Samurai Overdrive Act4 Scene5a-TORG Replay-

ＴＯＲＧリプレイ

『Samurai Overdrive!』

第四幕

ＧＭ：ヒーロー先攻、萎縮。振り足しができませんが、ポシビリティを１点払うと打ち消せます。悪役後攻。推奨行動は、〈トリック〉／〈威嚇〉です。ヒーロー側、どうぞ。今、明確に現れている敵は、宮本くんひとりだけです。

闇影：私はここで、リアリティ・バブルを張ります。１回の行動なんで、「とう！」と飛びながらバブルを張るわけですね。

ＧＭ：熱情に浮かされてるような感じ。まるで誰かにそそのかされたというか、狂気を吹きこまれたというか。

ユウイチ：では、ＶＩＰ席に駆け込みましょう。入るとどうなっている？

ＧＭ：織田さんがパニックを起こしていて、隣に、ぶつぶつとつぶやいている奥方がいます。ＳＰたちは、いつの間にか、わが身大事で逃げ出しています。

ＧＭ：超怖ぇッスよ。だってこの人、どこも見てないもん。因みに抵抗しないので、連れて行くと言えば連れて行けます。

ユウイチ：やってやるぜ！　肩に担いで、〈疾走〉で一気に飛び降りる。

ＧＭ：そうすると、肩に担いだ時点で、あなたの眼を見て、「あなたが、私の待ち望んでいた、ストームナイト様なのですか？」

ＧＭ：なんかね、眼を見た瞬間、虚（うろ）を覗いたような気分になる。

ユウイチ：えーと、「話は後だ」。それでいきます。リングの上まで一気に飛び降りましょう。（コロコロ）〈疾走〉２０。

ＧＭ：では、たたたたたたって、すごい勢いで走って、階段を、もう、走ってるんだか転げ落ちてるんだか、みたいな絵面で、ずざざざざーっ！　と降りてきます。

ユウイチ：「じゃ、後は任した！」って言って消える。そのままの勢いで走っていきます。ぴゅーん！

リリアン：ジェイクに、「悪いんだけど、マイク貸してもらえる？　とってもサプライズな事態だからさー」

リリアン：「最初にあたしにカメラ振った後に、あのステージの上にやりなさいな。どっちかっていうと、男好みよりは女好みの話だろうけどね」

リリアン：「ありがと♪」って言って用意。まだ喋らない。

ディアン：オレは〈威嚇〉をします。宮本を何とか技能なしにしたい。（コロコロ）１０だけど萎縮で振り足せない。ポシビリティを使います。

リリアン：“リーダーシップ”切ります。“ヒーロー”と“援助”をあげよう。「さーて、ディ、頼んだわよ」

ディアン：“ヒーロー”を使います。（コロコロ）２３、＋８。“援助”が２枚あるんだけど、誰か、オレに対して使ってくれませんか？

闇影：私が１枚交換しよう。「己の心の赴くままに行動せよ！」

ユウイチ：もう１枚はおれが。疾走しながら、「踏ん張れ！」

リリアン：４枚補充。（受け取って）ああー！　こんな時に引いてもうた！　いつも通りの“ロマンス”を！

リリアン：まさか。ここでロマンスなお話をするに決まってるだろ？（笑）

ディアン：「心を買い戻す、だと？　ふざけるな！」と一喝します。達成値３０です。

ＧＭ：３０？　〈威嚇〉ですよね。逆転負け。何らかのアクシデントが起きます。ちょっと今、ぱっと思いつかないけど。

ディアン：敵の首魁が正体を現せばいいんじゃん？　その方が話早いよ？

ＧＭ：それはいいね！　では、リングに置き去りにされた奥方様が、ふらふらーっと立ち上がって、「私のストームナイト様は、どこ？」と言って、探し始めます。まるで、狂った遊女が踊りまわるように。そうすると宮本くんが、「ここだ！　ここにいる！」って叫びますが、その言葉は届きません。

ＧＭ／奥方：「もうすぐ私の儀式が完成する。そうすれば私の望みが叶う。ここに、私を救ってくれる人が現れる！」

リリアン：オーロシュで怖い目に遭ってきたから。旦那が頼りなかったから。で、彼女を助けたのが宮本なのか、ってトコだけが、あたしの悩みなのよね。

マキシム：そういうことなのか。操られてるとかじゃないのか。

ＧＭ：互いに互いを求めてるはずなのに、あさっての方を見てすれ違っている。ということで、宮本くんは、逆転負けで行動がキャンセルされました。

リリアン：当然、これも全部流れてるんだよね。全国ネットで。

ＧＭ：映像は流れている。音声は流れない。機材が死んでる。

ディアン：「儀式、だと？」と、次に繋げるようにつぶやいて、マキシミリアンの番だね。

マキシム：俺、どうしようかな。推奨行動は・・・いや、見守りましょう。何もやりません。