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TORGリプレイ

『地球の長い午後』

 

第二幕


シーン2 Hard Wired
 

GM:では、これから何ができるかに関して、選択肢を提示いたします。
 

ゲームマスターは、1枚の紙を取り出し、碁盤の目のような格子模様を書く。
 

GM:まずですね、9×9のマス目、これが世界中に広がっている、ゴッドネットのグリッドです。これが、世界地図にオーバーラップしていると思ってください。線の交差する地点は、大都市とか、ネットワークのハブになる場所です。要は、その地点に、ネットエンティティの出現ポイントや、ゴッドネットを形作る、何かがあるようです。

マッコイ:スティリーの代わりになるような物が、か。

GM:はい、そうです。パリにいるハチ・メイラ=2の指示で、全世界のハッカーやらストームナイトやらが調査した結果、恐らくこんな風になっているのが判ります。1−1、角のところに、十字架がぶち立っています。そして、あなた方と一緒にいるメイラは、この図を見ながら、「何だろう、見覚えがある」とうめいています。

リン:・・・・・。

GM:現時点で、落下から、約2時間が経過しています。今グリッドを通る場合は、とりあえずここを通ってこっちに、という風に、ルートが決まっているようです。多分時間が経つと、こっちもこっちも、という風に、分岐していくでしょう。神経のネットワークが、伸びていくような感じですね。あなた方は、これから各地を巡って、鍵となる何かを探して、壊したり、ルートを変えたりすることも可能です。要は陣取りゲームですね。それが1つ目。

ディ:(頷く)

GM:2つ目。ジャン・マルローの目的や現在地について、知っていそうな人を探したり、自分で調べたりすることができます。3つ目。世界各地のストームナイトと連絡を取って、情報を仕入れたり、彼らに指示を出して、どこに行ってくれと言ったりすることができます。あとは、その他。自由行動です。「こんなことしたいんだけど」と提案してくれると、それに合わせて、こちらが判定の目標値を決めます。全員行動するごとに、1ラウンド扱いにします。ラウンドが進行すると、イベントが発生します。また、特定の場所に移動すると、イベントが発生することもあります。勿論どこに行ったおかげで、誰に会う、っていうのもありますよ。

大悟:うーむ。

GM:移動方法は2パターンあります。現実世界を、物理的に移動する方法。ゴッドネットに侵入して、ネット内を移動する方法。ネット内を動く方がやっぱり速いです。

ディ:ただ、今の4人では、ネット内を移動する方法を取れる人が誰もいない。

マッコイ:うん。

GM:そうですね。あるいはここで、ゴッドネット侵入者みたいなハッカーを雇って、動いてもらうことも可能でしょう。因みに、各地のストームナイトというのは、例えば、アイルの騎士たちとか、ニッポンのサラリーマンたち、という風な、個人名のない集団です。特定の個人に指示を出したかったら、基本的には“知人”カードを使ってください。自分の持ちキャラとかがいたら、多少は出していいですよ。

ディ:不明なのは、テックサージを維持するためのポシビリティ源、でしたよね。膨大なポシビリティを秘めているもの、ということで、マルローが「他のハイロードのダークネスデバイス」を奪った、ってことはないかな。それとも、デバイスはハイロードと結合してるから、無理なのかな。

GM:切り離しちゃえばできますよ。

大悟:基本的に、連中は、他のハイロードの足を引っ張ったりはしない。どっちかと言うと、コアアースから直接引き出してる気がせんこともなし。

ディ:地球のポシビリティを、何らかの手段で引き出している?

大悟:そう。‘天空’自体をスティリーとして使用して、接続部に自分自身を置くことによって、コアアースから直接。テックサージが起こってるってことは、要するに、コアアースのリアリティと、サイバー教皇領のリアリティがガチあってる状況だから・・・。

ディ:あ、そうか。リアリティ・ストームが発生して、ポシビリティエネルギーが無駄に消費されてもおかしくないんだ。

大悟:そこで発生したポシビリティを使ってるんじゃないかな、と思っている。

ディ:だとすると、ポシビリティの吸収装置を見つければいいのか。

大悟:ということになりますね。‘天空’が一番怪しいのよ。個人的には。

マッコイ:まぁ、文句なしに怪しいデバイスだからな。

GM:考え方としては大体合ってます。では皆さん、このラウンドに、何をするか決めてください。

マッコイ:一番はまず、マルローの目的だわな。

大悟:今現在で、ポシビリティ源を探っても意味がない。連中の最終的な目的は「TORGになること」だって判ってるけども、問題は、そこへ至るための手段だから。

マッコイ:よし、「マルローの目的を探る」で。

GM:はい、了解です。

ディ:あと、メイラの正体も気になる。

大悟:いや、ハチ・メイラ=2じゃなくて、ハチ・メイラ=3なんじゃないの?

ディ:まぁ、一番それがあり得るんですが。

リン:うん、知り合いみたいだし、キャラクター的にも気になると思うんで。

GM:ではリンは、「メイラに関して調べる」ってことで。

大悟:それは、そっちに任す。

ディ:うーん・・・テックサージのポシビリティ源の話、大悟が言ったように、地球なのかな、という気もするんだけど、他のハイロードが静観しているとも思えないので、「各地のストームナイトから情報を入手する」で。具体的には、リビングランドのユキとあやめ(*12)に連絡が取りたい。

GM:了解です。大丈夫。今あそこ、無線通じるから。

ディ:そうか! テックサージが起きたから。

GM:あやめさんが、「あー、手が動くわ。すげぇ楽ー」ってやってますよ(笑)。

マッコイ:それは誰かの持ちキャラ?

GM:以前のセッションで出てきた、ジャパニーズヤクザカンパニーのお嬢様が、リビングランドにやって来て、ジャングルの中で・・・。

マッコイ:ああー! 原始人に目覚めた。思い出した。

GM:「あたしはこの、群れの長だー!」「姫は、日本では、暴走族で少々やんちゃをしておりました」そうか。変わってねぇな。

大悟:やってることは一緒だからね。

GM:乗ってるのが、バイクから恐竜に変わっただけですね。大悟はどうしますか?

大悟:そしたら、グリッドをバイクで走り回って移動して、向こうから手を出してくるのを待つ、ってどう?

マッコイ:問題は、グリッドに入る手段。

GM:あ、大丈夫です。グリッドは、現実世界とリンクしているので、現実世界、例えば、ロンドンに行ったら、ロンドングリッドにいることになります。

マッコイ:あれ、ゴッドネットにジャックインするとか、そういうスキルは要らないの?

GM:ジャックインすれば、グリッドを通って、高速移動が可能になります。ただし現在、ゴッドネットと現実世界は、同じレイヤーで重なっているので、物理的に世界を移動すれば、ゴッドネットを移動したのと同じ扱いになります。時間はかかりますが。

マッコイ:おおー。

GM:逆もまた然り。だからもうすぐ、ゴッドネットに対しても、物理的に、アクションができるようになります。

 
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