Eternal Smile > Be Alive 『Be Alive』第一幕
マンジマル:族か! GM:特攻服に身を包んでいて、愛羅武勇とか、仏恥義理(ぶっちぎり)とかの文字が書いてある(笑)。呆気にとられている皆さんに、「わたしは、ミサキ族のユキという!」 裕人:ユキさん。 GM:元、ニッポンテックの財閥の娘さんだったんですけど、色々あって(*11)、原始人をやっています。 強力:今日は、だいぶ振れ幅が激しいTORGだな。とりあえず、状況を整理するために、声を掛けよう。「強力だ。角力取りをやっている」列車の上を見て、「お前は?」 裕人:「えっ? 俺?」 強力:「フラッシュを焚いているのが目に入った。さすがに解るさ」 裕人:「ああ、俺は、相島裕人っていうんだけど」 GM:見ると、不可思議な気を漂わせています。 ディアン:「ユウト、か」 裕人:うっ、なんか、テレビの人に見つめられて、すごいけど、怖ぇー! ディアン:怖いかな? オレ。 裕人:偉人たちに会うと、やっぱり、気後れするっていうか。 強力:一般人メンタルがね。 GM:「おまえもストームナイト族か!」何でこんな言い方するかっていうと、彼女の社会レベルでは、村っていう概念すら無理なんです。 裕人:そうですね、確かそうでしたね。 GM:だから、ストームナイトっていう集団=「族」っていう理解をしてるのね。それはすぐ察しがつきます。あ、この人モノホンの原始人だ、って。 裕人:「ストームナイト族ね。まあ、そんなところ」 GM/ユキ:「ならいいやつだ!」 裕人:「あ、ありがとう」 GM/ユキ:「なまえはなんていうんだ?」 ディアン:今聞いたよ?(笑) マンジマル:大事なことだから2回聞いた。 GM/ユキ:「ユウトか。わかった。ユウト、おぼえた!」 ディアン:ユウトの方に馬で寄って行って、「降りられるか?」 裕人:「うん。降りられる」って言って、そのままスタッと。 ディアン:飛び降りちゃったの? 裕人:うん。飛び降りた。 強力:列車から飛び降りられるのは、一般人ではない。 ディアン:という認識をするよね。 裕人:「あ、俺、パルクールやってたから」 強力:説明しよう! パルクールとは、フランスを発祥とした、エクストリームスポーツの一種である。身体を使って、困難な地形を飛んだり跳ねたりする・・・。 ディアン:あっ、映像見たことある! あれかー。 強力:電源ありの、アサシンクリードというゲームで、主人公が壁を走ったりとか、高いところから飛び降りたりする、身体の使い方に特化した、現代版の忍術の基本。 ディアン:「パルクール、か」 裕人:「うん。パルクール」 GM:そうすると、ユキはマンジマルの方をちらっと見て。 マンジマル:その瞬間にはもういなくて、裕人の後ろにすっ、と。 裕人:じゃあ、後ろを向いた瞬間、「う、うわあああ!」 マンジマル:「拙者はマンジマル。忍者をやっておる」 強力:片眉を上げて、「へぇー・・・」 GM:見たところ、強力が知る忍者とは全く違う気を漂わせています。 強力:まず、忍者は技名を叫ばないですよね(笑)。 GM:今から私は分身しますよ、って言ってから分身したからね(笑)。 強力:「で、そこのキラキラした奴は?」 ディアン:「ストームナイト、ディアン・オブロー。エディーノスを止めるために、ここへ来た」 強力:「俺は、この辺に、出稽古に行けと、親方から言われて来た」 ディアン:「デゲイコ・・・オヤカタ・・・」 強力:さらっと、「修行だ」 マンジマル:まじまじと見て、「おお、スモウレスラーか」 強力:「違う。角力取りだ」 一同:おおー。 GM:マンジマルはすぐ解りますよ。あれは、本物の気を使える、角力取りだ。尋常な腕前ではない。 強力:こちらの娘にも訊こう。 GM/ユキ:「ん! なんだ!」 強力:若干、気圧されながらも、「お前か、俺を呼んだのは」 GM/ユキ:「・・・そうだ!」 強力:「今、話を合わせたか? そんなことはないか?」 GM/ユキ:「あわせる、ってなんだ?」(笑) マンジマル:天然だ! ディアン:「ユキは、ここに、ストロングやマンジマルがいることを、知っていたのか?」 GM/ユキ:「強いやつをよんだ! きた!」 裕人:か、可愛い。 マンジマル:出前か。 GM/ユキ:「たのむ! ストームナイト族のなかまたち! 大きな戦いがせまっている!」 マンジマル:「ほう」 GM:誰かに言われたことを思い出す感じで、「せかいのめいうんがかかっている!」(棒読み)「ん、そうだな! むずかしい話はあやめにたのもう!」 強力:「あやめ?」 マンジマル:「あやめとは何だ?」 GM:「わたしの家族だ!」にぱっ! って笑います。 裕人:か、可愛い。 GM/ユキ:「きてくれ! おれいもしたい。ごちそうする!」 裕人:「ごちそう? う、うーん」(苦笑い) GM/ユキ:「ちょうど、たべものが狩れた! 早くたべないとわるくなる!」 マンジマル:狩った、と言ったな。 GM:具体的には恐竜のことなんだけどね(笑)。 強力:「少し待ってろ。着るものを取ってくる」と言って、着流しと、草履と、番傘を持って。 裕人、ディアン:かっこいいー! GM:いいなー。いいなー。死せるものだけどいいなー。それはかっこいいなー。 強力:黒の番傘に、赤で、「力」って書いてある。 ディアン:強力の「力」ですね。 GM:ユキは、みんなを見て、「おおー、みんな、きれいだ! すごい、すごい、すごい!」彼女はケタ・カルズの信徒なので、生きてることは全部素晴らしいと思っていて、とにかく目新しいものはみんな、目をキラキラさせて見ているので。 ディアン:「ユウト。後ろに乗れ」 裕人:じゃあ、普通に、後ろに乗ります。 ディアン:「馬は、初めてか?」 裕人:「いや、何回か乗ってる感じ」 ディアン:「そうか。掴まって」と言って、ユウトに触らせて・・・。 裕人:触りません。「あ、そういうのは苦手なんッスよ」 GM:〈意志力〉。 裕人:くそっ!(笑) GM:察しがいいのはさすがと思ったけど。 強力:※ヴァンパイアです。 裕人:だって、乗らなきゃいけなかったような気がするんだもん!(コロコロ)1っ?! ディアン:うわーっ! GM:この場合の1って何だろう。リンクは切れない。今のは衝動をこらえるためだから、“やり直し”カードがあればやり直せます。 裕人:“やり直し”します!(コロコロ)5。ポシビリティを使います。 GM:どうぞ。今、一瞬ね、うわー、綺麗な人だー。綺麗な人だー。うわー。ってなった。 裕人:美味しそう・・・(笑)。(コロコロ)4。低いなー。 GM:ポシビリティを使った場合には、出目10扱いです。15ですね。 裕人:+2、13です。 ディアン:“援助”。オレは完全にユウトの保護者モードにスイッチが入ってるので、「どうした?」と、心底気遣う声で、我に返らせようとする。 GM:これでセーフ。声掛けられなかったらヤバかった。 裕人:「あ! はい。え、いやー、な、なんでもない、ですよ?」 ディアン:「夜風に吹かれて、身体が冷えたか?」 裕人:「そ、そんな感じ」 GM:ただ、一瞬背後から、ゾワッと嫌な気配がしたのは確かです。 ディアン:きっと、オレたちを、闇の者が見張っているに違いない。 GM:いいですね、いい勘違いをしましたね。 裕人:見られないように、冷や汗を拭いて、「じゃ、行こっか」 GM:ではここで、第一幕終了になります。ポシビリティを1点ずつ差し上げます。 "Eternal Smile" Since 2002.02.02 E-mail:charmy_s@mac.com |