Eternal Smile > Samurai Showdown 『Samurai Showdown!!』 第二幕
GM:『まだ実態を掴んでいないが、反金輪をうたう組織があるらしい。敵になるか味方になるか解らない。ただ、敵の敵は味方かもしれない。関係者と接触できれば、有益と思われる。名前だけは判っていて、ラウル・ブロックと呼ばれている』 ディアン:ラウルなら、話をしたことがある。 GM:あいさつだけした、って感じですね。ディとマキシムが参加したセッションが前にあって、ラウル・ブロックっていう、反金輪グループのトップと、顔合わせはしたんですけど、懐に入るところまでは行っていません。 マキシム:利害は一致する、って話をしたんだよね。 ユウイチ:完全な味方でもなければ敵でもない。 闇影:いやー、この陰謀渦巻く世界で、相手を完全に信用するなんてことは、まずないでしょう。 GM:『もうひとつ、芭蕉と呼ばれている存在がある。どこに属しているかも不明な、謎のエージェントである。噂では、金輪にもラウルにも協力しているダブルスパイであり、両方の情報をネタに、ビジネスをしているらしい。しかし、あまりに腕が立つので、どちらも切れずにいる。何故なら、どちらの痛いところも知っているからだ』 闇影:かゆっいところに手が届く♪ GM:『芭蕉と呼ばれている存在は、今、香港入りしているらしい』映像が届きます。芭蕉と呼ばれている男の映像です(闇影を指差す)。 マキシム:あ。 ユウイチ:あ。 ディアン:えっ? GM:『裏の世界で、今まで尻尾を掴ませなかった芭蕉の姿を、初めて捉えた』と書いてあります。 闇影:追っ手がバンバン来るんだけど、端から返り討ちにされてて、向こうはさらに意地になってバンバンバンバン、突っ込んでくるという。 ユウイチ:あー。これはとりあえず、わたしの胸の中に、しまっとく。 GM:『最後に。もしかしたら、私たちに協力してくれているエージェントが、貴方に協力を求めるかもしれない。そのエージェントの自主性に重んじているので、私たちは、干渉はしていない。ただ、もしそのエージェントが、接触してきたら、できるだけ協力してあげてほしい』すごい迂遠な文章で書いてあります。色々政治的にまずいことがあるらしいです。 ユウイチ:『了解。それなりに頑張る』って書いて、送っておきます。それから携帯をしまって、「とりあえず、色んなトコから狙われてるっていうのは解ったけど、ありすぎてダメ。ごめん」って言って、ハンズアップ。 GM:あー、なるほどね。今伝えた情報は、ほとんどユウイチが、飲み込んでます。 マキシム:そうなんだ。話してくれないのか。 リリアン:全部喋ったら、きっと蛮族2人は、「ん?」ってなるから。 ユウイチ:「ただ、どうも芭蕉とかいう・・・人がいるらしいんだ。なんか忍者っぽいんだけど、よく解んない」 GM:香港入りしたってことは、今回の香港返還に絡んで、動いているんだろう、とだけは推測がつく。因みに、アイルの闇の勢力も、「香港がイギリス領ってことは、アイル領だよな!」という体で、やる気満々っぽいです。 ディアン:「式典が、壊されることは、止めなければならない」 ユウイチ:「だね。そういえばマキシム、何か用があって来たんじゃないの?」 マキシム:「ああ。2人に謝っておきたくてな。ニッポンでは、斬りかかったりして、迷惑を掛けて、すまなかった」少し冷静に。 ユウイチ:「おれは、その場にいなかったから」 マキシム:「俺も、香港返還は、アーディネイ女王のためにも、成功させなければならないと思っている。ただ、ひとつ言っておきたいのは、金輪は、信用できない奴だ。お前たちも、信用すべきではない」 ユウイチ:・・・ええーっ?(笑) ディアン:「マキシミリアン。信用できない相手ならば、目の前で、生命が奪われても、お前は構わないと言うのか?」 マキシム:・・・・・。 GM:そうすると、ちょっと、答えに窮したところで、「マキシミリアン様ー。ニッポンからお電話が、入ってますよー。お部屋の方に、テレビ電話の回線繋いでますからー」と。 ディアン:電話? マキシム:テレビ電話。喋る、鏡か!(笑) リリアン:ちゃんと使える? ユウイチ:大丈夫、リンク切ったってコアアースになるだけだから。 マキシム:じゃあ、「すまない。ちょっと、行ってくる」多分ディアンは、何かを言いかけたんだと思うけれども、部屋に戻ります。 "Eternal Smile" Since 2002.02.02 E-mail:charmy_s@mac.com |