Eternal Smile > The King of Celestial
 

第三幕

 
シーン５　Tombstone（その５）
（ラウンド進行＝戦闘シーン  1/2/3/4/5/6）

 
６ラウンド目

ＧＭ：どーん！　敵先攻、ヒーロー混乱。

海優：うわ、最悪！

ソニック：げ！

フレディ：カードが使えない？

バトラー：まあ、耐えるしかない。

球太郎：積極防御して？

マキシム：そうそうそう。

ＧＭ：まずバステトが、マキシム、きみに、襲い掛かります。（コロコロ）達成値１６。

マキシム：積極防御。（コロコロ）＋１で、達成値１６。

ソニック：同値だと当たりだ。何か１でも上がるものを・・・。

海優：無理無理。今、混乱でカード使えへんから。

ＧＭ：１７ダメージ。

マキシム：Ｋ１ショック。ポシで消しとく。

ＧＭ：ホルスは儀式２ラウンド目。「よっ！　はっ！　ほっ！」（笑）

フレディ：あいつ超ムカツク！

ＧＭ：アヌビス。食らえ球太郎！　この渾身の一撃！

球太郎：積極防御だぜ。

ＧＭ：（コロコロ）いや、大丈夫。こっちの出目は２だったから。で、えーと、アメイニだが、これは半分死亡宣告に近いな。

フレディ：ふっふっふ。来な。坊主！

ＧＭ：消してやろう！　はっはっはっは！（コロコロ）２０。

一同：うわーっ！（悲鳴）

ＧＭ：（コロコロ）２０。

一同：げぇーっ！

ＧＭ：（コロコロ）３。

ソニック：４３、＋１２です。

フレディ：ダイスは振ります。（コロコロ）２０！（コロコロ）２４。ポシビリティを使います。

ＧＭ：はい。

フレディ：（コロコロ）えーと、〈回避〉２１まで上がりました。

ＧＭ：避けられないね。ゴメン、５０ダメージ！

フレディ：じゃあ、「球太郎、あとはお前がやんな」と言って、消滅します。

ＧＭ：実際、血の煙と化して、塵ひとつ遺しません。

球太郎：「しょ、所長ーーーーーーーーーっ！！」（号泣）

バトラー：「フレディーーーーーーーーーっ！！」（絶叫）
 

　それから先のことは、正直言ってよく覚えてない。
　球太郎が、ボロ泣きしながら、マキシムはんと一緒に「合体エックス斬り！」とか
　アメイニにかますのを見たよーな気もするけど。

　いつの間にか、ウチたちはピラミッドを脱出してた。

　親父はんが無事生きて帰って、ニーナはんは、めちゃめちゃ喜んだ。
　けど、ニーナはんから「フレデリカさんは？」って訊かれた時は辛かった。
　助手気取りで偉そうな顔してたくせに、結局ウチ、
　何も姐さんの役に立てんかったな・・・。

　せやからウチは、姐さんが請けた「最後の仕事」を引き継いだ。
　そう、球太郎の「エージェント＝代理人」や。
　と言っても、ポシビリティ戦争真っただ中のこのご時世。
　マトモに野球できる国なんて（ニッポン以外）ない。
　ただ試合するだけならともかく、野球でおまんま食ってくなんて、到底無理な話。
　今ウチは、球太郎に現実を悟らせるために、
　世界中を旅して、カネ稼ぎと人助けをしてまわってる。
　・・・うん、いかにもストームナイトって感じやろ？

　---神野海優記す
 

 
　限りなく今に近い未来………
　今夜、あるいは明朝、さもなければ来週……ほんの少しだけ未来の物語
 

　TORG Replay『星辰の王』 Fin.

---Thanx a lot for your reading! I hope you enjoyed this.
 

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