Trianglar Act2 Scene3-TORG Replay-

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ＴＯＲＧリプレイ

『トライアングラー』

第二幕

シーン３　The Prayers

シオン：マスター。物資が足りないのは判ってるんで、礼拝堂に行ってお祈りした後、【マルチプライ・フード】（＊１３）の儀式をしようと思うんだけど。

ＧＭ：正しい！　正しい人がいる！

シオン：行った先で、シャロンと会ったりしますか？

ＧＭ：うん、えっと、会うよ（笑）。そうすると、あなたが行ったところで、「あ、わ、わっ！」って言って、彼女が慌てて立ち上がって。

シオン：目元を拭っている！（笑）バキューン！

ＧＭ／シャロン：「ど、どうしました？」

シオン：「い、いや、祈りをだな・・・」語尾をちょっと濁しつつも、戸惑っています。

ＧＭ：「奇遇ですね。私も祈っていたところです」と言って、ちょっと目が赤い。

シオン：「ディの無事をか？」（一同爆笑）

ディアン：ここでもド直球が来た！

ユウイチ：それも、デッドボールクラスだぞー。

シオン：剛速球投げますよー！　バンバンいきますよー！

ＧＭ：肩、あったまってますねー！

シオン：投げるなら今夜だと思ったからね！

ＧＭ：では、剛速球を受けて、言うわけですよ。「そうね」と。「ほら、私、あの子が情けない頃から知ってるから。あの子最初は、閉じこもってばっかいてさ」

シオン：みんなには悪いけれど、ここはひとつ釘を刺しておこう。「たかだか数年で、人間がそう簡単に変わると思うか？」

ＧＭ：ここで比較写真。閉じこもっていた地球人。英雄になったバーバリアン。変わるものだよー、みたいな（笑）。

シオン：人間の内面の話だ、内面の話！

ＧＭ：ごもっともな返しをありがとうございました。「ま、変わったトコもあるけど、でもあの子はやっぱり変わってないわよ」

シオン：「言っておくが、あいつはとてつもなく不器用だぞ？」

ＧＭ／シャロン：「言っとくけど、あたしはあんたより何倍も付き合い長いわよ？」

シオン：「ならば、言いたいことを言う機会を逃さないことだな」って言いながら、奥に。

ＧＭ：くっ！（笑）やってくれる！　イメージとしては切り結んだ後に、肩口にクナイとか刺さっていて、「くっ、置き土産を残していくとは！」みたいな。

シオン：ああ神よ、御前ですみません！

ＧＭ：では、奇跡の判定をお願いします。

シオン：（コロコロ）ポシビリティ使っちゃおう。（コロコロ）〈祈念〉２１。２１から難易度１３引いて８差。

ＧＭ：８を基本値に直して、４０人分。孤児院全部に行き渡りますね。

ディアン：ありがとうー。

セバス：それって、どんな食糧が出てくるの？

シオン：要するに、パンが１個あると、それを増やす。

セバス：ああー。聖書に書いてある奇跡？

ＧＭ：はい、それです。シスターは、とても驚いて、「本当に、聖書にある通り、奇跡が起きるのですね。私の信仰が足りないのかもしれませんけれども、こうしてあなたをここに導いてくださった、神に感謝いたします」

シオン：「いや、あなたの祈りがなければ、これは起きなかった」

ＧＭ：「そう言っていただけると、救われます。ただ、私の懸念であれば申し訳ないのですけれども、あなたに、何か不穏な影が見える気がします」目をちらちら、そこに置いてある“自己犠牲”カードに向けながら（笑）。「どうぞご自愛されますよう。神は自ら助くるものを助くと申します。しかし、それは、人が人としてできることを果たしてからのことだと、私は経験上、思っています。私はこの老体ですから、祈ることしかできませんが、どうか無事にお帰りください」

シオン：「肝に銘じておきます」

ＧＭ：ということで、【ブレス】を祈るよ。

シオン：あ、ありがとうございます！

ＧＭ：たー！（コロコロ）よし、難易度超えた。どれかひとつの能力値に３プラスできます。最後の戦いのタイミングとかでいいですよ。

ディアン：後で力が湧いてくるのに気づくんだ。

シオン：じゃあ、《耐久力》３上げます。

マキシム：また堅くなった。

ＧＭ：これ以上堅くなって、何をどうするつもりだ！　くっ！　と、マスターは思うけど、シスターは「どうかご無事で」（笑）

シオン：いや、だって、【ブレス】をそういう形で掛けてくれたんだったら、《耐久力》上がるだろ。

セバス：確か、テンプルナイトって。

ＧＭ：元々堅い上に、結界が張れる。

セバス：ですよねー。