裂きます。

リリアン：ドラゴンボールのムラサキ曹長を思い出した。「実は五つ子ちゃんだったのだー！」（笑）

ＧＭ：最後、ちゃきんって刀をしまって、「なかなかやるでござるな、そちらも」ばたばたばたばたーっ。

マキシム：「お前と戦うのが楽しみだ」ばたばたばたばたーっ。

ＧＭ：他の選手たちが、ぽかーんとしてて、でも何人かは弾丸食らって倒れてる。

ＧＭ：枠が空くのは、流れ弾に当たって、出れなくなった人と、こんな超人どもと試合なんかやってられるか！　って人と、こんなんじゃ金額が折り合わねぇや！　って人が、結構降りたからです（笑）。一応、他の選手もいるんですけど、『この四強に絞られたー！』みたいなナレーションがあって、闇影、ブランシェット、幻夢斎、マキシムを、ＡブロックＢブロックＣブロックＤブロックにひとりずつ、誰が上がってくるかみんな判ってるよね？　みたいな割り振り方をした後で、『明日が本番！　この御前試合、見逃す手はないわよ！』カメラ、近い近い近い！　みたいになったところで、映像がぶちっと切れて、「お見苦しい点がございました」（笑）。ジェイクのどアップはきつい（笑）。

闇影：きっと深夜に特番があってですね、「これが、御前試合に参加する者たちの素顔だ！」でも、そのうち２人は、覆面。

闇影：さらに、「これが彼らの戦闘奥義だ！」と言って、今の戦闘の様子が見るんだけど、ぼやけてまともに映ってない。

ディアン：確かに、闇影の動きは、速すぎて映らないだろうな。

ＧＭ：というわけで、御前試合の、殺伐とした雰囲気からは、和んだ（笑）。

闇影：しかし、四強が既に決まっている辺り、イヤな感じだよな。他の連中はどう見ても、噛ませ犬。

リリアン：噛ませ犬ならいいんだけどさ、マキシムさえ食われそうだぞ？　ゲルマン２匹に。

ＧＭ：そんな感じです。残りの３人、何かやりたいことありますか？

ディアン：「オレはジェイクと、話がしたい。一緒に来てくれないか」

ディアン：プレイヤー発言。何とか〈威圧〉で聞き出して？

ディアン：よろしくー。あ、でもダメダメダメ。奴オネエだから、女に興味ないと思う。

リリアン：どう見ても自動的にプラス補正が掛かるわよ。「あなた、もしかして！」「そう、その通り」

ユウイチ：面白そうだからおれも一緒に行っていい？　おれひとり残されても困るし。

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