Eternal Smile > The Sword Brings War 『剣は誘う』 第一幕 GM:悪役先攻、疲労。ユウイチの射撃で、ちょっとビビったらしいです。 ユウイチ:まあ、土煙がどんどんどんどん出てればね。 GM:ミノタウロスは一歩進んで、名乗りを上げます。「我が名はバランゾ! ここは我らの城だ! 虐げられてきた我らが、やっと見つけた城! 貴様ら、我らから城を奪うつもりか! 女王の犬共が!」 マキシム:「くっ・・・!」 GM/ディアン:「・・・・・」 マキシム:「貴様こそ、何故ここで、のさばってる! さっさとここを明け渡したらどうだ!」 GM:「女王、我らのこと、半人と呼んで、昔から蔑んできた! そんな女王の言いなりになど、死んでもなるか!」というわけで、生意気な口をきいたマキシムを攻撃ね。(コロコロ)18。 マキシム:高ぇぞ! GM:達成値22。 マキシム:積極防御。さすがに、そんなモン食らいたくはないからな。(コロコロ)へーん、20! GM:でも今技能なしだから、振り足しできないよ(ニヤリ)。 マキシム:しまった。達成値15だから、当たるね。 GM:ダメージは23点。1レベル負傷K3ショック。 マキシム:じゃあ、ポシでダメージを消す。 GM:防がれた防がれた。その後ろから、残り2人のケンタウロスがちくちくと攻撃。(コロコロ)当たんないねー。気合いが足んないねー。 ユウイチ:根性足んないねー。 GM:ユウイチに対して・・・(コロコロ)当たんないねー。はい、ヒーロー側どうぞ。 ユウイチ:じゃあ、もう一回〈威嚇〉射撃してみようか。今度は雑魚に。逃げるんなら今のうちー。(コロコロ)達成値10。 GM:成功です。向こうは技能なしになりました。カードどうぞ。 ユウイチ:はーい。(受け取って)“緊急行動”だ。 GM:ディアンはケンタウロス2人に対して、やっぱり〈威嚇〉します。「これ以上続けるなら・・・」(コロコロ)達成値13で成功はしてる。 GM:行きまーす、次のラウンド。悪役先攻、ヒーロー疾風。よかったね、2回行動できます。 マキシム:うっしゃー! ここで一気に。 GM:悪役先攻なので、マキシムに対して、(コロコロ)外れ。ユウイチに対して、(コロコロ)ホンットに当たんないなー。やる気しなくなってきた。いいもん、バランゾが頑張る! 女王の犬なんかに負けてたまるかー。(コロコロ)3。負けたかも(笑)。ヒーロー側どうぞ。 ユウイチ:どうしようかな。ミノさんに、〈威嚇〉射撃してみる? 一応殺しちゃまずいよな。可哀想だからな。 GM:あ、そうそう、バランゾは今、ポールアームでマキシムと鍔迫り合いをしながら、ふっと力を抜いて、ポールアームから手を離し、腰に帯びた剣に手を伸ばしました。マキシムとは居合いの距離です。でも、剣が抜けないようで、なに? って顔をしています。 ユウイチ:おや。 マキシム:じゃあ、〈トリック〉。相手が剣を抜けなくて動揺してるんだったら、斬ると見せかけて、喉元に剣を突きつけて、「早く抜けよ。俺は無抵抗な奴は斬れないんだ」 GM:ははははは。オイシいな。どうぞ。 マキシム:(コロコロ)おっ、20だっ! GM:技能持ってる? マキシム:持ってるよー。2レベル。(コロコロ)えーと、33だろ、+10で、達成値21。 GM:21? 逆転負け入った! マキシム:よっしゃ! GM:しまったー。ではバランゾは逆上して、殴り掛かろうとするんだけど、足を滑らせて転び、その際に、ポールアームの刃が、彼の身体を貫きます。 ユウイチ:そしたら、敵の数も少なくなったし、中庭に強行着陸してみようかな。これだけでも相当ビビると思う。 GM:〈航空機操縦〉どうぞ。 ユウイチ:間違っても、轢かれるなよ?(コロコロ)達成値20。土煙を上げながら着陸。 GM:それを見て、逃げ出すケンタウロスもいますね。 ユウイチ:ついでだから、演出で、城壁を一箇所、壊させてください。ずどん!「またやっちまった!」 GM:それは、もしかして、ブレーキ掛けたけど止まれなくて、突っ込んだってことですか? ユウイチ:はい! GM:カッコ悪っ!(笑) ユウイチ:やっぱ最後はオチがないと! GM:あとはディアンの行動か。では、ポールアームを抜いてあげよう。引っこ抜いてそれを放り投げてから、また離れて、剣を構え直す。二巡目の行動どうぞ。 マキシム:ミノさんの様子はどうかな。 GM:かなりの深手を負っています。戦う気は満々だと思うけど、身体が思い通りに動かないようですね。 マキシム:なーんか、ディアンの手前、殺しにくくなってきたなー。ディアンが庇ってるの見ると。 GM:庇ってるワケじゃないけど。 マキシム:でもポールアーム抜いてあげるってことはなー。こいつを斬るのか。微妙だな・・・。 ユウイチ:じゃあ、先に行動しようか。〈威嚇〉で、土煙の中からショットガンぶっ放しながら、「ホールドアップ! 武器を捨てて投降しろ!」って言う。理解してくれー。(コロコロ)10。 GM:10、振り足しですよー。 ユウイチ:技能がないんだよね。 GM:技能なしでも振り足しオッケー。10は。 ユウイチ:あ、そう?(コロコロ)5。15だから、+2。達成値11。 GM:成功です。技能なしになりました。 マキシム:とりあえず様子見で、相手の背後に回ります。〈間合い〉で。(コロコロ)えー、達成値14。 GM:成功です。カードどうぞ。(マキシムが場に出すのを見て)“警戒”ですか。了解。ディアンは再度〈威嚇〉。「その怪我では無理だ。降参しろ」(コロコロ)1振っちゃった。 ユウイチ:あんたが投降してどーすんの(笑)。 GM:はい、悪役側の行動です。マキシムに後ろを取られたバランゾは、「貴様などの手にかかるぐらいならば!」と言って、もう一度腰の剣に手を伸ばすと、今度は抜けます。そして、その刃で首を掻き切って、自害してしまいます。 ユウイチ:それをやろうとするんだったら、“緊急行動”で阻止することはできるかな? GM:阻止ですか。命中に−8して攻撃してください。剣を狙った武装解除って扱いです。 ユウイチ:そしたらショットガン撃ちます。〈銃器戦闘〉で。(コロコロ)4か。なんかポシ使ってでも止めておきたいなって気になってるから、使う。 GM:ポシビリティ? 打ち消します。 ユウイチ:ああー。しょうがないな。 GM:では、止めることはできませんでした。 マキシム:じゃあ、駆け寄って、息があるかどうか。 GM:もう虫の息です。今際の際に、「こんな所で、我は死ぬのか? わ・・・我らに、自由を、権利を!」と言いつつ、カハッと血を吐いて、あなたの腕の中で絶命します。 ユウイチ:ああー、ミノさんが逝っちゃったか。そうすると、残った奴は? GM:即座に降伏するようですね。指導者を失ってますから。 ユウイチ:じゃあ、ショットガンをギターケースにしまって。とりあえず、南無南無とやりましょう。 マキシム:「・・・哀れな奴だったな」弔いましょう。剣を墓標にして。 GM:剣を手に取るんですね。そうすると、頭の中に声が響きます。『誰(たれ)か、我が声を聞く者はありや?』周りを見渡しても誰もいません。 マキシム:「!」 ユウイチ:「どったの?」 マキシム:「誰か、喋んなかったか?」 ユウイチ:「ん? ううん」 GM/ディアン:「オレも、何も、喋ってない」 マキシム:「おかしいなぁ」GM:もう一度、声がします。『誰か、我が声を聞く者はありや?』手に持った剣が、脈打っているかのように、あなたには思えます。温度を感じるというか。 マキシム:「剣が・・・喋ってる?」 "Eternal Smile" Since 2002.02.02 E-mail:charmy_s@mac.com |