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第一幕

 
シーン５　Here come Storm Knights!（承前）

 
ＧＭ：ということで、疾風の２回目行動です。裕人くんから。現在、メインユニットは、残り２体になりました。でっかい恐竜に乗ってるやつと、小型のやつ。下の恐竜をやっつけてもいいし、上に騎乗しているエディーノスの方に、何らかのアタックをしてもいいです。

裕人：いやー、どちらかというと、カメラでみんなのことを撮りたいなーって（笑）。

マンジマル：それは全然オッケーだと思う。

ＧＭ：カメラのフラッシュで、目を眩ませます、はアリです。

裕人：じゃあ、小さい方１体に〈トリック〉。基本値１１です。（コロコロ）１１足す、（コロコロ）９、＋７、１８です。

ＧＭ：かかった。あなたのことを、何やってるんだろう、じーっ（注目）、わっ、目が（笑）。

マンジマル：目が、目があああぁ！

裕人：自分は、攻撃したつもりはありません。どちらかというと、うわ、すっげぇやつ撮れたわー（笑）。

ＧＭ：次、強力関お願いします。

強力：でかい恐竜に、奥義・雷神拳で攻撃（＊９）。（コロコロ）１８。現段階で＋５か。ポシビリティ切ります。

ＧＭ：どうぞ。当たるのは１００パー確実だと思ってください。相手は鈍重なので。

強力：（コロコロ）２８だから＋９で、〈武道〉が８あるんで、２８。

ＧＭ：さらに、〈武道〉は恐ろしいことに、技能を持っていない相手に対して、常に＋１がつきます。２９。絶対無理！

強力：ところで、２発目なんですけど。

ＧＭ：あ、知ってた（笑）。

強力：（コロコロ）ポシは勿体ぶってもしょうがないからね。せっかくだから、どのくらい出せるのか、手触りを見ておきましょう。（コロコロ）同じく〈武道〉２９。

ＧＭ：ダメージください。

ディアン：今のダイスのボーナスを、攻撃力に足す。《筋力》＋２が武道の基本ダメージです。

強力：１４＋９、２３が２発。

ＧＭ：は？！　２３だと、満載のトラックがふっ飛びますね（笑）。ただ、恐竜なので、食らっても、実はそんなには痛くなかったりする、よ？

マンジマル：装甲点は高そう。

ＧＭ：ショックダメージは入ってます。正直、動きが止まっただけでビックリですけど。

強力：演出しますね。でかい恐竜に向かって、「お前さぁ。角力取らねぇか、俺と？」

ＧＭ：そうすると、何となく向こうは、『ううー！』と、手を前に（笑）。

強力：本能的に、向かい合ってくれたんだったら、「あー。何だよ、話わかるじゃんか」って言って、雨がぶわーっと降ってる中で、ニタァッと笑って、「はっけよい・・・」

ＧＭ：ぐわーっ！　って互いに突っ込んでいきます。

強力：雷神拳なんで、１発目に肩で恐竜の顎のところをカチ上げて、２発目、右の張り手で打ち降ろす！　それでも相手は倒れない。

ＧＭ：はい、恐竜なんで。

強力：少年のような笑顔で、「いいよ、お前」

ＧＭ：向こうも、ニヤッと笑います。上にいるエディーノスは、ぶん回されて大変なことになってます。「う、うわーっ！」飛んだ（笑）。

マンジマル：ひどい。

ディアン：思わず、「ふ・・・Who are you？」

強力：親指で自分を指して言います。「I’m STRONG！」

ＧＭ：かっこいいー！　超かっこいいー！

強力：これは、前回やったＴＯＲＧ（＊１０）と、同じＴＯＲＧかと思いながら遊んでるんだけど（笑）。押忍押忍。ありがとうございます。

ディアン：残り１ユニットか。どうしよう。

強力：エディーノスは、目が、目があああぁ！　って言ってる状態ですね。

ＧＭ：すっげぇ眩しかったんだけど、なんか喜んでる。超眩しかったッス、ラナーラ様！（笑）

ディアン：彼らが信仰している女神ですね。

ＧＭ：はい。ケタ・カルズっていう宗教で、世界中の命を生み出してくれた女神、ラナーラ様ってのを信じてるんですけど、ラナーラ様は五感を失ってしまったんです。その代わりに、彼ら、女神ラナーラに生み出された生き物であるエディーノスは、彼女の目となり耳となり身体となり、感覚を、生きる喜びを伝えなきゃならない。だから、色んなことをやろう、と。基本的に、死ぬこと以外は全部オッケー！

裕人：あ、はい！

ＧＭ：死ぬことだけが唯一のタブーです。美味しいもの食べても不味いもの食べても、どっちも等しく素晴らしいことです。

裕人：全ては素晴らしい。全ては幸福。楽しそうだなー。

ディアン：では、目をパチクリさせてるのを、直るまで待った上で、馬で突撃して、武器を交わして、敵わないというのを解らせて、「マンジマルの言う通りだ。退け」と、〈威嚇〉をします。

ＧＭ：ああ、なるほどね。どうぞ。

ディアン：（コロコロ）ポシビリティ使います。（コロコロ）〈威嚇〉１８。

ＧＭ：向こうは今、技能なしなので、全然余裕です。武器を取り落としこそしませんが、そのまま逃げるように、流れが変わって、散っていこうとします。

強力：じゃあ、自分がカチ込んだ恐竜も、指揮系統が吹っ飛んだので、いなくなる。

ＧＭ：向こうはですね、あなたのことをじーっと見て、こう、『覚えたぞ』という顔をして。

ディアン：えっ、恐竜が？

ＧＭ：はい。あなたの匂いをクンクンクンって嗅いで、『仕切り直しだ』と言わんばかりに。

強力：帰っていく感じ。

ＧＭ：明らかに、知性ある獣のような感じですよ。

ディアン：どうしてだろう。

強力：・・・いや、別に気にしないかな。ただ、覚えてはおくよ。

ＧＭ：ここで“警戒”カード持ってる人はいないよね。

一同：ないです。

ＧＭ：そうすると、うん、なんか戦闘早く終わっちゃったんで、出られなかったＮＰＣがやって来ます。

 
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