Eternal Smile > Samurai Showdown 『Samurai Showdown!!』 第一幕
GM:服はどうします? リリアン:普段通り。 ソレイユ:「え? ゆかた、きないんですか?」 リリアン:ソレイユだけ着せる。 ソレイユ:「わーい♪ かみのけって、こうやって、むすぶんですよね?」 GM:お祭りの屋台とかもいっぱい出てるし、綿菓子買って、お面とかも買うのかな。 リリアン:でしょうね。水風船をパシパシやりながら。 GM:ソレイユは、びよーん、びよーんって振り回そうとして、えらいことになる。「そういう風に遊ぶものじゃないんだよ、お嬢ちゃん」って言われる。 闇影:幼稚園児、絶対一回はやるよね。 リリアン:で、ゴムが切れて、パチンって飛んでいく。 ソレイユ:「あっ! ああー・・・」 GM:「単分子ならいいのに」(笑) リリアン:「こらこらー」グリグリグリ、みたいな。で、普通に花火見てましょう。 GM:そうすると、2人可愛いから、すっげぇ周りはザワザワするし、声掛けてくるのもいるし、大変ですよ。「可愛いお姉さんと、妹さん?」みたいな。 リリアン:大丈夫。声掛けられないように、微妙な雰囲気の〈威圧〉出しとくから。(コロコロ)17。 GM:それ、ナンパのプロでも来ない。前から来る、肩いからせた兄さんが、避けて通る(笑)。あ、マジすみません。 ディアン:姐さん、ゆっくり花火見てってください。マジすんません。 GM:目の前に何故か、とてもいい位置が(笑)。 リリアン:いいですねー、ニッポンの夏は。 GM:ひゅーーー、パーン! ということで、花火を見物しています。一方、ユウイチさんは、何々を食べたいって言うと、近くの、調理室のある船の方から、持ってきてくれます。 ディアン:すごい、お大尽だ。 ユウイチ:それは、ねぇ。接待ですし。 闇影:金品の授受という観念を理解できる人が、この人しかいない。 GM:ので、しょうがないんですね。3人分食ってるようなものですからね。川を渡る風が気持ち良く、遠くでパーン! と鳴り響く花火の音も、心地良く。浴衣美人さんもいっぱいいるし。 ユウイチ:浴衣美人。(川岸に視線を移し)どっかで見た人がいる。見なかったことにしよう。 リリアン:にっこり。 ユウイチ:目が合ったかもしれないけど、 見なかったことにする! リリアン:後で報告ね? ユウイチ:怖い! 後で怖い!(笑)
マキシム:俺は浴衣は着てこないし、そのまま殺れる姿で来るから。 ディアン:そうなのか。 マキシム:そりゃそうだ。 GM:上座下座は特にありませんけれども、入っていくと、金輪龍一が着席していて。 ユウイチ:うわ。 GM:「どうですか? ニッポンの夏は」と、英語で話し掛けてきますよ。 マキシム:じゃあ、俺はもう、言っちゃうけどね。「どういうつもりだ?」相手に剣を向けて。 ディアン:ちょっと待て! マキシム:そりゃ当然じゃん。 ディアン:何を考えているマキシミリアン。屋形船の中だぞ。 マキシム:ああ、そっか、当然、人が周りにいるんだよね。 GM:いますいます。花火大会全体では、何万人って人出ですし、川べりにも人がいるし、この船にも、一般の人が乗っています。 マキシム:俺はそこまでバカではないな。剣を抜くのはやめよう。帯刀はしてると思うけども。 GM:では、係の人にこう言われますよ。「よろしければ、その御差しのものは、入口でお預けいただいて、奥の方へお通りください」 マキシム:・・・・・。 GM:「ニッポンでは、胡座をかいて、飲み食いなどしますから、腰のものは邪魔でしょう。お預かりしましょうか?」 ディアン:「いや。オレたちの、すぐ届くところに置くから、大丈夫だ。オレたち戦士にとって、剣は、何より大切なものだ」 GM:なるほどなるほど。そうすると、一番奥から、「あまり失礼があってはいけませんよ」という声があって、「どうぞお座りください」 マキシム:すげぇムカつくな。 ディアン:振り返って、マキシミリアンの目をたっぷり5秒見て、頼むから解れよ、っていう、アイコンタクトをして、もっかい向き直って、座ります。さすがにおかしなことしないだろ。 マキシム:俺はでも、知らん顔するよ。 ディアン:・・・この野郎!(笑)
GM/金輪:「近々香港に起たれると伺っていますので、ニッポンを楽しんでいただこうと思い、一席設けさせていただきました。先の御前試合での活躍は、私も拝見いたしました。さすがにお強い」 マキシム:・・・気に食わん。 GM/金輪:「まずは一献、傾けていただいて、忌憚のないご意見を聞かせていただければと思います」 ディアン:「カナワ殿。オレたちが、このような招待を、受ける理由は、何だ? 御前試合の時、確かにオレは、カナワ殿に助けてもらったが」 マキシム:! ディアン:「が、このように、宴を開いてもらうほどのことは、していない」 GM/金輪:「宴というほどのものではありませんよ。私も、いち民間人として、ストームナイトの皆さんにお世話になっていますからね。人々の感謝の代弁をしているにすぎませんよ。まぁ、一個人としては、ご高名なお二方とお近づきになれたなら、という、ミーハー的な思惑も、ないわけではありませんが」 マキシム:あーもう! 俺、我慢できないな。剣抜いちゃうけど。 ディアン:こら! こら! GM:では、剣に手が掛かるか? ぐらいのところで、カメラがキューンと移動すると、もう一隻、明らかにチャイニーズな感じの、昇り竜とかついてる屋形船が、すーっと通ってくわけですよ。 パーン! って花火の音がすると、ふすま越しに影が映って、お酌を受けるドジョウひげが(笑)。「ま、ま、一杯」みたいな。 闇影:ウー・ハンと武器密輸業者ですね。っていうか、わざわざ大っぴらに、密輸をやるのが、ナイル帝国。 GM:これから、あーだこーだ喋るんで、闇影さんは、好きに登場してもらって構いません。 闇影:とりあえず、隠行の奥義を。(コロコロ)〈武道〉で、36。 マキシム:どんだけ忍んでるんだ。 GM:高けぇなー。一応、ニッポン製の、防音の効いている船なんで、会話自体が完全に聞こえるわけではないけど、単語単語は聞こえると思ってください。 闇影:いや、聞こえますよ。いつの間にか横に座って。 GM:横かよ。 闇影:一緒に食べてる。 ディアン:ウー・ハンが食べようと思うと、「ん?」空っぽ。 闇影:熱々のやつを食べようとしたら、いつの間にか冷えたやつに変わってて、「あれ?」 GM:凝ったことしてんなー。 リリアン:逆だよ。冷えたの食べようとして、「熱っちぃーーー!」(笑) GM:ダチョウ倶楽部アルか! 闇影:ってやってるところで、「どうかしたのか」 GM/ウー・ハン:「はっ! こ、この声は、どこアル!」 闇影:「何を言う。二刻ほど前から、お前たちの前にずっといるではないか」と言って、すーっと現れて、完全にくつろいでお酒飲んでる(笑)。 GM/ウー・ハン:「貴様! 何者アル!」 闇影:「ふん。見て解らぬか。正義だ。お前たち悪党を打ち砕く、な。ふはははははは!」 GM/ウー・ハン:「おのれ闇影ぇ!」 リリアン:知ってんじゃねぇか。 GM:ニッポンの人が、え、今、何で名前訊いたの? みたいな顔を(笑)。あと、ただ飯食ってんじゃん、こいつ。何、二刻ほどゆっくり酒飲んでんだよ! みたいな。 リリアン:ひとしきり堪能して、腹いっぱいになった。じゃあもう帰るわ、的な。 闇影:「うむ。腹もくちくなったし、話も充分に聞いた。さて・・・」ボキボキボキ。 ユウイチ:どっちが正義か悪か、わかんねぇ。 GM:「貴様、無銭飲食だぞ!」「なんという悪アルね! 盗み聞きの上に、無銭飲食!」 マキシム:悪党に言われてるぞ。 闇影:「ふん。細かいことは気にするな」 GM:こいつ最悪だ!(笑)「ええーい、出会え出会えー!」 ディアン:(闇影に)今日も絶好調ですね。 GM:といったところで、戦闘シーンに移ります! "Eternal Smile" Since 2002.02.02 E-mail:charmy_s@mac.com |