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TORGリプレイ

『星辰の王』

 

第三幕

 
シーン5 Tombstone(その3)
(ラウンド進行=戦闘シーン  1/2/3/4/5/6

 
3ラウンド目

GM:次のラウンド。たー! 敵高揚。

海優:“イニシアティブ掌握”使うぞ! それはちょっと待ったや!

GM:(引き直して)お、敵先攻だけどヒーロー疾風。2回行動。

一同:おぉっ!

ソニック:よし! 運が向いてきた!

GM:敵いきまーす。マミー10体はオイルに濡れたことに気づいていませんので、何事もなかったように殴ってきます。

球太郎:あ、油くせぇっ!

GM:(コロコロ)外しました。(コロコロ)うーん、ダメだな、この出目じゃ。(コロコロ)全員外した! 出目オール1桁って何?

フレディ:ニヤリと笑って、「ご自慢の大理石がピカピカすぎて、随分滑るようだね?」

球太郎:マスターのダイスもつるつる滑ってるんだ。

GM:バステトは、球太郎にスカラベを投げる。

球太郎:グローブで受ける!

GM:いや、取ったらそこで発動だから。

フレディ:要は、魔法の入った手榴弾みたいなモンなんですよ、それ。

球太郎:なるほど。じゃあバットで打ち返す!

フレディ:ちょっと待って。そんなルールあるの?(笑)

GM:解った。じゃあ、こっちの〈投擲武器〉に対して、きみの〈白兵戦〉ロールで、プレイヤーズコールが出たら打ち返せる。

海優:17差以上か。

球太郎:プレイヤーズコールできなかったら、バットには当たったけど、そこで発動した、と。

GM:そうそうそう。

球太郎:うわ、リスク高ぇー! でも、やってみます。

GM:こっちの達成値は13。

球太郎:(コロコロ)ポシビリティを使います。(コロコロ)21だから、8+19で、達成値27。

海優:30になれば、プレイヤーズコールや。“アドレナリン”交換しよう。

GM:いや、交換する場札がないから。

海優:あ、そっか。

球太郎:じゃあ、ここは、ボケとくところか。打ったー! カキーン! ピカーン(笑)。あれ?

GM:【スロウ】の魔法で、《敏捷度》が3下がる。

フレディ:しょうがない。これね、ほぼ成功不可能だったので。

ソニック:敢えて立ち向かったキミの勇気に乾杯、だから(笑)。

球太郎:い、いいさ。ボールを恐れてちゃ、野球選手はやってられねぇからな! ぜぇはぁ。

GM:ホルスは、4戦闘ラウンドの儀式継続中。アメイニは、マキシムに向かって、【デス・シャウト】。

フレディ:げ!

GM:とりゃ!(コロコロ)ポシビリティ使いまーす。

マキシム:打ち消します。

球太郎:数学魔法使い軍団が使おうとしたヤツか。

GM:達成値29。+5で34ダメージ。

マキシム:34?!

GM:〈回避〉振って、29を上回ったら、避けられる。食らったら34ダメージだ。

マキシム:“敵方失敗”を使います。「当たんねぇぜ!」

球太郎:きっついなー、【デス・シャウト】。

GM:並みいる呪文の中でも、かなりの破壊力だよ。

マキシム:もう、やべぇ。

ソニック:代わりに、泣き・シャウトが入りましたよ(笑)。

GM:最後、アヌビスは球太郎に向かって、大剣で攻撃。しかし命中は低いのだ。(コロコロ)達成値8。

球太郎:バットで難なく弾き返す!「遅いんじゃ、コラ!」

GM:ヒーロー側。疾風1巡目。

ソニック:先に俺が動いて、マミーを片付けます。火を点けるのも、さっきと同じ処理でいいんですよね。

GM:はい。〈間合い〉で。

フレディ:頑張って。

ソニック:任して。(コロコロ)10、振り足し。(コロコロ)27。達成値25!

GM:(計算して)えーと、10体全滅。

マキシム:おおっ!

バトラー:ナイスだ。

球太郎:さすがヒーローだぜ!

ソニック:飛ぶだけがロケットの使い方じゃないのさ!

GM:こいつらの、対火用の《耐久力》は8で、3上がって11だから、頑張ったんだぞ。

フレディ:うん、解るよ。これで前は空いた。

海優:疾風1巡目に狙いをつけて、2巡目で撃つ、は可能ですか?

GM:可能です。

海優:じゃあ、アヌビスに狙いをつける。こいつをすっ飛ばして、球太郎にはアメイニの方に行ってもらおうと思うんや。

GM:はい、狙いをつけた。次。

フレディ:まずワールウィンドを動かします。対象はホルス。(コロコロ)ポシビリティを使います。

GM:打ち消します。

フレディ:“やり直し”カードを使います。(コロコロ)よし、20!

GM:それは、阻害できんな。

フレディ:(コロコロ)22なので、+8。〈移送魔法〉命中判定が、21。ダメージは27です。

GM:当たりましたが、まだ大丈夫。

バトラー:マミーはあと何体います?

GM:きみたち4人の前に2体ずつと、アメイニの前に2体。

バトラー:そしたら〈トリック〉で、「御免」と言って帽子を取ると、もういない。その隙に突破する。

海優:あ、あれ?

バトラー:カメラを隠すと、もういない、っていう。

フレディ:げげーっ、カメラワークを支配した!(笑)

バトラー:(コロコロ)2体に、達成値17で。

GM:萎縮どまりなんで、まだ突破はできない。ただ、2巡目の行動にはボーナスがつく。

フレディ:ホルスを撃ちます。(コロコロ)達成値14。

GM:当たんない。全員終わった?

マキシム:俺まだ行動してない。

GM:えーと、きみの前には、アヌビスと、バステト、ホルスがいる。

マキシム:じゃあ複数回行動で、〈間合い〉でまずアヌビスを突破して、ホルスを攻撃。(コロコロ)失敗だな。

GM:はい、疾風2巡目。

球太郎:バットをぎりりと握りしめて待機。「姐さんのスティールを待つんや!」

海優:盗塁かい。

マキシム:もう一度〈間合い〉。(コロコロ)達成値13。

GM:アヌビスをかわして、ホルスに近寄るんだっけ。じゃあそれは近寄れた。

ソニック:ウォーキング・ゴッドの弱点を知ってたりするかどうかは判定要りますよね?

GM:《知力》判定。

ソニック:(コロコロ)ポシビリティを使います。(コロコロ)達成値18。

GM:あれは、アヌビスと、バステトと、ホルスの、ウォーキング・ゴッドである。アヌビスは大剣を持っていて・・・。

ソニック:知っていることは教えなくていいよー(笑)。

GM:バステトは、スカラベを投げて魔法を使う。ホルスは、身体能力は割と高めで、奇跡を使う。因みにホルスはね、両手にバトンみたいなロッドを持ってる。これで殴ってもいい。

ソニック:弱点は思いつかなかったらしい。

GM:あと、もう1個いいこと教えてあげる。ウォーキング・ゴッドね、全員ポシビリティ能力者だから。

ソニック:わー、嬉しーい。知ってるよ!(笑)

海優:せっかく狙いをつけたので、急所攻撃。(コロコロ)よし、20!(コロコロ)26。ポシビリティを使います。

GM:えーと、頑張って消します。

海優:誰か、振り足しカード交換でけへんかな。

バトラー:いいよ。「あそこを狙うんだ! あの隙間を!」

海優:“ヒーロー”で振り足ししたいんですが、消します?

GM:それも打ち消す。

海優:これで打ち止めで、達成値17。ダメージは31。少しは効いてくれ。

GM:勿論当たります。アヌビスは1ポシ使ってダメージを消す。

フレディ:アタシたちの前に、まだマミーいるんだっけ。

ソニック:いる。だから、さっきと同じコンビネーションを。

フレディ:オッケー。ワールウィンドをソニックに合わせます。

GM:どっちか高い方の達成値を教えて。

ソニック:(コロコロ)しょぼしょぼ。

フレディ:(コロコロ)17。

GM:10体全部にオイルが掛かった。

フレディ:じゃあ、自分の行動で〈トリック〉を使います。タバコをふぅーとやってから、「あんたらには、こいつがお似合いさ」向こう側にぴんと弾いた後で、ライターを持って、マミーに火を点けてまわる。「やれやれ、おねしょしそうだよ」(コロコロ)達成値16です。

ソニック:“援助”で、+3。ちょっと動いて気を引く。

GM:それだと、逆転負け食らって、目の前の2体が炎上した。逆転負けなんで、ダメージ関係なく、この2体はダウン。

球太郎:おぉー。

ソニック:「とりあえずもう、おねしょする年齢じゃねぇだろう」

バトラー:そしたらこっちは、傘をばっと広げて、目の前のマミーを、火が点いている方に、どんと押す〈トリック〉。(コロコロ)“ヒーロー”使っとく。(コロコロ)達成値20。

GM:それできみの目の前の2体も消えた。

バトラー:よし。

球太郎:じゃあ、待機してた球太郎は、「姐さん、ナイススティール!」って言いながら、打ちにかかります。〈白兵戦〉、おりゃー!(コロコロ)ああー、ダメだ。達成値14。

GM:当たった。

球太郎:ホントですか? ダメージは11点。

GM:ぼいーん。

球太郎:畜生、はね返りやがった!

 
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