Eternal Smile > The King of Celestial TORGリプレイ 『星辰の王』 第二幕 ソニック:すごいな。人権を無視しているという一点を除けば。 海優:何でそんなに目くじら立てるんや? 人体実験はしない、動物で実験するって言うとるやん。 バトラー:私もその意見に賛成だ。やっぱり、知性のある男というものはね、風格が違う。 ソニック:いやいやいや、待て待て待て。あなたはオーロシュ出身。特に見た目で判断してはいけない世界(*12)じゃないですか!(笑) GM:因みに、最前席では、宮廷建築士ムアブと、先ほど基調講演をした、魔法数学学会のラマ・テトが、「素晴らしい!」とか言いながら、食い入るように見ている。 フレディ:要は、ナイル帝国における、〈エンジニアリング魔法〉と、〈数学魔法〉の権威の2人。 GM:で、何だかんだで、時間が押しているんだけど、2時間半ぐらいやって、ようやく終わったら、拍手とかがわいて。 海優:スタンディング・オベーションや。 GM:で、さらに質疑応答の時間が30分くらいあります。 ソニック:ここは訊かなきゃ! 手ぇ挙げる! 質問! 球太郎:お! GM:ロケットレンジャースーツは着たまんまかな? ソニック:勿論着ていませんよ。僕【チェンジ】持ちだから。見た目一般の学生みたいな感じで。 GM/アメイニ:「何でしょうか?」 ソニック:「随分具体的な数値が並んでおられましたが、それは、動物実験もまだしていない段階で、出てくる数値なのでしょうか?」 GM/アメイニ:「様々な研究員たちが、日夜尽力してくれたからです」 球太郎:どういう意味かなぁー。 ソニック:「なるほどなるほど。それにしても、実験でしか出てこない数値や、具体的な結果が載っているというのは、おかしくはありませんか?」 GM/アメイニ:「実験しなければ出てこないわけではなくて、緻密な計算をすれば一応出るんです。まぁ、私もここまでの結果が出るとは思っていなかったんですけど、それはここの研究員に非常に優秀な方が多くて、私としても嬉しい限りです」 フレディ:じゃあ、「そこまでにしとけ」と目で言って、トントンと(肩を叩く)。 ソニック:あ、今ものすごい勢いでアクセル踏み込むトコだったのに!(笑) GM:因みに、アメイニの〈説得〉達成値は20なので、みんなは「確かに、人体実験は良くないよなー」「動物実験の結果が楽しみだなー」という空気になってる。 マキシム:動物だって、ダメだろ。 ソニック:あとは、誰もツッコまないけど、動物、数学わかんねぇから(笑)。 フレディ:いや、イルカなら。アレ、人間より頭がいい。 球太郎:可哀想だろ、イルカがよー。 バトラー:いや、そもそも人間とは、白い肌の者だけだ! とかって話をし始めるぞ(笑)。 フレディ:とりあえず、収拾つかなくなる前に、場所を移そう。 GM:では、講堂を出る前に《知覚》ロール。 バトラー:達成値11。 ソニック:13。 海優:12。 フレディ:13。 GM:10超えた人。えーとね、聞こえてきた噂があって、「アメイニくんは、明日から1週間ほど休暇らしいよ」「なら、発表が終わった辺りで質問に行った方がいいかな」「そうだな、明日の閉会を待ってからでは遅いよ」と。 バトラー:なるほど。では噂をしている紳士たちに、それとなく近づいて、「ほう。どこにバカンスなのですかな?」 GM/研究員:「なんでも、発表も終わったんで、田舎の方に羽根を伸ばしにいくみたいです」 バトラー:「いやいや、優雅なことですな。成功なさっている方は違う。行き先は、どこになるんでしょうな?」 GM/研究員:「いや、彼の郷里は私も知らないんでね」「まぁ、これだけの発表をしたんだ。1週間や1ヶ月休暇を取ったところで、誰も文句は言うまいよ」 バトラー:・・・これはもう、バカンスに行った先で、何か、実験するとみて間違いないな。 "Eternal Smile" Since 2002.02.02 E-mail:charmy_s@mac.com |