Eternal Smile > The King of Celestial
 

TORGリプレイ

『星辰の王』

 

第一幕

 
シーン1 Agent of Fate(その3)
 

フレディ:「とりあえず君たちは、本事件に関しては、暫定的に、このエージェンシーの人間として処理するぞ」

球太郎: 「お、おう!」

フレディ:「しかし」と言って、バトラーに、「あなたの主人は、随分と動くな。ハルツーム、メンフィス、イスラエル、スーダン。一体何処へ行く気だ?」

バトラー:「奔放な方なのでね。坊ちゃまは」

海優:どっかで聞いた話(*6)やな。

バトラー:「それはさておき、彼女たちだけで行かせてよかったのか? 万一の時、身を守れるのか?」

フレディ:「海優くんのことか。あれはあれで使えるよ」

海優:アレ扱いや、ウチ。

フレディ:肩をすくめて、「アタシはあの子と、正面から喧嘩は、したくないねぇ」と言って、ニヤッと笑おう。

バトラー:ふむ。では我々は大学の方を当たってみるか。

フレディ:いや、まだ大学には繋がりがない。少なくとも、研究者の同僚とかの名前が判らない限りは、行っても無駄だろう。

バトラー:でも、家族から依頼を受けているわけだし、噂の真相エージェンシーは、それなりのものだから、名前を出せば、事情を聞くことぐらいはできるでしょ?

フレディ:なるほど。では、球太郎、バトラー、フレディの3名が、いったんチームを組んで、カイロ大学へ向かいます。ニーナと海優が、ニーナの家の方に向かってます。

GM:マキシムとソニックは?

ソニック:今のところ宙に浮いてますけれども、出てこいと言われれば出てきますし。

フレディ:既に知り合いだから、直接呼んじゃうのが一番早いね。電話を掛けます。「アロー、アロー。そこにさ、でっかいのいるだろ? 蛮人なまりの、日本っぽい原始人」

マキシム:蛮人じゃねぇー!

フレディ:「アロー、アロー、マキシム? こちら、噂の真相エージェンシー。調子はどうだい?」

GM:電話に出る時、リンク切れチェックしてね。

マキシム:(コロコロ・・・1)!

海優:うわー、マジでリンク切った!(笑)

フレディ:・・・返事がない。じゃあ今度は無線で、「CQ、CQ、ソニック?」

ソニック:『何だ、ヒーローをお呼びかい?』

フレディ:「ちょっと野暮用でね。知り合いのバーバリアンがリンク切れで困ってるんだ」(笑)

ソニック:『解った。迎えに行ってくればいいんだな』

フレディ:「で、うちの海優くんは知ってるか? 彼女は今どこそこにいるから、合流してくれ」

ソニック:『ん、了解』

フレディ:そこで、ぼそっと言うね。「父親が失踪して、少女が困ってるんだ」

ソニック:『(瞳を輝かせ)事件だな。気をつけな! きっと、ナイル帝国が動いてるぜ!』
 

フレディ:無線を切って、「やれやれ。全部のナイル人が、ああだったら楽なんだがねぇ」

 
NEXT → 大学にて、バトラーは思いがけない人物と出会う……
 


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