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TORGリプレイ

『太陽のまわり道』

 

第一幕

 
シーン2 La rencontre
 

GM:ではユウイチ、お楽しみの〈疾走〉判定です。追う側も振りまーす。たぁ(コロコロ)。ゴメン、20が出た。

リリアン:さすがマスター。

ユウイチ:(コロコロ)17、+4か。さらに“アドレナリン”カードを使う。

メイ:でも、万一とっ捕まったとしても、追われる理由は何にもないから、すぐに放してもらえるでしょう。

ロン:だといいなー。

ユウイチ:達成値18。号泣ダッシュ。「うぉぉぉぉぉぉぉー!」

GM:こちらの達成値は17だから、ギリギリ大丈夫。因みに・・・もし、ショックダメージを5点受けてもいいなら、10秒間に250m走れます(*5)。

ライアン:速っ!!(笑)

ロン:TORG名物、火事場の馬鹿力です。

メイ:毎秒25mって、凄いぞ。

ロン:100m5秒切ります。

ユウイチ:それって・・・よし、ちょっと乗ってみる。せっかく提案してくれたんだ。乗らなきゃ損だろう!

GM:ではユウイチは、凄い速さで走って、追っ手を完全に振り切りました。

ユウイチ:せっかくだから演出として、目の前に河があるのを、飛び越えたいです(笑)。

メイ:飛んでる間だけスローモーション。

ライアン:しかも、足がちゃんと180度、ぱーん! と開いてる。

ロン:無駄にマトリックスばりの360度アングル! 制作費が勿体ねぇ! みたいな。

ユウイチ:完全にまいたのを確かめてから、どっかでゼェゼェ言ってます。

GM:そうするとですね、目の前に、ライアンがいます。

ユウイチ:え、それ、いつものライアン先生?

GM:はい。(ライアンのプレイヤーに)何やってるんだね? っていう、冷ややかな目で見てあげてください。

ライアン:「やあムッシュー。久々に会ったと思ったら、何を汗をかいているんだね?」

ユウイチ:(呼吸が苦しくて声にならない)

一同:(笑)

ロン:そりゃ、人間の限界さっき突破したばかりなんで。

ライアン:「ふむ。ときにムッシュー、ここにテキーラがあるんだが、一杯どうかね?」

ユウイチ:天を仰ぐね。

ロン:でも、黙って渡さないところがいい人だと思う。

ライアン:一応、TORGのキャラクターの中では、一番長い付き合いなんですよ、この2人。「ふむ、テキーラがダメなら、割り物のライムがあるんだが、こちらならどうかね?」

ユウイチ:「いただきましょう」ゴクン・・・ぐっ!「ぐぁぁー!(不味そうな顔)」

一同:(笑)

ユウイチ:「い、いや、お久しぶりです、先生・・・って、あれ? 先生、さっき女の子抱いてませんでしたっけ?」

ライアン:じゃあ、ライムをチューッって絞りながら、「私はロリペドの趣味はないよ」と言って、ショットグラスをクッとあおる。

ロン:・・・高尚に言やぁいいってモンじゃないぞ(笑)。

メイ:ついでにツッコむと、誰もそこまで言ってねぇ(笑)。

ユウイチ:「いやいや、実はかくかくしかじか」と。簡略的にさっきまでのことを全部話します。

GM:因みに現在地は、ちょっと高台にある、お洒落なカフェです。

ライアン:なるほど。

GM:そして、眼下の路地にですね、ここにはそぐわないような連中がいます。

ライアン:ん? ここにはそぐわないような連中とは?

GM:エジプト風のかぶり物をした上半身素っ裸な方々(笑)。

メイ:出た、ショックトルーパー(*6)! 別名、便利な連中!

ロン:世界中どこにでも見かける、定番ですよ。

GM:はい。彼らが、上司らしい、全身赤い服で仮面を着けた男に、何やら報告をしています。

ロン:やっべ、厄介なのがいるぞ。

メイ:ウー・ハンとはモノが違うね。

ライアン:そいつって、誰だっけなぁ。

ロン:(ナイル帝国ソースブックを開き)この、いわゆる怪傑ゾロみたいな感じの奴で、レッドハンドと呼ばれている、十総督のひとりです。

ライアン:じゃあ、何気に耳を澄ませてみよう。

GM:「はっ、マフィア共を使った奪取作戦は成功したようです。ですが・・・」「ですが、何だ?」その続きを聞きたければ〈発見〉、なければ《知覚》で判定をお願いします。後ろで、パーッとか車の音がしていますので。

ユウイチ:私も、やってもいいですか?

GM:いいですよ。

ライアン:聞くまでもなく、あらかた判ってしまったような気もするのだが。

ユウイチ:(コロコロ)20だ。振り足し?

ロン:〈発見〉技能があれば振り足しです。

ユウイチ:持ってないですね。20のボーナスは、+7、《知覚》11+7で、18です。

ライアン:達成値14です。

GM:2人ともよく聞こえます。「はっ、邪魔が入ったとのことです。なんでも、正義の使者マックス何たらとか名乗る者が突如現れ、娘を奪い返していったとか」

ライアン:んー?! ちょっと待て、その名前聞き覚えあるなー。

リリアン:マックス・○ァクター?

一同:それは化粧品。

ライアン:ひょっとして、マックス・ボルテージ?(他のプレイヤーに説明)いや、実はこいつ、“人物誤認”のサイドストーリーをずっと引っ張ってて、マックス・ボルテージなる人物に間違われ続けてるんですよ。

ロン:はーはーはー、なるほど(納得)。

ライアン:だから、マックスっていう名前には反応するんです。

GM:そしてさっき、ユウイチはライアンに「女の子抱いてませんでした?」と言ってましたね。

ユウイチ:とすると・・・「もしかして?」

ライアン:「どうやら、そのようだね」クーッと飲んで、ショットグラスをコンと置いて、こう(指を鳴らす)。

GM:ああ、お勘定ね。

ユウイチ:「先生、ごちそうさまでした」と言って先に出ます(笑)。

ライアン:ああ、それぐらいはおごるよ。付き合い長いからね。コインをポンと置いて、「美味しかった。また来るよ」みたいなことを言って。

メイ:ダンディだ!

ライアン:「ではムッシュー、そこまで案内してくれたまえ」

ユウイチ:「ええ。じゃあ行きましょうか」って言って、まだちょっと、ショックの影響が残ってるけど行くね。

GM:ではここでシーンを切ります。後ほど合流しますので、少ーし待っててください。
 

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